エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

子供の学費は1千万円!

2007年10月12日 | 社会


        「子供が一人前の大人になるまでの費用はいくらかかるか?」

これは子供を持つ親の間では大きな関心事です。我が家は男女二人の子供がいますが、下の子が漸く来春卒業の予定なので学費の心配は終わりました。

まだ子供が小さい頃知り合いから聞かされたのは「子供の大学の4年間での費用は1千万円」でした。当時はまだまだ現実感が無く「まさか、それは大袈裟やろう・・」という印象でした。

ところが娘が京都の私立大学に入学してその厳しい現実に驚きました。本当に一年平均で250万円くらいが必要でした。都会なら自宅通学が可能ですが地方在住者はそうはいかない。アパートを借りてやって生活費を仕送りしました。

子供にも奨学金を申請してもらい、上手にヤリクリした家内には感謝しました。当時の私の収入で二人の子供を同時に大学へやるのは至難の業でしたから。本当によくやってくれました。

「子供への出費は投資だ」などとTVCMで言ってた事があったけど、私はこれは誤りで投機だと思います。かなりバクチ性が高いのです。こんなにお金を使っても子供はなかなか期待通りの収益は上げてくれません。NHKニュースからです。


              高校大学の学費は1千万円

この調査は、国民生活金融公庫がことし7月、高校生以上の子どもがいる世帯を対象とした国の教育ローンを利用するおよそ2700世帯に対し、アンケート調査したものです。それによりますと、1人当たりの平均の入学費は、高校が48万円、大学が99万円で、授業料や塾などで1年間にかかる平均の費用は、高校が100万円、大学が149万円となっています。その結果、子どもが高校に入学してから大学を卒業するまでの7年間にかかる教育費は、1人当たり1045万円に上ることがわかりました。また、教育費をどのようにねん出しているか尋ねたところ、「ほかの支出を削る」が60%と最も多く、節約している支出として、旅行やレジャー、それに外食があげられました。国民生活金融公庫では「自宅以外から通う場合は仕送りでさらに年間100万円余りかかっており、収入が伸び悩む中、重い教育費の負担を何とかやりくりしている厳しい実態がうかがえる」と話しています。

 


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