遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

小樽の日は青塚食堂の日

2024年08月14日 | 一般旅

8月12日(月)

 

▲ 小樽の埠頭での朝 6時半

 

ちょっと隣接する公園の散策に。

 

 

▲ 向こうに港

 

犬を連れて散歩に来る人が多いのは変わらず。

▲ 向こうに小樽の中心街が見える。

ここは離れの埠頭。

街の中心へは、ちょっと歩いていけば済む距離で、ずっと気に入っている。

 

 

▲ 公園の周りのハマナスは、ミニトマトみたいな実を結んで、完熟状態 (笑)。

 

 

▲ 今日も、いえーい!

 

 

▲ 先ずは、お洗濯だ。

三度目。多分これが最後になろう。あとは持ち帰り。頼むね(笑)。

 

午後2時ごろに、にしん御殿のある岬の方へ。

▲ お目当ては「青塚食堂」だが

車窓から、あかん、人がいっぱい並んでいる。

ねぐらの埠頭に戻る。

 

小樽の街に出て見よう。

しかし、念頭にあった炙り焼き専門の店は、もう止めていた。

他の店はいっぱいあるが・・わからん。ヤメタ(笑)。

小樽は相変わらず、観光客であふれかえっている。北海道に来てここが一番多く観光客に出会う。

 

▲ 昨夏の夜に入った「小樽ビール」

ちなみにウエイティングリストを見ると、ズラーッと。

夜はどうなるんだろう?

なんせ盆休みに来ているからな。

 

▲ 運河は運河のままで。

しかし今は、旅情もへったくれもない(笑)。

 

午後3時近くになった。もう一度、青塚食堂を見て来ようか。

まだ混んでいたら、同じ方向の「湯の花」で風呂入って食べればいい。

 

▲ 3時10分の青塚食堂

ジャーン! さすがに誰も待っていない。

 

メニュー

とにかく品数が多い。

▲ 単品ではなくて、定食モノ、しかも焼き魚がいいなあ。

じゃ、その名も豊漁定食! 焼き魚は、「にしん」or「ほっけ」 好きなほっけだ!

 

 

▲ ほどなく、運ばれてきた ♬

 

 

▲ まず口にしたこのほっけ、中の身がアツアツで、やけどするくらい熱い。

ホッ、ホッ、とほうばる。ほっけは暑い熱い焼き立てでなければいけない。

旨くて、骨以外、皮も全部食べてしまった。

来た甲斐があった。

この店に来たのは9年前、息子家族と周ったときだ。自分が調べて来たいと言ったヨメは、時価の大きなイクラ丼を食べた。(笑) ボクは何を食べたかは覚えていない。もう少し安いモノだったと思う。

~・~・~

満足して、「湯の花」へ行くと。

あ、忘れた! 帽子が無い。青塚食堂に忘れてきた。と、また食堂に走らせて、帽子を回復。

今日は、青塚食堂に三度も行く日だった。

 

夕方には、もう小樽ビールに行く気はせず。

待って、汗かいて帰ってくる気にはなれず。

 

▲ 小樽の街を公園から眺めて

小さいアサヒビール生缶で、これからの行く手にカンパーイ と小さく呟いた。

 

 


支笏湖畔でチップを食す そして小樽へ

2024年08月13日 | 一般旅

8月11日(日)

 

▲ 支笏湖畔 ポロピナイ(幌美内) での朝 5時

山肌に上から白いモノが覆いかぶさっている。

 

▲ 雲だよ。

厚い雲がぼってりと。

湖に面した山に特徴的な自然現象なのだろうか。

 

 

▲ この支笏湖の向こう側に二つ並んで、見える山は

右が風不死岳、左があの樽前山だろう。

 

 

▲ 浜辺前列に並んだクルマ

Harmonyの左右のクルマは寝るときには無かった。

漁師さんのクルマで、おそらく未明に到着。漁に出たのだろう。

そのために照明塔が2基、夜中も煌々と点いていたのだ。

 

 

 

▲ 漁を終えた船が沖から次々と戻ってくる。

 

 

▲ 鉄軌の上に載せた移動起重機で、船を浜まで引き上げる。

そのあと、大きなクーラーボックスを船から横のレストラン倉庫へ運び入れていた。

あのクーラーボックスに獲った魚が入っているのだろう。

 

 

