エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

釣り人が羨ましい

2007年10月15日 | 地域

富山県南砺市(旧井口村)にある温泉施設をよく利用します。自宅からクルマで10分ほどの距離にあり銭湯代わりには丁度良い施設です。平日なら客も疎らで、湯船を独占してゆっくり入れるので大のお気に入りなのです。

その温泉施設のすぐ横に赤祖父池があります。この池は近隣の農地の灌漑用に作られた人工の池です。詳しくは調べてませんが、戦前からあるのではと思います。隣りの旧城端町にある桜が池ほどは大きくないけれどなかなか趣のある佇まいです。

            
      天気が悪くて残念ですが、奥に見える緑色は隣接のゴルフ場です

小さな池ですがここは全国でも有名なイベントがあります。ヘラブナ釣り大会が毎年開かれています。ヘラブナは地味な魚ですが、釣りの対象とするのには非情に難しい魚だそうです。警戒心が強くてなかなか釣れないようです。

            
                   平日でも釣り客はいます

私は10年前にふつりとゴルフを止めました。若い頃から野球やソフトボールをし中年からはゴルフに現を抜かしていました。理由は色々あったんですが、ともかくそれに代わる趣味を釣りに考えた時期がありました。

ノンビリと釣り糸を垂らす釣り人の姿にある種憧れみたいな感情も擁きました。これなら左程に金も掛らないだろうし日常の些事の気晴らしにもなるかなと思いました。この時分からこの温泉に来るようになり、赤祖父池の釣り人が羨ましくなったのです。

             
                    こんな人達が羨ましい

当時は本気で釣りをしようかと考えていたのですが、思いの外の障害がある事に気が付きました。私は釣りのエサとなるミミズが嫌いなんです。絶対に触れませんね。小学生の頃なら平気で捕まえていたのに何故か理由は判りません。

一口に釣りと言っても様々な容態があるのは知りました。だからエサのミミズを嫌いならそれを使わない方法でやれば済むのですが・・・ともかく一気にモチベーションが下がってしまったのはこれが理由でした。ちょっと情けないのですがそれが今に至っています。しかし今でも釣り人を見るとやはり羨ましい気持ちは変わりませんね。