泣いたり、叫んだり、喚いたりする母親の口を封じながら歩く市立病院前。@真夜中、独身寮が近くに在ることもあり、気を使っていると、俺の手を振りほどき、病院前に駐車中のトラックににじり寄り、運転席のドアーを勝手に開けてしまう始末。その不始末をオレが、本当にすいませんでした!と平謝りしていたところに、夏祭り会場帰りのバスがやって来て、中から、大量の祭り客が降りて来た。古典的コメディに於ける、後部座席から途切れることなく人がどんどん降りて来るやつの如し。プロレスラーとかも大勢降りて来て、マジ、どんだけだよ?ともっていたら、こっからの乗込客は意外と少なく、空いていたのだけれども、母親は、ちょうど床のない場所に乗車していて、引き上げようとしたら、いやいや、ちゃんと床はあった。乗り合わせた客に、十年前の話をいきなり聴かされるのだけれども、「…ってか、また、その話かよwwwww」と、大爆笑し、オレはとりつく島を持たせない。いつの間にか、バスから電車になっていて、母親から、「何?って、カードがいるでしょ?」と、しつこく詰問されるのだけれども、よく判らないから全くもって取り合わない。すると、「耳から蟲が入って来て、鼻から出るの…。」みたいな、不分明な話をする認知症の老人の話を武井壮からされ、「この人(母親)は、します?」と訊いたら、しないとのこと。よく勝手にパンとか買っちゃったり、運動は苦手で、でも、リハビリの先生が跳び箱を飛べないwwwwwと云うような話を武井から聴かされ、いつも見守ていてくれてあざす!と、お礼を言う。そして、「俺たちは、果たして一体、何処へ向かっているのだろうか?」と乗客が全会一致で思っていたら、うわたあーーーーー!!!!!トンネルが石で埋まっていて、其処におもくそ突っ込み、後ろを振り向くと脱線事故のもよう。これ如何なっているのか?と、思いつつ、屋根に乗っかっていた俺たちは助かりました。ま、ユングだったら、
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