ゴマモンガラと戦って来た!!
一昨日、モンツキカエルウオの卵保護している個体を確認していたら、フィンに何かが触れる感覚がした・・・。
もしやと思い慌てて振り返ると、猛然と突っ込んで来る奴がいた・・・。
そのエリアで、いつも産卵している産卵床は事前に居ない事を確認していたけど、別の所で卵保護か産卵床作りをしてたらしい・・・。
決して目を離さず、正面で奴と対峙しながら、ゆっくりと下がりながら泳ぐ・・・。
おそらく雌であろう奴が頻繁に猛突進を仕掛けてくる・・・。
周りに、もう一匹の雄が居ないか確認しながら更に下がる・・・。
フィンに喰いついて来たり、頭や身体に色んな角度から突進してきたりする・・・。
今まで、幾度となく奴らに襲われ、大事にこそ至らなかったが痛い目に合わされてきたし、他ショップのゲストはもちろんガイドが襲われ流血状態などのエライ目に遇うのを幾度も見てきた僕は、
この瞬間の奴らの危険さを痛いほど理解していた・・・・。
もう、産卵床のエリアと思われる場所から10mは離れている・・・。
・・・・かなりしつこい・・・。
・・・・だんだん腹が立ってきた・・・・・。
だいたい、奴の大切な産卵エリアかもしれなけど、こっちだって、大切なモンツキカエルウオ求愛・産卵・卵保護観察エリアなのである・・・。
話しても解る相手じゃない事は重々承知なので、これを機に一回、逆に痛い目に合わせてやろうと思い、逆に突っ込んで行った・・・。
左手にはSEA&SEAマクロレンズ使用のハウジンングカメラセット、右手にはセッシ!!(愛器長いピンセット!!)
素早い攻防が繰り返される・・・・。
瞬間のそれぞれの攻撃をお互いにかわし、また、相互に仕掛ける・・・・。
ゆっくり対峙していると、奴が離れて行った・・・・。
観察していると、どうやら、もう一か所、産卵床候補があるらしい・・・・。
なるほど、だから、テリトリーエリアの範囲が広くてしつこかった訳だ・・・・。
もともと産卵床候補の場所から10mほど離れているその30cmほどの広さで窪んだ場所を、鰭で仰ぎ、口で石を退け、掘り進めていく・・・。
数分前の戦いで、「いけるやん、俺!!」・・・っと、調子に乗った僕が、もう一度、こっちからしかけてやろうかと思ったその矢先に、
もう一回り大きな雄だと思われる個体が奴に近づいて行った・・・。
雌は相変わらず産卵床を作り、雄と思われる個体は寄り添うように側に居る・・・・。
「・・・・・しゃあないのぉ~、今日はこんくらいで勘弁しといたろかぁ~・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏」・・・・
決して、二匹になったから怯んだ訳では断じてない・・・!Σ( ̄□ ̄;)!!
二匹になったとしても、その時の僕なら、「もう絶対にこの黒い男に関わるのは止めよう!!」・・・っと奴らが後悔するぐらい、
まとめてケチョンケチョンに思い知らせてやる事も出来たであろう・・・。
決して、「二匹の多角的攻撃が恐い・・・( ̄□ ̄;)!!」とか、「そう言えば、足首露出しているし、ウェットスーツ薄いしなぁ~・・・・。」
「大きな雄の歯が頭や身体に喰らいついてきたら痛いやろうなぁ~・・・(-_-;)」・・・・
・・・・などなどの沢山の弱気が心を支配してチキンになった訳ではない・・・・ ( ̄▽ ̄;)
賢明な皆さんは、よく御存じだと思いますが、僕は、こういう愛を育む場面に非常に弱いのである。
寄り添う奴らから眼を離さずに、ゆっくりと慌てずにボートに向かって帰った・・・・。
・・・・・ふぅ~、いやぁ~・・・、怖かった・・・・(^_^;)
次の日、そのエリアに産卵して卵保護しているであろう奴に、再び、僕が厚手のウェットスーツを着込んで、孤独な戦いを挑みに行ったのは言うまでもない・・・・
卵保護しているモンツキカエルウオ。モンツキカエルウオ達も個性がそれぞれで、この子はめちゃくちゃビビりぃー!!
何せ、僕の影を見ただけ、卵を放っぽらかして逃げてしまう・・・・(^_^;)
この日も、気付かれない角度から急にダッシュで現れた僕にビビッて、奥の方まで入って出てこなかった・・・・。
「ゴマモンガラの爪の垢でも煎じて飲ませたい・・・。」
ダイブ・エスティバン
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雄輔の豪海倶楽部!!
