遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

裏妙義のもみじ谷は 華やかに輝く

2023年11月30日 | 山旅

 

華やかに 眩しく映る もみじ谷

 

11月28日(火)

前日泊で、朝は6時に起床するも、

 

▲ 旧国民宿舎の駐車場を、時間調整で9時半ごろに出発した。

紅葉は上から陽が降り注ぐように、正中に頂上の三方境を折り返すように。

登山者のクルマがズラリと並んでいて、皆さんとーに出発済み。

背後は、裏妙義山。

あのどこかが、丁須の頭で滑落したらアウトの箇所だ。

ボクはそんな処に行かずに、向かって左側の三方境をピークにして、もみじ谷⇒三方境⇒女道を周回する。

 

▲ まもなく馬頭観音が左手にお出まし。

今日はよろしくね!

 

▲ 右手の斜面が色づいてきた。

 

 

▲ 紅葉が続く。

 

 

▲ 前方の山道も明るく。

 

 

▲ もうここらへんで、もみじ谷に入ったと言えるかな。

 

 

▲ まかっかでして

見上げていると、空の青さとあいまって、クラクラしてくる(笑)。

こんなのでクラクラするのは早いとあとで知ったが。

 

 

 

▲ 左手は、谷側になっていて、ここも紅葉が。

ここ両日の寒波で一気に緑葉が赤になったのだろう。

 

 

▲ 青い葉はまったく無い。

 

 

▲ 黄葉も見えるが、紅葉が中心だ。

 

 

▲ クラクラ日記が続く。

日差しのシャワーもいい塩梅だよ。

 

 

▲ ワオー・・

自律神経が遠のく。

 

いわゆるもみじ谷に入ったようだ。

 

▲ 皆さんが夢中で、シャッターを切っている。

 

 

▲ ボクも、知らないオジサンから紅葉と自分の写真を撮ってくれと頼まれて、10枚以上撮ってあげた。

このオジサン、ヤマケイレポに載せるのだと言って写真にも注文を付けてくるのだ。背中には「百の頂には百の喜びがある」とかなんとかの深田先輩の言葉のシャツを着ていたから、(オジサンはいいから)ボクの写真を見てやってくれ。

 

 

▲ 錦繍のもみじ谷

 

 

 

▲ よーく見てやってください。

 

 

▲ もみじの向こうには、表妙義山が垣間見える。

 

 

▲ アップして

もみじにずっと囲まれていると、アタマがおかしくなりそうだ。(大げさだよ)

 

幸いもみじ谷のあとは、静謐な杉林の坂道が続く。

 

GPSで位置確認。

▲ あと8分ぐらいで、三方境に着く。♬

 

 

▲ ああ、見えてきた。

 

 

 

▲ 三方境

下はもみじ谷(巡視道)、左手は丁須の頭の裏妙義頂。右手は谷急山へ至る。

谷急山への尾根をしばらく辿ったが、いつもそうらしいが風が強い。

飛ばされるので帽子を脱いで歩く。

 

 

 

▲ 左手に、女道を下る分岐点が出てきた。

 

女道の下りに入ると、風も止んだので

 

▲ 適当な切株の上に腰を下ろして、ランチだ。

いつもの助六寿司。

 

 

▲ 気温は14度C。

持ってきた熱いコーヒーが旨い。

 

さて、元気を取り戻して、

▲ 女道とやらを下ろう。

 

 

▲ 表妙義山が見えるまま、尾根伝いに行き過ぎた。

YAMAP・GPSでチェックすると、女道コースをだいぶ外れている

GPSで確かめ、確かめして、コースと思しき道に戻る。

女道は正式の山道ではなくて、地図上では破線になっている国土地理院未承認の道なのだ。(笑)

 

 

▲ 落ち葉で踏み跡が隠れていて、頼りは木に巻かれてピンクテープと、ピンクリボンだけ。

ピンク目印を見失うと、ヤバいでっせ。

女道は基本的に、谷底状の道をたどるのだが。

 

 

▲ 下りてきた窪み道を振り返ると

いいねー。

黄葉が多くなっているのだが、密になっていなくて、開放的な樹林帯だ。

 

