トランプの関税戦争はこの3日間目まぐるしく動きました。
トランプは株安を予想していたのでしょうが、このような大きな下げに加え、米国債が売られたことで、激しくに動揺したに違いありません。
中国が売ったという見方と、株安で追証を払うための売りという見方がありますが。
中国は売れないと思います。大量に保有していて中国自身が大損害となるので。
トランプは勘がいい。それに現実主義者です。
関税を宣言した翌日に撤回したのは、株、ドル、国債のトリプル安をみて、これはヤバいと思ったでしょう。
トランプは、関税戦争に勝ったとアピールできるようなディールを、中国とのディールも含めて、早くまとめて手仕舞いしたい。そんなふうに見えます。
トランプがアドバイスを求めたのは、スコット・ベッセント財務長官で、かれがこの問題の司令塔になるようです。
ところでわたしが今回のことで最も残念、ということかショックだったのは、中国とのデカップリングがとても難しいことがわかったことです。
中国をあまりにも巨大な世界の工場にしてしまったのですね。


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