腐った世の中は身を生じない



「トイレのドアーを開けて放ち中に入ろうとしたらば、乗り合いバスの運転士の制服を着たクソデブが個室から俯き加減で僅かに見える口元は苦笑いしながらそして照れ臭そうに、「ダメだダメだ…。壊れてる壊れてる…。係りの人を、呼ばなきゃ呼ばなきゃ…。」と、独言を呟きながら出て来て、その出て来た先の個室に眼をやると、便器が大爆発していて、汚水等が逆噴射状態。あふれ出した糞水(くそみず)で靴が汚れるから、オレもすぐにトイレから飛び出したら、その、今言ったさっきのクソデブが、係りの人を呼びに店舗に突入するのか?と、思いきや、後ろ姿を眼で追っていたら、何故か、そのまんま隣の障害者用トイレに入ってって鍵を締めちゃって、オレも利用しようと思ってたから、締め出し喰らい、なんだかとても困ったことになったなとその場に立ち尽くした話。」【或る友人プレゼンツ!前のディケイドで一番、思い出すだけで腹が捩れるほど笑いが止まらない、ものの、活字化するとひどく汚ならしくつまらない、恐らく、これを読んでいる人にとっては屁糞みたいな話、と云うよりも正に糞の話】

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「MUKAIRI.好きの女には気をつけろも何も、何も、言葉が見つからない...」【或る友人の何とか言...】

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「ポンピドゥーセンターで、プップッピドゥ!」(二十四歳 / ゲームセンター FUGAZI)

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マリリンマンソンだって、いつか死ぬ...,

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トレントレズナーだって、オナラをする...,

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アレックエンパイアだって、どぶに落ちる...,

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【孤独な散歩者の夢想 / ルソー@覚書(訂正Ver.)】

総べては現在にあって、何もかも思い出せない。わたしと云うもののはっきりした観念はなく、我が身に起こった先刻のことすら全然意識にない。自分が誰であるか?何処にいるか?すらも判らない。痛み、不安、恐れもない。水の流れを見るように、自らの血が流れるのを眺めた。自分の血であることさえ考えようとしない。絶えず、多量の血を吐いていたが、痛みはなかった。達者なときとおんなじように、苦労もせず、道に迷うことなく、歩いて来た。

わたしは、そう云う歪曲を、予め覚悟しなければならなかった。奇妙な事実を付け加え、曖昧な話や沈黙が付随され、ひとびとは、おかしなくらい控えめな調子でわたしに話し掛ける。わたしはいつも闇を憎んでいたし、生まれつき闇に恐怖を憶えていた。闇の深さは、恐怖を沈めてくれる訳にはいかなかった

世間では、わたしは転んで死んだことになっていたのである。

わたしと云う人間の運命も、将来に於ける名声も、現代の人びとの一致した申し合わせによって決定されているあって、わたしがどんなに努力してみても、その決定からは逃れられないのである。何故ならば、どんなものにしろ、この時代にあって、それを破り捨てようとして、或る者の手を通さないでは、他の時代へ伝えることはまったく不可能なのだから。

こんなにも多くの偶然の事実の集積、わたしのもっとも残酷な敵の総てが、いわば幸運の翼に乗って輝いていること、国家を支配する者、わたしの世論を指導する者、地位にある人、信用のあるひとびと、その総てが、あたかも篩(ふるい)に掛けられたかのように、わたしに何らかのひそかな敵意を抱いてる者の中から選ばれて、共同の陰謀に加わっていること、こうした普遍的な一致、協力は、単なる偶然によるものと考えるには、あまりに異常なことである。

ただひとりの人間が仲間に入ることを拒んだとしても、ただひとつの出来事が彼らの目的に逆らったとしても、ただひとつの思いがけない事情が障害になったとしても、その陰謀を失敗させるに十分だったのだ。

しかも、いっさいの意志が、いっさいの宿命が、偶然が、いっさいの事件が、人間の所業を確乎たものに仕上げているのであり、奇跡的とも考えらるような驚くべき協力を知って、わたしは、その完全な成功が永遠なる者の命令のうちに書き記されていることを疑うことは出来ない。

過去、現在に、数知れぬさまざま事実の観察からわたしはこの考えをかたく信じて、これまでは人間がの邪悪な心の所産と考えてきた所業にを、これからは、人間の理性をうかがうことの出来ない天の秘密のひとつとみなさないわけにはいかなくなる。

【LOVELIKEDEATH@予稿】

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