もう1つの感性の本棚

書くことを仕事にしている者として、日常をどのような感性で掬い取るか。

街の縁取り49~何気ない煌き

2006-12-06 20:52:59 | 街の縁取り
 きょうは、燕三条界隈を集中的に回る。午前中にレンタカーを借り出し、新潟市に戻ってきたのは18時半。
 この動線におけるキーワードは、国道8号線。
 新潟市から白根、燕三条、長岡へと延びる8号線の沿道には、大きな地場産業である金属関連企業が立ち並んでいる。県内生産額を多くを、空間という切り口で捉えると、この沿道が占めているだろう。

 もう何度か、行ったり来たりしていて、ランチを食べるところや古本屋などチェックしている。

 写真は、レンタカーを返すために燕三条の駅に向かう途中に遭遇した光景。雨が上がり、少し雲が切れた黄昏時、煙突のある工場とその周囲の光が微妙なバランスで散らばって輝いていた。
 これもすでに冬故に澄んだ空気の効果だろうか。何気ない光景ではあるが、印象に強く残った。

 余談だが、弥彦って燕三条の駅から意外に近いんだね。夕刻にレンタカーを返すまでの時間が空いたので、10数キロ走って弥彦温泉に入って来た。そのおかげだろうか、長いと言えば長かった一日の疲れがない。
 新潟の動線では、立ち寄り湯をどこに見つけるか、結構重要。リフレッシュ出来る。車だと呑めないが。

 余談の続きとして、弥彦山って低いけど、側まで行くとちょっと幽玄さが漂う。弥彦神社があって霊験の地ではあるのは間違いないが、山の感じが少しぞくっとした。














  


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