On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

SAYONARAはハードボイルド

2006-11-19 00:03:14 | SC&OA


握手はだめだよ キスならいいぜ



こんなに爆笑のハードボイルドってーーー!!

あー、久々にオンタイムで腹かかえたー。
最高、てっちゃん。
あなたはハンフリー・ボガートですかっっ

信号待ちしているところに
「あーゴスペラーズだ!握手してください!」と駆け寄って言った「だけ」で
こう切り返されちゃったご当人はどうだったんでしょうねぇ。

実際駆け寄る勇気もないけど、私がもしその当事者になっちゃったら
なんか間違いなくヒザから崩れおちて笑うわ。拍手喝采。
いやー、腰を抱き寄せられちゃうような感じ?

周囲にいたヤス&スタッフの皆さんは「かぁっこいぃぃーーっ!!」と
声裏返り気味に興奮していたそうだし(笑)
その光景がまた想像に難くなく笑える~
振り返っている今も「くぁー!こーれはいい台詞だー!」と。
「こんなハードボイルドな男にオレもなりたいなって思った」って、ヤス(笑)

それよりてっちゃんはなにゆえ…
何か小説をそのとき読んでいたとか映画観たばっかりとかだったんでしょうか。

「全然そんなイメージじゃないね、普段は」って言いつつも
「いつもそうであってほしいなぁ、あいつには」とおそらく満面の笑みで
てっちゃんを思い浮かべている黒ぽん。あぁ、あなたはホントにいい人だ。


で、そんな大好きエピソードのイメージを胸に、ひたすらさよならだけを
言い続ける歌に仕上げたというヤス。

てっちゃんの仮タイトル「Farewell Farewell」にホントに優しくしない決意が
みなぎっているのね。2回も繰り返してるし。

クールで乾いた感じの
「理不尽な別れは言い訳を拒む 忘れてくれるなら何も望まない」
という歌詩は最高です。
コーラスに入る「思い出は思い出さ」「裏切りは裏切りさ」なども。
問答無用な冷たさね。


改めて聴いてみて、やっぱりボビー&ダーリンの曲大好き。
しっかりアルバムで聴くのが楽しみだけれど、すでに大絶賛。

ちょこっとだけ着うたで聴いていたのだけど、あまりぴんとこなくて。
でも全体聴くとイメージがガラガラと違うことになっていて、
なんだかものすごく好きになっちゃったよ。


くちびるにさよなら 背中に罪と罰を
微笑みに祈りを 涙に甘いキスを


…さすが詩人。


愛して愛されて壊れたラブストーリーだけど、
すれ違ったドアの向こうに新しい明日がくる…

愛した人だから、決して相手の幸せを望んでいないわけじゃない、
でもここで優しくするわけにはいかない…でも寄せ付けないことが
実は優しさ、みたいな、そんな押さえこんだ男の感情。
女からしてみれば、何よ、ひとりだけかっこつけちゃって!!と
言いたいところですが。
いったい、どんな勝手をしたんだ。


徹底的に研ぎ澄まされたこの感じを「自分たちが今歌いたいもの」として
カタチにしてくれているのが、なんとも眩しい。

いやー、もしかしてこの「Be as One」は、前作よりも男の色気が漂う
仕上がりなんじゃないかしら。

早く聴きたいーーーーーーーー!!
…って毎日叫んでるなぁ



Comment    この記事についてブログを書く
« we can let it glow? | TOP | 困るってば!!! »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | SC&OA