食道がんと生きる

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食道がんと向き合う~46<術後半年に!>

2016-10-10 13:50:42 | 復職
◯ 間もなく術後半年になります。

  今思うと早かったような気がしますが、色々なことを経験しました。
  術後思い出す事や足らなかった事もあるので少し書きたいと思います。

  私が選んだ手術方法は、体の負担が少なく肺炎などの合併症の発症も少ないというので、ダ・ビンチというロボット手術を選択しました。
  あばら骨を切らず肺も潰さなくてすむということで、リンパ節も廓清出来ると言うことでした。

  術後に腸瘻もやらなくてすみました。
  腸閉塞や肺炎などの合併症の発症も今のところありません。
  通常の開腹手術の経験が無いのでよく分かりませんが、術後の痛みや苦しみは少なく良かったと思います。


◯ 手術は、麻酔のおかげで何の記憶も無く、痛みもありませんでした。
  ダ・ビンチの術後当日は、若干の痛みがありましたが、痛み止めを打って貰い休むことも出来ましたし大丈夫でした。
  翌日は余り痛みもなく、歩行訓練をやり数十メートル歩くことが出来ました。
  術後1日目なのに、自分の足じゃないみたいでしたけど。

  体には、溜まった液体を出すドレーンや点滴などが付けられており動くたのに不便を感じました。

  ICUには術後3日間お世話になり、その後一般病棟に移りましたが、術後2日目で氷片を口にすることが出来ました。
  喉の冷たさが気持ちよかったけど、溶けた水を飲み込むのが少し怖かったかな~。


◯ 日に日に、背中、胸やお腹のドレーンや点滴が外れていき体が軽くなっていきました。
  術後5日目には、水を飲むことが出来たので、その後は、ポカリスエットも飲むことができました。


◯ 術後6日目のお昼から食事が出て、ゼリー2個から始まりでした。
  最初は全部は食べれず、半分くらいを食べました。
  最初はゼリーのみでしたが、8日目のお昼から五分粥が始まり徐々に食事が通常食になっていきました。
  出る量は少ないのに全部は食べられないのです。
  この日から、傷口をビニールなどでふさいでシャワーも浴びる事が出来るようになりました。


◯ 術後16日目で退院しました。
  自宅療養です。

◯ 術後47日目で一旦復職しましたが、しかし体力が続かずまだ早かったようで1週間で再度休暇に入りました。
  焦りすぎてしまい失敗でした。

◯ 術後3ヶ月を過ぎたところで復職を果たし、現在2ヶ月半が過ぎました。
  体重は十数キロ減り、体力も落ちてしまいましたが、体力は、少しずつ戻ってきていると思います。
  体重は、まだ戻りませんが、食事を取り奮闘中であります。

◯ 首の下やお腹の手術痕は、まだ目立ちますが少しずつ薄くなってきている感じです。
  
◯ あとは術後半年目の検査がありますが時の流れに任せたいと思っております。👊