もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

街の縁取り67~移動手段あるいは立山連峰はそこに在るだけ

2007-01-20 17:33:23 | 街の縁取り
 東京に3泊4日滞在して、きょう土曜日14:50の羽田発で富山へ移動。
 JR京浜東北線快速、東京モノレール快速の乗り合わせで、家から搭乗口まで丁度1時間で到着。飛行時間は50分。家からホテルまで3時間。
 東京の移動660円、東京―富山特割1で1万4000円、富山空港―高岡がバスで1100円の計1万5760円。
 つい3日前、富山駅前からだったが、高速バスで東京に戻った際、所要時間6時間(家までだと6時間半)、料金7340円だった。
 時間と料金がきれいに反比例している。

 高速バスでの移動の方にむしろ旅情感じる自分だが、飛行機の場合、この程度の飛行距離だと早割りネット割引で1万円を切るケースもあり、競争力は、飛行機の方が優位なのかも知れない。飛行機の場合は、空港を楽しめればさらにいい。
 蛇足だが、2月に新潟から神戸に移動するのだが、早割りとチケットレス割引を併用すると新潟―神戸間が何と9800円。新潟空港までのアクセスに難があるものの、これは安い。移動時間と併せて高速バスで大阪に行くより断然いい。しかし、3月には新潟―神戸便は廃止になる。利用率が上がらず。需要がなかったということだろう。蛇足を重ねると、本当は伊丹行きでいいのを廃止と聞いて神戸行きにした。新潟空港を使うのも初めてだが、神戸行きのルートで眼下に流れる光景が今から楽しみ。

 蛇足が長くなったが、列車も含め、それぞれの特性を享受出来ることに越したことはない。どうせ、移動しなきゃならないんだから。
 これも蛇足になってしまうが、JRの場合、列車での移動に関わるすべての費用、ホテルやレンタカーもビューカードで支払うと、ポイントがかなり溜まる。今の自分の利用実績だと、ビュー商品券換算で毎月平均して2千円分は溜まっている。
 今回東京に戻った際、このポイントを商品券ではなく、SUICAにチャージした。東京では、3月中旬から、地下鉄もSUICAが使えるようになる。
 広い東京は、JR、地下鉄、私鉄を使っての移動時間が1時間かかることはザラ。都心だけを動いていても、料金も往復で500円以上なることもしばしばある。ここにカードで溜まったポイントが使えれば都合がいい。
 高速バス好きを再自覚する自分だが、列車はこういう利得がある。

 さて、話はねじれにねじれて飛行機に戻る。
 写真は、富山空港着陸前の窓から見た立山連峰。暖冬の象徴のような快晴下で飛行機が空港に向けて着陸態勢に入ってからが絶景ポイント。
 本ブログでも、一度JR駅のプラットフォームから眺めた立山連邦の写真を使ったことがあるが上空からは別格。海から程近い距離で3000㍍級の連邦が屹立しているのが見て取れる。
 空路による贈り物。これも楽しみ。
 
 選り好みをしない故の楽しさがある。



 
 



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