On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

目標達成

2022-09-25 23:55:00 | Takarazuka

朝、ホテルの窓から武庫川を望む。

ああいいお天気。
 
持ってきていたチーズケーキやバナナで簡単な朝ごはんにして、せっかくなので早めに劇場へ行くことにしました。
 
熊本銘菓の「栗好き」も買いたいし、食事の予約もしたいしね。

 
Jちゃんから是非買うべしと教えてもらっていた「栗好き」は無事にゲット。
開場と同時に入ったけど、やはり公演の合間のレストラン、あっという間に予約満席。
ちょいと慌ただしいけど、昼公演の休憩中に食べられるように予約。
 
どう転がってもいいように、11時公演、15:30公演を1枚ずつチケットを押さえていたので、
母に先に観てもらい、私はその間に足を休めつつ殿堂をのんびり見ることに。

いってらっしゃーーーーい


母をハイローに送り出し、すっかり静かになったキャトルをぐるりと巡ってから、殿堂へ向かう。
 
ネバセイは公演中止で遠征できず(この時のSS、また戻ってきてほしい)、
デリシュー展示は見られなかったから、なんだかとても久しぶりに来た気がする。




おお、FWMも!
真風機長のお衣装の総スパンっぷりに改めて驚く。
これ作るのも着るのも踊るのも大変…


殿堂展示を満喫したあとは、日向ぼっこ。
こんなに人気のないテラス初めてだ!
 
自分を陽にあてて、のどかな時間を過ごす。
篭りがちだと、気がつかないうちに考え方とか気持ちも内に内に入りやすいタイプゆえ、
セロトニンを大増量させとかないと。
 
川の流れを眺めたり、緑深い山のほうのマンションを見渡して、
ああここでタカラジェンヌたちは研鑽しながら生活してるんだな…としみじみ思う。
 
決して都会ではない自然に囲まれた地方都市で、
若い女性たちを集めて芸の道に邁進させるって発想がすごいねえ。
 
こういう土地だからこそ、文化も根付いてきた気がする。
 
劇場内のシャンデリアも撮り放題。
 
眠くなるくらい、いいお天気。


あまり歩き回れないけど、ちょっと外に散歩。
ここも撮り放題。

 
幕間、予約していたレストランの前で母と待ち合わせ。
案内された席にはすでにお料理スタンバイ。
これがさすがだといつも思う〜
 
時間もないし軽く、といっていた母にはサンドイッチ、
私はちゃっかり公演ランチ。


 
ちゃんとコブラのイーグルパウダーが!
 
面白かったー、キキちゃんが云々と話す母にうずうずしつつ、
もうすぐ観られるんだ!とにやにや。
 
慌ただしくもまた母をカプリチョーザに送り出し、ふたたび、テラスへ。
さっき買ったルサンクを読み込むよ。

ソワレに向けて、徐々に人が集まり始めるなか、
適度な木陰の椅子で、またのんびり。なんて贅沢なムラの過ごし方だろうか。
 
ショーが終わり、よかったよかったと大興奮の母と合流し、テラスで感想を聞く。
イタリア好きな母、めちゃ親近感のわくショーだったようです。
私的には地名を連呼するのはどうなんだと思っていたところがよかったよーと。
 
母は私の観劇が終わるまでフリータイム。
宝塚南口からの三宮をおすすめしておく。
 
そして、ついに私の観劇の番!
やっほー、きたぞーーーーーー
初日開幕してからの、今日まで長かった、やっと観られる!
 
なかなか取れなくて焦っていたチケット。
A席でも大劇場はとにかく観やすい。
もう入場できることに意義があるのでどんなお席でも嬉しいのですけど。
 

宝塚版HiGH&LOW、通称ヅカロー。
ん?と思ったり、それはどうなんだとつっこみたくなるところがありつつも、
きっとまるごとそういうものだ、とねじ伏せて行く、説得力ある
ショーアップぶりに拍手喝采👏

何より映像も大階段も使われ方がかっこいい。
SWORDの各チームの見せ方もかっこいい。
時代も国境も性別も超えていくタカラヅカ、現代日本人設定を
ゆりかちんで観たの、そもそも初めてだったかも。
夢中でオペラで追っているうちに終わっていた・・・・
いやーかっこよかった、しか感想が出てこない。
ショーを観た気分。



暗転からの大人数の衣擦れの音と、ふわっといい匂い。
ぱっと華やかなチョンパ、ずらりと並んだ真紅の組子に緑一点、キキちゃん。
男役全員、薄茶ティアドロサングラス―!!!!!
妖しすぎるほどに香り立つ色気、イタリア一の伊達男がやってくると歌われて
なんてハードルが高いんだと思うけど、軽々飛び越えて登場の白ゆりかちん。
ぬあーーーーかっこいいーーーーーー

大介先生のショーは、プロローグで全員の顔見世的な演出がうれしいね。
ヴェネツィアはゴンドリエもえちんの歌ものびやかで、カピトベーネずんちゃんも
妖艶で美しかったし、でもデリシュ―でのキャットファイト相手の潤花ちゃんに
ガッツポーズしたっていうのを思い出してつい笑いそうになってしまう。
中詰も華やかで明るくて素敵。

きよちゃんがセンターでひっぱったロケットが何より素晴らしくて。
ロケットで涙があふれたの、初めてです。
初舞台生のロケット以上に、何かこう圧倒されるものがあって。
その身体能力もあるけれど、華といい、スキルといい、流石!!と
割れんばかりの手拍子と拍手、送ってきました。

そして、イタリア各地をめぐってのローマ。
ああ、これは・・・・という演出に、ちょっと言葉もなく観ていました。
同期から手渡されたハットにコートをまとい、銀橋を渡り、ずっと見守ってきてくれた
組長すっしいさんが「時間の針を止めていつまでも見ていたい」と歌う中、さすらい…
退団者をフィーチャーした場面だけれど、中心をつい観てしまって。
大階段を道に見立てた照明も、その道をあがっていく後ろ姿も、こみ上げるものがありました。

フィナーレのミ・アモーレの編曲が素敵で、キキちゃんが娘役の群舞中心での振付も美しかったし
男役群舞も、V字隊列美しく、振付はザ・真風だったし。
ワインカラーのお衣装もあいまってデュエダンもふたりの持ち味の大人の魅力を存分に発揮。
じゅっちゃんのソロがたくさんあったけど…どうなるんだろう。

満喫した3時間、母と合流。
私が観ている間に、三宮に行って靴買ってきていました(笑)
色々楽しめたようで何より。

出発からすったもんだではありましたが、母と一緒に宝塚に来れてよかった。
私が足を怪我していなければ、有馬温泉に連れていってあげたかったんだけどな。
またの機会に。

新幹線の中で、ちょっといい、贅沢なビールで乾杯。
楽しかったねー、ありがとうー🍻



 
Comment    この記事についてブログを書く
« 大騒ぎの遠征 | TOP | ついにその日が »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Takarazuka