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小倉山城

2013-01-16 22:16:15 | 岐阜県
 小倉山城

2012/12/12

岐阜県美濃市のお城めぐり

 頂上にお城風の展望台のある城跡、金森長近の隠居城

≪ お城の概要 ≫

城名: 小倉山城
よみ: オグラヤマ
別称: 小倉居館
所在地: 岐阜県美濃市小倉公園
現状: 小倉公園
築城年代: 慶長十年(1605)
築城者: 金森長近
形式: 山城
遺構: 頂上展望台・隅櫓・大手門跡・本丸・石垣・曲輪・竪堀
規模: 144m×72m、標高160m、比高60m小倉山
文化財:
訪城日: 2012/12/12


≪ 訪城記 ≫

国道156号沿いの美濃市役所を左手に見ながら北上し、殿町交差点を左折、150m程で美濃市図書館に着く、その東側に駐車場がある。そこに駐車する。

いきなり駐車場北側に隅櫓と石垣が目に入る。さっそく図書館と隅櫓の間の大手門跡の石段を登る。石段を登った右手側の隅櫓前は広場になっていて、ここが居館跡かなと思うが、何の説明板もないのでわからない。広場側から隅櫓を見ると、またびっくり隅櫓正面には大きなシャッターが付いてるではないか。駐車場側から隅櫓を見ると良かったのですが、気を取り直して山頂へ向かって整備されたハイキング道をジグザグに30分ほど登ると頂上にお城風に見せた展望台があり、二階展望台から長良川の雄大な景色と東の山に鉈尾山城がある古城山が見られる。
見どころは、大手門跡と門跡に連なる石垣です。
また、わたしは散策しなかったのですが、城下町のうだつの町並みを見ると良いでしょう。


≪ 歴 史 ≫

慶長五年 (1600) 関ヶ原合戦の戦功で飛騨高山城城主金森長近が美濃国上有知・関を加封される。
慶長十年 (1605) 金森長近は高山城を養子可重に渡し、小倉山の麓に居館を構え、小倉居館と称し、城下町を整備した。
慶長十二年八月 (1607) 長近が没し、可重が家督を継ぎ、長近の実子五郎八長光が上有知二万石を分知される。
慶長十六年十月 (1611) 長光がわずか六歳で没し、無嗣除封となり城は廃棄された


≪ 写 真 ≫


小倉山城址碑


隅櫓


大手門跡


隅櫓前広場


お城風の頂上展望台


展望台からの景色1


展望台からの景色2


駐車場北側の石垣

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
長良川鉄道美濃市駅からバスで美濃小倉公園前下車、徒歩1分。長良川鉄道梅山駅から徒歩15分。
<車>
東海北陸道美濃ICを降り、インター出口を右折、県道94号を東進、約400m行った下松森交差線を左折して、国道156号を北上、美濃市役所を通り過ぎ殿町交差点を左折、150m程で美濃市図書館に着く、その東側に駐車場がある。


≪ 位置図 ≫

小倉山城本丸跡


頂上展望台


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小倉山城へようこそU+203CU+FE0F (町並み案内ボランティア^ - ^那須)
2015-09-01 02:06:18
昔の城、櫓は現存していませんが、本丸への大手筋の石段、城壁などは昔のままです。金森長近が築いたうだつの上がる町並み、長良川河畔の上有知川湊灯台、日本最古の近代吊り橋へも、小倉公園、城址から気軽に散策できます。是非、お越し下さい。浜松名城めぐりの皆さん!お待ちしています。
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