イタリアで保守政権ができるのは結構なことではないか。メローニ党首はロシアを非難し、台湾を支持し、中国の威嚇を非難し、移民難民問題に真摯に取り組むとしている。いちいちごもっともなこと。PBSは若い時にムッソリーニを評価する発言をした短い映像を切り取って、危うい政権になるような報道や。連立を組むサルビーニやベルルスコーニがプーチンと握手する昔の映像を流して、ロシア寄りになるのではないか、EUの結束 . . . 本文を読む
イタリアの選挙は、野党右派「イタリアの同胞」率いる右派連合が過半数を獲得し勝利したもよう。メローニ党首が首相の政権が発足する見通しとなった。独仏が支配していたEUが終わるかもしれない。これは当然だし、望ましいと思う。メルケルのせいで激化した移民難民の動きを落ち着かせなければならないし。人々の審判を受けないEU官僚が勝手に政策を進めるシステムは欧州を、西側を破綻させる。ムッソリーニの思想に共鳴し . . . 本文を読む
プーチンの「部分的動員」がもたらしたのは、抗議デモや召集ミス、ロシア市民の国外への脱出だと各国のメディアが報じている。無関心でいたかったのにロシア国民はもう無関心ではいられなくなった。彼らはプーチン政権を倒すだろう。そう思いたい。ロシア革命を成し遂げた人々のDNAを引き継いでいるのだから。
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プーチンは部分的動員令を発動し、ウクライナ東部や南部で住民投票が実施し、ロシア領の安全が脅かされたらあらゆる手段で対抗すると恫喝しているが。この部分的動員令がロシア国民を目覚めさせ、反プーチンの動きがでてくるのではないか、という期待するのはぼくだけではないだろう。そのことに関して畔蒜泰助氏がこんな見立てを書いていた。是非ともそうなってほしいものだが。......これまでロシア国内では、ウクライ . . . 本文を読む
昨日PBSアワーを見ていたら看板アンカーのジュディ・ウッドラフのインタビューにエルドアンが応じていたのでちょっと驚いた。かなりつっこんではいたが、だいたいはかわされていた。でもこの件は興味深かったね。(ウッドラフ)ロシアは2月に侵攻して以来、ウクライナから奪った領土の一部を保持することを許可されるべきですか?それはこの紛争に対する解決策の一部であるべきですか?(エルドアン)いいえ、そして間違い . . . 本文を読む
イギリスではトラスが首相に就き、スウェーデンでは選挙で右派勢力に負けたアンデション首相が辞任。イタリアでは右派政党「イタリアの同胞」のジョルジャ・メローニ党首が9月末の選挙で首相に就くのではという報道。ヨーロッパは揺れている。当然だと思う。トラス新首相は議会で初の労働党党首との対決で明確に語った。エネルギー企業などへの追加課税には反対。増税はしない。投資を呼び込み、税率を低く抑えて仕事と機会を . . . 本文を読む
NHKがBS3で「英国王のスピーチ(2010)」を放映することを決めたのはいつなんだろう?ぼくは2010年当時見ていた、はずだけどまったく覚えていなかった。エリザベス女王の父親のジョージ6世がこういう方でこういう苦難を乗り越えられたのだということ。ヒトラーがヨーロッパを支配し始めていたあの時代に。アカデミー賞4部門受賞も頷ける素晴らしい映画で心を揺さぶられた。が、エリザベス女王の死の十何年か前 . . . 本文を読む
ロシアへの制裁がぜんぜん効いてない気がするけど。複数の米政府高官もこれを認めてるとCNNが報じている。大きな要因は、エネルギー価格高騰がロシアにもたらした記録的な歳入だって。フィンランドのエネルギー・クリーンエア研究センターによると、侵攻後最初の100日間で石油、天然ガス、石炭の輸出で過去最高となる930億ユーロを稼いだんだと。じゃあ、この先もロシアは経済破綻しないのか。もっといい手はないのか . . . 本文を読む
デイヴィッド・ベッカムがエリザベス女王の弔問に訪れ、一般市民と一緒に12時間、行列に並んだとBBCニュースが報じている。ベッカムは「みんな一緒に、ここにいたいと思っています。女王の素晴らしい人生を祝う何かを経験したいと、誰もが思っていると思います。今日のようなことは一緒に分かち合うものです」語った。いい話、グッとくる。
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ウズベキスタンで開催の上海協力機構首脳会議に習近平とプーチンが出席し首脳会談が行われたが。習近平のプーチンに対する態度は極めて冷淡デニ、経済的・軍事的支援に対する言及はなし。習近平はむしろ、プーチン大統領との会談を利用してロシアとの距離感をわざと西側と世界に示して見せた感があるとも報道されている。それはいい気味だがそれにしても。国外にでたプーチンを暗殺しようという勢力はいないのかね。或いはクー . . . 本文を読む
爆笑問題のザ・リアル・ボイス ドイツ「〜軍拡に舵をきったドイツ!ベルリンの声〜」を見た。ウクライナ戦争の長期化で暮らしはどう? 経済制裁は正しい? ガス不足は心配ない? ウクライナへの武器の支援、平和主義からの転換をどう思う? .....などの質問への反応。どうだったかといえば。経済制裁は利口なやりかたではないとか、支援は必要だが武器の輸出はやりすぐだとか、戦後貫いてきた平和主義は守るべきだ、 . . . 本文を読む
テキサス州のアボット知事は政府の移民対策に抗議するため、国境を超えて流入してくる移民をバスでニューヨーク市やワシントンDCなどに移送し始めた。これに対して、当初アダムズニューヨーク市長はテキサス州から移送されてきた移民をポートオーソリティーのバスターミナルで歓迎した、という。このシーンって、かつてドイツが難民大歓迎したときの光景じゃないって思った。その後ドイツが大量難民問題に苦しむことになった . . . 本文を読む
プラハで3日、約7万人参加の“国民よりもウクライナにばかり関心を払っている”という政府批判デモが行われた。3日のことだが鶴岡路人氏の投稿で今日知った、ってのはあんまり報道されなかったってからだろうが、イヤなニュース大臣。鶴岡氏によれば、エネルギー価格高騰への不満が、対露制裁や対ウクライナ支援への反対に直接的に結びついたため。ロシアによるエネルギーの武器化による脅し、西側の制裁に対抗する逆制裁だ . . . 本文を読む
ロシア国営ガスプロムはEUへガスの送ガス停止をまた延長。EUとりわけドイツへの圧力を強めている。ショルツ首相は先月すでに、年内に停止を予定していた原発3基の稼働を継続を示唆しているが。ハーベック経済相は原発3基の継続はガス使用量を最大でも2%節約できる程度だとして稼働延長を否定している。政権与党となって以来、重要公約にとらわれない選択を続けているみどりの党が、いったいどうしたことだろう。原発3基の . . . 本文を読む