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八木土城

2013-05-20 05:20:37 | 兵庫県
 八木土城

2013/4/28  但馬遠征(2泊3日)

兵庫県養父市のお城めぐり

 山名四天王の一人八木氏が築いた土の城

≪ お城の概要 ≫

城名: 八木土城
よみ: ヤギツチ
別称:
所在地: 兵庫県養父市八鹿町八木
現状: 山
築城年代: 鎌倉時代
築城者: 閉伊氏とも
形式: 山城
遺構: 本丸・段曲輪・土塁・堀切・虎口・井戸
規模: 全長約370m、標高409m、比高310m
文化財: 市指定重要文化財
訪城日: 2013/4/28


≪ 訪城記 ≫

但馬遠征(2泊3日)  2日目、八木城から八木土城へ向かう。

竹田城第1駐車場から出た道が一方通行のため、左折して山の道を降りていく、降りたところで左折してJR播但線の踏切、円山川を越えて国道312号へ出る交差点信号を左折、このまま国道312号を北上、一本柳交差点信号を左折、国道9号を北西に進み新和田山トンネル、和田山トンネルを通って、南但馬トンネルで大きく左へ曲がり、そのまま西進する。八木の集落に入ったところに八木城跡の案内板があり、最初の信号を右折すると八木城への登城口がある。この信号を左折して、集落の中に入った最初の交差点を右折、約150mで下八木公民館に着く。公民前の空き地に駐車可能です。ここに車を駐車させてもらう。

八木城の本丸南側高石垣の下の脇道を通って、大きな堀切を過ぎて500m先に八木土城がある。
それほど距離はないが、道は細い尾根道が続き、城跡へ入る前はほぼ直登で険しい。
登りきると削平地に出て、ここから北に6段の土塁で囲まれた曲輪が良好に残っている。2段目の曲輪には井戸跡も残っている。
段曲輪の土塁上を登って頂上の一番高いところが本丸で南側には登り口がない。北側へ廻って急な踏みつけ道をほぼ直登すると削平された台状地があり、ここが本丸跡です。
本丸北側にも1段曲輪があり、その北に大きな堀切があります。
八木城から約20分で八木土城の本丸へ着く。


≪ 歴 史 ≫

平安時代末期に閉伊氏が築いたとも、鎌倉時代に朝倉高清の次男が八木氏を称して居城としたとも言われている。
以後、代々八木氏が在城する。
南北朝期に八木城を築き移り、八木土城は八木城の詰の城として存続し、八木城とともに廃城となる。


≪ 写 真 ≫


入り口の曲輪


南へ6段目の曲輪


南へ5段目の曲輪の土塁


南へ5段目の曲輪


南へ4段目の曲輪の土塁


南へ4段目の曲輪


南へ3段目の曲輪


南へ2段目の井戸のある曲輪


南へ1段目の曲輪入り口の虎口


南へ1段目の曲輪


本丸


北へ1段目の曲輪


北へ1段目の曲輪の北側の大きな堀切

≪ アクセス ≫

<公共交通機関>
JR山陰本線八鹿駅からバスで下八木下車、徒歩約65分。
<車>
播但連絡有料道路和田山ICを降りて国道312号を北上、一本柳交差点信号を左折、国道9号を北西に進み新和田山トンネル、和田山トンネルを通って、南但馬トンネルで大きく左へ曲がり、そのまま西進する。八木の集落に入ったところに八木城跡の案内板があり、最初の信号を右折すると八木城への登城口がある。この信号を左折して、集落の中に入った最初の交差点を右折、約150mで下八木公民館に着く。公民前の空き地に駐車可能です。


≪ 位置図 ≫

八木城登城口


八木土城


下八木公民館


紹介したお城の数 65城



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