春を告げる庭で

朝晩はまだまだ氷が張る寒い毎日。

けれど、庭の花たちは「春が来たよー♪♪」と合唱を始めていました


猫の恋もどうやら落ち着いた、３月はじめ、朝。

玄関を出ると、ふわりといい香りが。

ああ今年も、沈丁花（チンチョウゲ）が咲いてくれた。




鼻を近づけて、胸いっぱいに吸い込む。

あーもう、いい匂いすぎる！！！

今年もこの香りに浸れる、幸せをありがとう。


昨日、気がついたらぱっかり開いていました。

ぱっかり



ぴっかり




水仙の持つエネルギーは、ほんとすごいです。

『元気』ってきっと、こんな形なんじゃないかな。

そんなことをつらつらと考えながら、しゃがみこんで眺めていました。


さらに嬉しいのは、楚々と咲く野花たちともまた出会えたこと。

やあ、また会えたね。




ホトケノザ。美しい踊り子ちゃんたち。

笠を被って、まるで風の盆で見る踊り子さんみたい。

扇を手に、しとやかに舞い始めそう・・・


初めましての子もいました。

オキザリス。



ぱっかり




濃いピンク色が、庭のあちこちで見られるようになりました。

正確には初めましてではなく、以前鉢植えをしていたのですが、枯れてしまって諦めていたのです。

でもどうやら種が飛んでいたようで。

忘れた頃にちらほらと出てきたのです。

カタバミ科の花が大好きな私が、これを喜ばないはずはありません

どんどん増えろ～～、庭中増えろ～～～とテレパシーを送っております


朝の庭を楽しんでいると、騒ぎ出すのはイブちょさん

ボクも出せ～～～！！！


で、出ました。



出始めは、ちょっと緊張するの。匍匐前進なのよね




イブちょの森に入って、爪研ぎ。




クンクンチェック！




ひろみちゃんがとととと～と走ってきたので、ストップストップ！と止めたら。




遠巻き～～。うにゃうにゃと文句言ってました。ごめんよ～～

一瞬でワープして猫パンチをかましてくる彼女なので、目が離せないんですよ・・・


そんな私の緊張もそっちのけ。

イブちょさんは張り切ってごろりんをするべく、ぐぐぐ・・・と力を溜め。




とうっ！！




くんにゃりの




ほっ！！




やっ！！！




はい、お見事


輝きを増したお庭で猫たちと、春の日差しを満喫していました。





地域によっては、まだまだ雪が残るところもあるようですね。

春よ来い、は～やく来い！！

花いっぱいの素晴らしい春が、早く訪れますように！！！