花◎日記

旅・お花・カフェ・ネイル。。。日々のちいさな楽しみをつづっています。ワクワク・ドキドキって最高に幸せ。

@王宮‘ホーフブルク’

2010年10月22日 | 旅ーヨーロッパ編
街の中心、リンクの中のメイン‘王宮’の混雑は必至。。。
オープン8時30分にゲートに到着して、すぐに入場します。


ハプスブルグの最後は王様が降伏を調印して終了となったことから、
お城の建物や家具、食器までが何1つ持ち出されることなく保存されたこともあり、
その膨大なコレクションは、もーーーため息もの。。。


まず、王宮銀器コレクションの部屋。
食器といっても、それは芸術品。
‘ミントン’や‘アウガルテン’‘伊万里’といった世界の高級磁器やら
金・銀のテーブルディナーセット類は本当に眩しいほど。。。
予想のそれ以上だっただけに、時間を忘れるほど!


この展示だけでも、細かく見ていたら1日いても飽きないです。
別の建物には、王宮家具博物館というのもあるそうで、
次回こそは、そちらも見たい!


次は、皇后エリザベートのお部屋。
美貌の王女の体操セットやお化粧セットは必見!
豪華な家具に調度品の数々。。。



でも、孤独で放浪の旅を繰り返した王女を想うと、、、。
彼女が嫌ったこの王宮の豪華さは、1つも意味をなさなかったんですね。

皇帝に大切にされた彼女は何不自由ないように見えて
幸せを最後まで見つけられず、暗殺されます。

展示室にあった、彼女の最期のデスマスクがその証拠の顔です。


自分の気持ちに向き合う彼女のココロがあったら、
もっと違うデスマスクだったのに。。。と感じずにはいられませんでした。。。


        
         花◎より。。。

写真:ベルベェデーレ宮殿です。
   有名なクリムトの‘接吻’が展示されています。
   愛に満ち溢れたその絵の中心は華やかで可憐。
   けれど、その足元は断崖絶壁なのですね~。
   その対比こそが、この絵のメッセージ。。。?






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