9月12日、11時40分、リューグーポイントにエントリー・・・・。
エントリー直後は、ヤマブキベラの産卵の確認・・・。
このポイントから少し移動したエリアには、今年、潮流が、ある方向から流れると、それまで見た事がないほど、ヤマブキベラが密集する・・・。
以前に、ペア産卵しか見た事がなかったハコベラが、ある年のある潮流の時に、その数が通常の数倍に密集し、それまで僕が見る限り、
確認した事のなかった初めてハコベラの群れ産卵をした経験を踏まえて、日頃、ペア産卵しか見た事のないヤマブキベラも、
もしかしたら群れ産卵するのではと思って、逆の潮流の時にも経過観察している最中なのです・・・。
しかし、やはり、逆の潮流の時には、ヤマブキベラの密集度は普通なので、ハマクマノミが産卵してないか確認に行った・・・。
前の産卵から12日~13日(孵化から3日~5日)が経ち、そろそろ産卵するのではと思っていた・・・・。
卵隗はない・・・・。
雌のお腹は膨らんでいるように思うけど、産卵する様子も見受けられないなと思いながら見ていると、
急に雌が産卵床を掃除し始めた・・・。
先程までは、口元にも何も付いていなかったが、産卵床の石灰層を歯でガリガリやったせいか
口元に白い粉が付着している・・・・。雄も一緒に掃除を始めた・・・・。

ここの産卵床は、ちょっとした窪み穴の天井部分を利用している・・・。

こちらを警戒したり、休憩したりしながら、随分、ガリガリ精力的に掃除している・・・。
上の石灰層の砕け落ちた小さいな塊を口に含み、雄が外へ運ぶ・・・。
雌は、産卵床に伸びてこようとするイソギンチャクを噛んで刺激して縮ませる・・・。

この夏、少なくても4回目以降の産卵だと言うのに、初めて掃除するかのように精力的にガリガリ掃除をする・・・。
「そんなにやったら、おうち壊れちゃうよ?・・・(^_^;)」・・・・と思いながら見ていると、
掃除を始めて20分程が経過した頃、雄がいつもの行為を始める・・・・。
雄は、産卵床の滑らかさや凹凸を確認するかのように、産卵放精時の仕草で産卵床を動き出す・・・。
まだ、気に入らないのか、また、掃除を始める・・・。
相変わらず、雌雄共に、精力的に掃除する・・・・。
雄は時折、産卵床の確認動作を繰り返しながら掃除する・・・。
僕の勘違いや観察不足かもしれないが、今までに雌が産卵床の滑らかさや凹凸の確認動作をする所を見た事がないのだが、その辺の細かい作業は身体の小さな雄の仕事なのだろうか・・・。
もしかしたら、雄から雌へのアプローチなのかもしれない・・・・。
時には一緒に、時には雌雄交互に掃除していると、急に雌の動きが変わった・・・・(ほぼ27分後)。
産卵の始まりである・・・・。

雌が産卵を繰り返し、雄が放精する・・・・。
雌の産卵管からは、次々と卵が産み出される・・・・。

そのまま40分程、産卵を確認したが、ダイブタイム90分・・・・。

一人で来ているなら、当然、最後まで(タンクを交換して)観察するが、ゲストもそろそろエキジットした頃で船上で待っている・・・・。
産卵終了まで、あと、二時間(産卵時間は卵の量で変わる)待たせたら・・・、スタッフからゲストから皆、怒るやろうなぁ・・・・


・・・・っと、言うか、ここに居る事は解っているので、連れ戻し来るか・・・?
いや、伸なら、俺を置いて帰りかねないな・・・・


せめて、産卵中の雌の一休みまで(だいたい産卵開始から60分~70分後)は確認したかったが・・・、
こっちを向いて産卵しているのを撮影したの機に、諦めてエキジット・・・。

産卵三日後、ガイド中に卵の確認に行った・・・。
三日目の卵隗は、卵内の発眼の為に、少し黒々とし、元気に育っていた・・・。
水温29.7度・・・。
孵化まで、おそらくあと5日後か6日後・・・!!
「すくすく育てよ・・・。」・・・・・・・

