ボトルアート・Kさんの肖像画

今回のボトルアートは、描くのは比較的簡単でした。

けれど、精神的には乗る気になれず・・・・・。

なぜって、Kさんと言う初老の男性が自分の顔を描いてほしいと言うことで、写真を渡されたんです。

白い顎ヒゲのある白髪の男性がタバコを片手に持っています。

こうやって書くと、少しロマンスグレーの上品なおじ様かと思われるでしょう？

でもね、実際の写真は・・・・・。

こんなこと、ネット上で書いていいかわかりませんが・・・・・。

兎に角、この人、人相が悪い！
顔色もどす黒く、特に目の下はたるんで黒ずんでいます。

見るからに・・・・悪人顔・・・・・。

たぶん、ご本人はいい方なんだと思いますが、なにせ顔色が悪い。
お酒の飲みすぎで肝臓でも悪いのかなと思うくらいです。

しかも、写真のポーズもいけません。
タバコを持った顔の表情もいや～な感じ～。
目つきも上目遣いで口もへの字に曲がっています。

このまま描くわけにはいきません。
似顔絵や肖像画を描く時は、どんな人でも似ていながらも素敵な雰囲気にしてあげないと！

全く似ていないのでは困りますが。
そのかけ引きが難しい・・・・・。

それで、何とか努力して描いたのが、これです。
クリックで大きくなります。

どうでしょう？
何とかなりましたでしょうか？
と言っても、皆さんはこの人の写真をご覧になっていないのでわかりませんね。

少なくとも、悪人顔ではないと思うのですが・・・？

でも、この人は自分の顔の描いてあるボトルをお店にキープするってことですよ。

私にはちょっと理解できないんですが、いい気分なんでしょうか？

結構ナルシストだったりして？

描いているうちに、「早く終わらせて、綺麗なものを描きたーい！」と思ってしまったのでした。

なんて、こんなこと書いて、その人が見たらどうしよう？



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