お隣りの石川県で空から(おそらく)おたまじゃくしや小魚が降る現象が続いてるそうです。その場面に遭遇すれば不思議さと驚きに包まれた事でしょうね。実際は地面に落ちてペチャンコになった屍骸を住人が見つけたんですが。
しかし世界ではこの珍現象(怪奇現象か)の記録は数多く残されているようです。蛙や魚から亀やワニまで記録があり、果ては血や肉が降ったこともあるらしい。こういった現象をファフロッキーズと呼んで各方面で調べた方もいるそうです。
原因が不明な現象に出会うと人は戸惑い、とんでもない原因と結果を簡単に結び付けてしまう事があります。おりしも統一教会の者たちが人々を不安に貶めて高額な印鑑を売りつけた事件が摘発されました。これなんかも冷静な時なら騙される事も無かったんでしょうが。
以前に書いたかもしれませんが100年以上も昔の話しです。近くの大きな神社に夜な夜な松の大木に登り砂を撒く男がいました。仕事が終わって夜中に神社にお参りする芸妓さんの間で「天から砂が降る」と言う噂が立ちました。
度胸のある若者が夜を徹して見張り犯人を見つけ取っ組み合いながらも逃した事件です。それまでは夜の神社で天狗が砂を撒くと言われていたそうです。顔を見られたせいかそれ以降は「天狗の砂撒き」は起こらなかったようです。
まあ今回の石川県の現象の参考にはなりませんが、不思議な現象を前にして安易な結論に導かれるのは気を付けたほうが良いと言う事です。心霊現象なんかも若い人たちには関心事です。けれどすぐに怨念やら幽霊に落ち着くのはどうかと思います。それこそ「怨念がおんねん」です・・・