▲ 船には釣り竿が何本も立っている。

おそらく、何本もで同時に釣るのだろう。

うむ・・ ここは漁師さんの仕事場なんだ。車中泊の惰眠をむさぼっている処ではないのだ。

 

 

▲ 10時前ごろになると

また湖水客が昨日同様に押し寄せる。

 

 

 

▲ 漁師さんの仕事場の浜辺にも

湖水客がタープを張ってくつろぐ。

ボクもタープを張って楽しむか。水着も持ってきているんだよ。

とチラッとは思ったが、ジジが独り寝そべっていてもみっともないだけだ。自制が必要だ。

 

昼近くになるし駐車場も混んできて、そろそろ小樽へ向けて出発しようかと思ったが

 

▲ どういう料理を出すのか見て来よう

 

 

▲ 「支笏湖名物チップ(ヒメマス)料理」だと

ああ、合点。

あの漁師さんたちはチップと呼ばれるヒメマスを、朝の早くから獲りに出ていたのだ。

では一宿一飯の恩義、食べなくては。

トップ記載の「お得なセット・ポロピナイセット(塩焼・フライ ご飯、みそ汁)@1800」だ!

 

▲ 店内の水槽には、チップ・ヒメマスが活きたまま展示されている。

ヒメマスとは、薄ピンク地に白の点々が入っているのだ。

キミたちもいずれ・・

 

 

▲ まだ11時前なのでそれほど店内は混まず、15分でゲット。

 

 

 

▲ 手前のフライは頭から尾まで全部

塩焼きも頭と背骨以外はみんな完食。

生臭さは全く無くて、みんなホクホクと美味しかったよ。

店を出る時、水槽を覗いて数えたが減っていなくて

やはり食べたのは朝釣りのヒメマス。だから美味かったのだ。

聞いてみたら、チップとはアイヌ語だと。

昔からチップは支笏湖に自生していたのだろう。

 

あとは、一路小樽へ。

途中に札幌の側を走って行ったが、札幌は大都会だね。そして何となくハイカラ。

 

▲ 小樽のいつもの埠頭に到着。

 

休憩したのち

▲ すぐ近くのマックスバリューで食料補給。

この店は24時間営業だとよ。前からそうだったかな?

ここも店内は大きく顧客満足度は高いはず。道内のスーパーはいずれイオンに席巻されるのでは。

昔のダイエーみたいに無理に急拡大させなければ。

 

 

▲ これまた近くの、スーパー銭湯・花の湯へ。

ああ、スッキリ。

 

 

▲ 夜は、またざるそばをこさえて。

 

お疲れさーん、でした。

 

 

 

 

 


北海道北竜町ひまわりの里へ

2024年08月11日 | 一般旅

 

8月9日(金)

 

▲ 道の駅スタープラザ芦別 の朝

ここはトラックエリアが別れていないため、夜中にアイドリング音がうるさかった。

朝食後、すぐに西に向かって出発。

 

道の駅サンフラワー北竜に到着後

ひまわりがいっぱい咲いている処は、道の駅ではないことに気づく(笑)。

2度目なんだが。

クルマで5分ほどの「ひまわりの里」に移動する。

▲ お腹が空いている。

「食事 おみやげ」と書いてある、体育館みたいな建物へ。

 

中は、食事がらみの屋台がずらっと並んでいた。

 

▲ オオッ、「ロングポテト」が売っている。

東川町のお祭りの屋台で、これを食べたかったが、列が長いのであきらめた。

じゃ、ここで夢を果たそう。(笑)

 

▲ 「ロングポテト」

こめ油で揚げたからか、味がしつこくない。

かなりお腹がいっぱいになった。

 

 

▲ 上富良野スーパーで買ったプルーンも食べる。

これプルーンかプラムが分からなくなったが

プルーンとしたら、やはり佐久のそれのほうが上手いな。

 

さあ、ひまわりを見て歩こう。

▲ 先ずは標識から。

昔、家内と来たときは標識の前でポーズを取って、撮って終わりだったが。

今日は周る。

 

正面に展望台があって、そこから先ず一望する。

▲ 左手

 

 

 

▲ 中央

 

 

▲ 右手

 

 

▲ ワイドでまとめて

実際は、正面の林の裏にも、右端の林の向こうにも、ひまわり畑が区画を別にして有った。

間違い無く、日本一の広さのひまわり畑だ。

 

 

▲ 遊覧車も回遊する。

 

 

