感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

久しぶりの再会

2010-01-04 15:39:09 | 日記
お正月ももう終わり、明日から仕事です。

いつものことですが、アッと言う間のお休み。

元旦は私の実家へ、2日は夫の実家へ行き、昨日3日の夜は久しぶりに高校時代の親友2人と楽しい時間を過ごしました。

一人は、いつも帰省してくる度に会っているんですが、もう一人はかれこれ15年ぶりくらいの再会です。

高校生の時はいつも一緒に遊んでいた仲良し3人娘も、もうすっかりオバサン。
あの頃は、何でもないことに泣いたり笑ったり。
話の中心は大抵、お互いの恋のことだったっけ。

15年ぶりに会う彼女は、帰省していてもその期間が短く、いつも会うタイミングが合いませんでした。

でも、15年も会ってないなんて感じられない程、彼女はあの時と殆ど変わらず、すぐにお喋りに花が咲きました。

かつては恋の悩みの話が多かったけれど、やはりそこはオバサン同士のお喋りです。
内容は、お互いの子供や夫を中心とした家族の話ばかり。

同じような年齢の子供を持つ母親同士として、お喋りは止まりません。

特に、15年間のブランクがあるのですから、溜まりに溜まっているのです。

彼女は、ご主人と出合ってクリスチャンになりました。
それは知っていたし、ご主人もキリスト教関係の出版社に勤めていると聞いていました。

ところが、この15年間で、ご主人が教会を建て牧師になったと言うのです。
驚きました!
彼女は牧師の妻になっていたんですね。
でも、彼女は教師です。
平日は教師として働き、土日は教会のお手伝いで忙しく、お休みがないと。

そして、子供は3人。
末っ子はまだ小3です。

牧師の収入がどのくらいなのか、私にはわかりませんが、彼女のお給料がなければとてもやっていけないのだそうです。
手は私以上にガサガサで、随分痩せてもいました。

それでも、彼女は言いました。
「年を取るにつれ、夫のことが益々好きになるの。」

私ともう一人の友達は、それを聞いて
「え~~~っ!」と目を丸くしました。

だって、いつも私達二人が会って話していたのは、夫の愚痴が大半だったからです。

もう20年も連れ添った夫を益々好きになるなんて、凄いと思いました。

それは、信じるものが同じだと言う確固とした軸があるからでしょうか?

「夫を尊敬している」とも言いました。

それは、牧師としてのご主人の姿勢が素晴らしいのでしょう。

そして、それが家族に対しても変わらないらしいのです。

「結婚してよかった」と言える彼女は、大変な生活でも幸せそうです。

同じことを信じるって、凄いと思いました。

いつも愚痴ばかり言ってる私は、一体何をしているのか?

ちょっぴり羨ましくもあり、自分自身を反省することができた再会。
お正月早々、いい話を聞きました。

軽いカルチャーショック、ですね。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいお話です (R,S)
2010-01-04 22:02:12
学友との再会は一瞬で時が逆戻りますよね。楽しい時間を過ごされて良かったですね。
益々連れ合いを好きになるって素晴らしいと思います。それは恋心とは違うものじゃないでしょうか。人として夫を尊敬出来る、そのような愛情かなぁと思いました。
苦労しているように見えても本人は全く苦労ではなく幸せな場合が多々ありますものね。
いいお話でした。
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バカ話の方がいいですね。 (liuring)
2010-01-04 22:07:27
今日の記事は難しい問いを投げかけてきますね~。
こんなこと書いていいのかな~?自分の友達がクリスチャンだったこと。
・・・だった、とは。。。25~6年も前のこと。
金沢駅で高校卒業して以来の再会で、盛んにキリスト教を説く。
中高と理数系が得意で、大学卒業何年か後開業医をしていました。
そして、ある日突然自らを絶ってしまいました。わかりません。。。