ガイド会・世界の海ブログ!!
一昨日、モンツキカエルウオの卵保護している個体を確認していたら、フィンに何かが触れる感覚がした・・・。
もしやと思い慌てて振り返ると、猛然と突っ込んで来る奴がいた・・・。
そのエリアで、いつも産卵している産卵床は事前に居ない事を確認していたけど、別の所で卵保護か産卵床作りをしてたらしい・・・。
決して目を離さず、正面で奴と対峙しながら、ゆっくりと下がりながら泳ぐ・・・。
おそらく雌であろう奴が頻繁に猛突進を仕掛けてくる・・・。
周りに、もう一匹の雄が居ないか確認しながら更に下がる・・・。
フィンに喰いついて来たり、頭や身体に色んな角度から突進してきたりする・・・。
今まで、幾度となく奴らに襲われ、大事にこそ至らなかったが痛い目に合わされてきたし、他ショップのゲストはもちろんガイドが襲われ流血状態などのエライ目に遇うのを幾度も見てきた僕は、
この瞬間の奴らの危険さを痛いほど理解していた・・・・。
もう、産卵床のエリアと思われる場所から10mは離れている・・・。
・・・・かなりしつこい・・・。
・・・・だんだん腹が立ってきた・・・・・。
だいたい、奴の大切な産卵エリアかもしれなけど、こっちだって、大切なモンツキカエルウオ求愛・産卵・卵保護観察エリアなのである・・・。
話しても解る相手じゃない事は重々承知なので、これを機に一回、逆に痛い目に合わせてやろうと思い、逆に突っ込んで行った・・・。
左手にはSEA&SEAマクロレンズ使用のハウジンングカメラセット、右手にはセッシ!!(愛器長いピンセット!!)
素早い攻防が繰り返される・・・・。
瞬間のそれぞれの攻撃をお互いにかわし、また、相互に仕掛ける・・・・。
ゆっくり対峙していると、奴が離れて行った・・・・。
観察していると、どうやら、もう一か所、産卵床候補があるらしい・・・・。
なるほど、だから、テリトリーエリアの範囲が広くてしつこかった訳だ・・・・。
もともと産卵床候補の場所から10mほど離れているその30cmほどの広さで窪んだ場所を、鰭で仰ぎ、口で石を退け、掘り進めていく・・・。
数分前の戦いで、「いけるやん、俺!!」・・・っと、調子に乗った僕が、もう一度、こっちからしかけてやろうかと思ったその矢先に、
もう一回り大きな雄だと思われる個体が奴に近づいて行った・・・。
雌は相変わらず産卵床を作り、雄と思われる個体は寄り添うように側に居る・・・・。
「・・・・・しゃあないのぉ~、今日はこんくらいで勘弁しといたろかぁ~・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏」・・・・
決して、二匹になったから怯んだ訳では断じてない・・・!Σ( ̄□ ̄;)!!
二匹になったとしても、その時の僕なら、「もう絶対にこの黒い男に関わるのは止めよう!!」・・・っと奴らが後悔するぐらい、
まとめてケチョンケチョンに思い知らせてやる事も出来たであろう・・・。
決して、「二匹の多角的攻撃が恐い・・・( ̄□ ̄;)!!」とか、「そう言えば、足首露出しているし、ウェットスーツ薄いしなぁ~・・・・。」
「大きな雄の歯が頭や身体に喰らいついてきたら痛いやろうなぁ~・・・(-_-;)」・・・・
・・・・などなどの沢山の弱気が心を支配してチキンになった訳ではない・・・・ ( ̄▽ ̄;)
賢明な皆さんは、よく御存じだと思いますが、僕は、こういう愛を育む場面に非常に弱いのである。
寄り添う奴らから眼を離さずに、ゆっくりと慌てずにボートに向かって帰った・・・・。
・・・・・ふぅ~、いやぁ~・・・、怖かった・・・・(^_^;)
次の日、そのエリアに産卵して卵保護しているであろう奴に、再び、僕が厚手のウェットスーツを着込んで、孤独な戦いを挑みに行ったのは言うまでもない・・・・
卵保護しているモンツキカエルウオ。モンツキカエルウオ達も個性がそれぞれで、この子はめちゃくちゃビビりぃー!!
何せ、僕の影を見ただけ、卵を放っぽらかして逃げてしまう・・・・(^_^;)
この日も、気付かれない角度から急にダッシュで現れた僕にビビッて、奥の方まで入って出てこなかった・・・・。
「ゴマモンガラの爪の垢でも煎じて飲ませたい・・・。」
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飲ませたいですね^ ^