ひまわり畑は入場無料だが

ひまわり迷路区画は有料@300

▲ 迷路区画に入ってみる。

真ん中に、高台があるそうで、そこに辿り着くには迷路をクリアする必要がある。

一応全迷路を記したマップをもらったが、考えなしに漫然と入ったら・・

 

 

▲ 迷路

 

 

▲ 「旅人さん、あなた何処に行こうとしているの?」

みなさんに笑われた。

 

 

▲ 遥か向こうには、道の駅サンフラワー北竜の建物が見える。

 

 

 

▲ ひまわりの顔に触ってみる

ポツポツがざらざらとした感覚を指に与える。

 

結局、自分がどこにいるのか分からなくなり、強制的に区画外に出て(違反)、入口から再度トライ。

地図を基に、中央に至る最短コースをまず決めて、それに従うことだけに注意を払って

 

▲ 中央の高台にトー着。

 

 

世界の色んなヒマワリを植えている区画もあった。

20種ぐらいから、ボクが気に入った3種だけご紹介。

▲ ルビーエクリプス (米国)

エクリプスたら、日蝕とか月蝕の蝕のことね。ぼやっとした影。

 

 

▲ ムーランルージュ (米国)

クルクル回ってらあ。

 

 

▲ バレンタイン (ドイツ)

なぜバレンタインなのかは分からないが、こういうクリーム系の色合いが好きだな。

 

 

▲ 100円以上の寄付をすると、ひまわりの種と絵葉書をくれた。

さあ、来夏はウチもヒマワリで埋め尽くされているかな(笑)。

下に持っているのが迷路地図ね。

 

▲ 道の駅北竜に戻ってきた。

龍の門の下をくぐる。

 

 

 

▲ 道の駅は、元々はホテル&温泉の建物

温泉@500が併設されているのが、なんとも便利で嬉しい。

 

 

▲ 陽が落ちて、道の駅の建物が煌々と輝く。

では、またあした。

今晩はなんの夢をみようか。

やはり、ひまわりだな。サンフラワー。

 

て、言うと。はい、あなた、もう推測が付くね。

 

映画『ひまわり』 ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品。

 

ひまわり畑は紛れ込んだら、迷路。人生も迷路。哀しい食い違いが起きる。

さあ、今夜もこの映画を想って涙しましょう。

 

 

 

 


美瑛・富良野さようなら~思い出とともに

2024年08月10日 | 一般旅

8月8日(木)

 

▲ 麓郷展望台での朝

 

 

▲ 麓郷・富良野の展望

 

この赤白の花の右横には

 

 

▲ ラベンダーが植栽されていて

そのピークはとうに過ぎているが

それでも、じっと見ていたら・・

 

▲ 9年前の

家内と孫娘の思い出が浮かんできた・・。

 

 

展望台を下りる。

▲ 今もアンパンマンショップと

 

 

▲ 「ジャムおばさんのジャム工房」があった。

 

 

▲ 中はこんなんだった。

 

 

▲ あの時と同じく

ハスカップジャムを1個買っていこう。

 

 

▲ 位置関係

現在地は左下のショップで、昨夕は右上の赤丸印の展望台で虹を見た。

 

バイバイ 麓郷、五郎さん、純くん、蛍ちゃん。

 

次に向かったのは

▲ カンパーナ六花亭

 

 

 

▲ 相変わらず大きな窓越しから見える富良野の風景が

 

 

 

▲ 昼軽食に

 

 

▲ クッペ @400 と ふらの餅 @150 で

 

 

 

▲ デッキから

ブドウ畑の向こうに十勝岳連峰。

相変らず十勝岳の頂上には雲がかかっている。

もういい、諦めた。(泣笑)

 

 

▲ ホテルハイランドふらの

今回もここで立ち寄り湯。

 

ここを越えて西に向かうと、旭川・美瑛・富良野の「北海道のへそ」からは脱出だ。

 

▲ 道の駅芦別へ到着。

 

ここはレストランが8時ごろまでやっていて

▲ 夕食には、芦別名物とかいうガタタンラーメン @970 を。

ガタタンとは具沢山でとろみのついた塩味の中華風スープ。

まあまあ (笑)

 

 

▲ 今晩も、小雨交じりの夕焼けで。

 

お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 


富良野・麓郷展望台に虹の架け橋

2024年08月09日 | 一般旅

~Over the Rainbow 虹の彼方へ~

 

 

8月7日(水)

 

 

▲ 美瑛・新栄の丘展望台での朝

朝のウオーキングに。

 

 

▲ 向こうの茶色い畑は・・

 

 

▲ もう少し近づいて

 

 

▲ トウモロコシ畑ね。

畑から覗く一軒家も絵になるのだ。

 

 

▲ 前方の丘と畑

自然のパッチワーク。

どこぞ園の人工のとは違う。

 

 

▲ 左手前方にも広がる。

 

 

 

▲ はい、まだ誰も来てない駐車場で。

 

 

▲ もう少し歩いて

 

 

▲ キミも、おはようさん!