人って、熱中するあまりってこともあれば、我を見失う妄信もあるんでしょうかね?
それでも、程ほどにって出来なかったのか?
程ほどどころか、いつもお気楽liuringはそんな時思うのでした。
(お正月から変なこと書いてスミマセン。。。
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Unknown (西南の風)
2010-01-04 23:58:11
私もいい話を聞かせてもらったと思いました。
読み終わった今、とてもいい気持ちです。

教会の人ってそんなに苦しい生活をしてみえるのでしょうか?
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Unknown (mirai)
2010-01-05 08:40:44
お友達との久々の再会、
楽しい時間が過ごせたようで、
良かったですね ^^

パートナーと「同じことを信じる」って、
うまく歯車が合えば、お友達のように
幸せな気持ちになれるのでしょうね。
逆に、そのことでツライ思いをしている人も知っているので、
人それぞれ、イイコトばかりではないのだろうと思いますが・・・。



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Unknown (はげりん)
2010-01-05 13:33:18
いいお話でした。
きっと、お互いを思いやる温かい気持ちに
あふれたご夫婦なんだと思います。
相手を思いやる気持ちがなければ自分も思いやってもらえないという事なんでしょうね。
心と心の繋がりの大切さを痛感しました。

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Unknown (啓ちゃん)
2010-01-05 14:23:11
いい再会だったね。りっひーさんがその彼女の話に耳を向け、素直に聞けたことは絶対に宝になると思うよ。まだまだケツが青い私は「信じられない!ありえない」と思ってしまうかも・・・。
何かを夫婦で信じ尊敬しあうことってなかなか好きだけじゃできないですよね。
クリスチャンではないですが、神様って自分の気持ちしだいで、幸せにしてくれるものだとは思っています。実行できないけどね^^;
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あけましておめでとうございます。 (あぷる)
2010-01-05 19:59:33
遅くなってしまいましたが、
あけましておめでとうございます☆
今年もまたどうぞよろしくお願いします。(ぺこり)

いつまで経っても、パートナーを尊敬し、
好きでいるというということは私もスゴいなぁと思います!
きっと旦那さまもりひりひさんのお友達も、お互いに
素敵なパートナーなんでしょうね。
新年早々夫婦喧嘩してしまった私を、この先彼は
そんな風に想ってもらえるか…(汗)
もっと自分自身の内面も見直さないと…と
ちょっと私も反省です。
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R,Sさんへ (りっひー)
2010-01-05 20:31:05
このご主人は彼女よりも一つ年下ですが、外見も内面もずっと落ち着いています。
彼女は独身の頃色々あって、相談に乗ってくれたのが今のご主人のようです。精神的な信頼と繋がりが深いのでしょうね。こんな夫婦が理想ですが、私にはできそうにもありません。まだ修行が足りませんね。
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liuringさんへ (りっひー)
2010-01-05 20:42:13
重い話ですか?そんなに深い意味もないんですが。
私もクリスチャンで自殺した人を知っています。とても人生に悩みを抱えていて、救いを求めて教会に通い始めたんですが、結局は自殺してしまいました。liuringさんのお友達もきっと深い悩みを持っていて信心されたんでしょう。
私も沢山のクリスチャンを知っていますが、どの人にもキリスト教に勧誘されたことはありません。本当の信者は、自分の信仰に自信がありますから、決して他人にそれをひけらかすことはないと思います。来る者は拒まず、去る者は追わず、です。宗教とは自分の心の中にあるものですから。
私は、一つのことを信じきれる人は幸せだと思います。
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西南の風さんへ (りっひー)
2010-01-05 20:49:30
教会の牧師さんは、基本的に信者からの献金で暮らしているのだと思います。その献金は教会の団体に集められて、牧師さんはそこからお給料を貰うとか。
私の知っている限り、牧師さんは決して裕福な生活ではないようです。基本、どんな時でも信者の相談や悩みを聞いてあげなければいけないし、ボランティアのような部分が多いのではないでしょうか?そう言う気持ちがなければ牧師にはなれないでしょう。私の友達は、新しく教会も建てているので、そのお金も大変だと思います。
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