私は5年程前まで、手描き友禅の外注をしてました。
今日何気に写真の整理をしていたら、かつての反物の写真が出て来たので、懐かしくなって。
自分でも満足の行く物が出来たときにたまたまカメラに収めていたものですが、写真に撮っておいてよかったです。
まず、仕事場の風景。リビングの一角でやっていました。
反物の下から電熱器で温めながらの作業です。
色番の指示を見ながらその番号の染料で染めて行きます。
実際に描いているところです。
そして、完成!
その他、かなり手の込んだ振袖を紹介します。
豪華な柄の振袖は、完成に2週間もかかることもありました。
これは、地色を後で染めるタイプのものです。
着物が高いわけです。。。
一体どんなお嬢さんがこれを着てくれたのか、考えると楽しいですね。
自分の子供に私の描いた振袖を着せられたら、幸せでしょうね。
生憎、私には息子しかいないので、叶わぬ夢ですが。
振り返ってみれば、この仕事が一番好きな仕事でしたが、会社の都合で外注は全て辞めなければいけませんでした。
感覚と技だけで綺麗な花鳥風月を描いていくこの仕事は、私にピッタリの仕事です。
PCで仕事をしている今、一層この手描き友禅が恋しくてたまらないのです。
才能ないから全くできませんが、こんなお仕事をしてる人に憧れます
着る人を想像して色を乗せていくのもいいですね。
子どもに着せたくなる気持ちわかります
この手描き友禅は外注と言うか、内職のようなもので、指定されたように塗ればいいんですよ。技はいりますが。今はその会社が不況で外注は全撤退したんですよ。
今考えれば、京都か金沢にでも行って友禅作家になりたかったですね~。
ビックリしました。
お家でされていたのですか?
これはまた繊細な作業でしょう…もの凄くステキですよ~!
poketさんも仰っていますが、ボトルアート、納得です!
私はもの作りする人(別に芸術に限らず何でも)を尊敬しています。
私は出来上がる過程の作業が好きです。
りひりひさんは職人さんですね。
もうこのお仕事はできないのでしょうか…?
ほんとは自分の着物を描いてみたかったですね。
これを続けていられたら、幸せだったんですが。
今はこんなに手のかかる着物は高価過ぎて売れないので、手描き友禅の職人も少なくなりました。
これで食べていければ最高なんですが・・・。
友禅は京都や金沢が有名ですが、新潟県にも着物の産地があるんですよ。
根気がないから、とてもまねできないです。
確かに自分で描き上げたものが、だれの袖を通るのか、追跡したくなるのもわかります。
職人が手がけるイメージが強いだけに、
(色番の指示があるとは言え)
素晴らしいです
やはり「芸は身を助く」ですね^^
コレだけの才能があれば独立してやっても行けるのではないですか?
集中する時間が長いから疲れるでしょう?
実際のお仕事はこんな感じなのですね
どこかにりっひーさんの手によるお着物がある
とっても素敵です
友禅と言えば京か金沢でしょうか?和の際立つ美に感嘆ですね。
下絵は描いてあって、指定の部分に指定の色を付けていくんですね~。
少しでも逸脱したり、変に濃淡が出来てはダメなんでしょうね!
これも根気の要るお仕事ですね!!ボトル画のルーツを見ましたよ。っはっは。