 

 

 

▲ 朝食

ドアも開け放しで、トウモロコシ畑からの微風が撫でる。

 

こんな環境でブログ書きは、サイコー。

 

 

▲ サクラを大きくしたような花も。(笑)

 

観光客もポチポチ来て、バスからは多くのニーハオも。

▲ ビエイ、バンザイネ!!

 

 

午後にまた暑くなって

▲ この展望台には小さな売店も有って

 

 

▲ 北海道に来て、初めてソフトを買ってしまった。

 

 

▲ 北海道、バンザーイ。

おっとっとー、だいぶ溶けてきたよ。

この展望台には、綺麗な洗浄機能付きのトイレ棟もある。

 

お世話になりました。

 

美瑛から上富良野へ南下。

 

▲ 日の出公園(日の出ラベンダー園)へ

 

 

▲ 展望台に上がる

 

 

▲ 上富良野の町並み

 

 

 

▲ 展望台を囲んで、ラベンダーが広がるのだが

もうその時期はとーに過ぎている。

前に来た時、次はここで車中泊と思ったので来たのだが

やはりラベンダーが無いし、コンクリートの駐車場の照り返しも強い。

時間も早いし、だめだな。

 

 

▲ スーパーふじへ。

中は冷房が効いているので、スーパーの中を隅から隅までふらつく。(笑)

 

 

▲ そのあとは上富良野の町中にあるフラヌイ温泉へ。

富良野地区は、立ち寄り温泉が少ない。あと2カ所あるぐらいかな。

フラノもこう暑くなってくると、立ち寄り湯に寄れることを念頭に動く必要がある。

風呂場で地元の人が「33度だとよ暑いべな。これが(内地みたいに)37度ぐらいだとどうなるんべ?」と会話していた。

どうなるんべ?

 

今晩のもう一つの案。あそこに行ってみよう。

 

▲ 山に向かって走る。

行く先は富良野・麓郷だ。

そう「北の国から」の舞台の麓郷(ろくごう)だ。

五郎のなんたらを再訪したいわけ・・ではなくて

 

▲ 麓郷展望台 標高500m

アンパンマン・ふらのジャム園の敷地内で、上方に展望台がある。

もう5時を過ぎているし、観光客は誰もいない。(ホント好きだね)

ウン? あれは?! 後方に

虹だ。

 

▲ 虹が出ている。

 

 

▲ 麓郷の森から虹が出ている。

あの辺りは雨が降った、降っているのだ。

 

 

▲ そのうちに、大きな虹の架け橋がかかった。

おおおっ!!

Somewhere Over the Rainbow !!

 

 

▲ そのうちに、虹は二本に!! 

それとともに駐車場にも細かい雨が降ってきて、レンズが濡れる。(笑)

 

▲ これが、虹とHarmony のベストショット。

 

 

おっとっと

▲ 虹を見に、ここまで砂利道を上がってきたのではない。

駐車場前方には、麓郷展望台の東屋が有って。

 

そこから見る、麓郷・富良野の景観だ。

▲ 時間も時間だし、ちと良く見えないが(笑)。

手前には、左が紅白の花、右が終わったラベンダー が植栽されている。

 

 

▲ 花の手入れをしていたおっちゃんも、雨が降ってきたので仕事を切り上げて、つーかもう時間なので軽トラに乗って帰った。

で、またボクだけが居る場所に。

 

 

 

▲ 今晩はこれで。

 

 

▲ カンパーイ

蕎麦の辛味味のつゆたれが良かった。今日は先ほど買った天ぷらもどっちゃり。

ノンアルビールの「フランス産アロマホップ使用の ZERO CLEAR」が、今までで一番良かった。やはりおフランスだからか。

 

▲ 今晩は、パインとリンゴのミックスフルーツで。

 

では、今夜は虹の夢を見よう。

おやすみなさいまし。

 

ジュディ・ガーランド #OverTheRainbow #虹の彼方に