 

▲ また谷状の窪地を下りていく。

踏み跡がはっきりしなくて、自由歩行で(笑)。

暗くなったら、やばいけど。

 

▲ また、振り返る。

往路のもみじ谷は、密できらびやかだったが、

こんな解放感のあるもみじ樹林帯もいいなあ。

次回来るとすれば、女道コースを往路にしよう。

 

 

▲ 渡渉ポイントも何カ所かある。

浅瀬だから、たいしたこと無いが。

 

だいぶ女道を下ってきた。

▲ あそこを登って、下ればもう少しで終わるだろう。

あはは、誰にも出会わないよ、この下りコース。

晩秋の女道を行く男、独り。(なんのこっちゃ)

 

 

▲ 女道の登山口に到達。

 

 

▲ このあとは、落ち葉が積もった林道をテクテクと。

これが長くて、30分ほど歩いたか。

 

▲ 旧国民宿舎の駐車場に、無事トーチャコ。ちょうど3時過ぎに。

車は2台ほど停まっていて、あとは全部帰った模様で。

ボクの隣りの水戸ナンバーの車は昨日からまだ有る。運転手は何処に??

 

いったん、クルマの中でコーヒータイム。

暗くなるのも嫌なので、早く下山したいが、山行のあとすぐの山道運転は注意散漫になり危険。

▲ 15分だけ、休憩しよう。

濃い目のフレンチローストで、生クリームと苺の入ったクロワッサンを。

クロワッサンはもちろん1個だけね。

よしっ、出発!

 

向かったのは

▲ 妙義温泉「もみじの湯」 16:26PM

オオッ、70歳以上は300円だよ♪

 

 HPより

 

 

▲ お風呂のあとは、館内の食事処で、蕎麦+天丼セットでして。

満足、満足。

 

食事を終えて、すぐ近くにある道の駅「みょうぎ」へ移動。

今晩はここでお泊りだ。

 

最後の林道(黄色)は100%以上のペースで歩いたが、山行自体は100%以下の速度で。写真を撮りつつだからそんなものだろう。で、トータルで平均ペースか。

問題なし。

 

3Dマップ 歩行軌跡

▲ 反時計回りで周回した。

女道で迷わさえしなければ (笑)、特級の紅葉探索コースだろう。

 

To be continued ....

 

 

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
真っ赤 (はなねこ)
2023-12-01 19:46:18
もみじ谷は真っ赤でしたね。お見事です。
見上げてばかりいるとホント クラクラしますよね~
カメラマン役もお疲れ様でした。
赤ばかりでも飽きてしまいますが、女道を周回すると雑木の様々な色が楽しめますね。

私が行ったときは、もみじ谷の赤には早かったものの
女道の 空いっぱいのメグスリノキのサーモンピンクに感激して
あれだけでもまた見に行きたいと思っているのですが、今年はもう終わった感じ?
タイミングって難しいですね。

明日は桜山ですね。
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はなねこさん、おはようございます (旅人)
2023-12-02 11:34:28
>女道の 空いっぱいのメグスリノキのサーモンピンクに感激して~
事前調査で、メグスリノキの紅葉ぶりに言及しているレポが多かったので、私もそれなりに「どの樹かな?」と初め関心をもって歩いていたのですが、紅葉・黄葉の多さに圧倒されて、「キレイならどれでもいいや」とシャッターを切っていました(笑)。
改めて女道の写真を見て見ると、そして、同日の他の方のレポでは、赤でもない黄色でもない色の樹がメグスリノキのようでしたね。次回機会があれば、きっちり同定して頬ずりしてこようと思います(眼が悪いので・笑)。

>タイミングって難しいですね~
特に今年は難しそうです。暑熱で、遅れ気味、しかしピークはほんの一瞬で、今はもう終わっているでしょう。もみじ谷でも女道でも違うようだし。だから、ここは飽きもせず(笑)、リピーターが多いのでしょう。

>明日は桜山ですね~
よくご存じですね(笑)。では【続き】レポ記事作業に入ります。
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