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上の裏、裏の上落とし穴

2019年05月07日 05時27分29秒 | カワサキ
燃料タンクのサビ取り後のコーティングの話です。

タンクコーティングの落とし穴!

当店ではタンクコーティングを15年以上やっていません!
なぜ?
それは必ず錆は湧いて出てきてコーティングが剥がれるからです!

コーティングが剥がれ燃料コックに詰まった!とか
最近パワーが無いとか、ガス満にしてから100キロ走ると調子悪くなる!
などなど

そして
今日紹介するタンクコーティングトラブルは
再錆発生による
タンクコーティングが剥がれ調子悪くなったXZ10

どこの店でやったのか分からないが、
話を進めるとどうやらコーティング後
早々に調子が悪くなった様だ!


調べて見ると!

穴が無い!

エア抜きの穴が無い!

燃料タンクには構造上どうしてもエアーポケットが存在する!

そのエアーポケットに溜まるエアーを少しでもえを吐き出す穴だ!その穴がコーティング剤で
蓋されている!

その穴が塞がれているとガソリンスタンドでガスを入れる際車体を立てて入れると確実に満タンに出来ない!サイドスタンドを掛けて注入しても
プラス500cc程度だ!

しかしエア抜き穴が有れば車体を立てた状態でさらに1000〜1500ccプラスに入るんだ!

だから塞ぐと損する、落とし穴!

しかもエアーポケットが大きければ大きいほど!

錆率も上がるって訳だ!

で!穴って何処に有るのか?!

それはタンクの裏の上!上の裏!
要するに
タンクコーティングに美味し無しという事で!

今回の車両は満タンにするとしばらく調子が悪くなっていた時言う!そんな状態で乗っていたようだ!

しっかりサビ取りして穴も開通して!
次のメンテナンスに!Goooo!



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