注・・・この後、産卵記編続きます・・・・。大どんでん返しもあるので、乞うご期待!!
ダイブ・エスティバン
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エントリー直後は、ヤマブキベラの産卵の確認・・・。
このポイントから少し移動したエリアには、今年、潮流が、ある方向から流れると、それまで見た事がないほど、ヤマブキベラが密集する・・・。
以前に、ペア産卵しか見た事がなかったハコベラが、ある年のある潮流の時に、その数が通常の数倍に密集し、それまで僕が見る限り、
確認した事のなかった初めてハコベラの群れ産卵をした経験を踏まえて、日頃、ペア産卵しか見た事のないヤマブキベラも、
もしかしたら群れ産卵するのではと思って、逆の潮流の時にも経過観察している最中なのです・・・。
しかし、やはり、逆の潮流の時には、ヤマブキベラの密集度は普通なので、ハマクマノミが産卵してないか確認に行った・・・。
前の産卵から12日~13日(孵化から3日~5日)が経ち、そろそろ産卵するのではと思っていた・・・・。
卵隗はない・・・・。
雌のお腹は膨らんでいるように思うけど、産卵する様子も見受けられないなと思いながら見ていると、
急に雌が産卵床を掃除し始めた・・・。
先程までは、口元にも何も付いていなかったが、産卵床の石灰層を歯でガリガリやったせいか
口元に白い粉が付着している・・・・。雄も一緒に掃除を始めた・・・・。

ここの産卵床は、ちょっとした窪み穴の天井部分を利用している・・・。

こちらを警戒したり、休憩したりしながら、随分、ガリガリ精力的に掃除している・・・。
上の石灰層の砕け落ちた小さいな塊を口に含み、雄が外へ運ぶ・・・。
雌は、産卵床に伸びてこようとするイソギンチャクを噛んで刺激して縮ませる・・・。

この夏、少なくても4回目以降の産卵だと言うのに、初めて掃除するかのように精力的にガリガリ掃除をする・・・。
「そんなにやったら、おうち壊れちゃうよ?・・・(^_^;)」・・・・と思いながら見ていると、
掃除を始めて20分程が経過した頃、雄がいつもの行為を始める・・・・。
雄は、産卵床の滑らかさや凹凸を確認するかのように、産卵放精時の仕草で産卵床を動き出す・・・。
まだ、気に入らないのか、また、掃除を始める・・・。
相変わらず、雌雄共に、精力的に掃除する・・・・。
雄は時折、産卵床の確認動作を繰り返しながら掃除する・・・。
僕の勘違いや観察不足かもしれないが、今までに雌が産卵床の滑らかさや凹凸の確認動作をする所を見た事がないのだが、その辺の細かい作業は身体の小さな雄の仕事なのだろうか・・・。
もしかしたら、雄から雌へのアプローチなのかもしれない・・・・。
時には一緒に、時には雌雄交互に掃除していると、急に雌の動きが変わった・・・・(ほぼ27分後)。
産卵の始まりである・・・・。

雌が産卵を繰り返し、雄が放精する・・・・。
雌の産卵管からは、次々と卵が産み出される・・・・。

そのまま40分程、産卵を確認したが、ダイブタイム90分・・・・。

一人で来ているなら、当然、最後まで(タンクを交換して)観察するが、ゲストもそろそろエキジットした頃で船上で待っている・・・・。
産卵終了まで、あと、二時間(産卵時間は卵の量で変わる)待たせたら・・・、スタッフからゲストから皆、怒るやろうなぁ・・・・



・・・・っと、言うか、ここに居る事は解っているので、連れ戻し来るか・・・?
いや、伸なら、俺を置いて帰りかねないな・・・・



せめて、産卵中の雌の一休みまで(だいたい産卵開始から60分~70分後)は確認したかったが・・・、
こっちを向いて産卵しているのを撮影したの機に、諦めてエキジット・・・。

産卵三日後、ガイド中に卵の確認に行った・・・。
三日目の卵隗は、卵内の発眼の為に、少し黒々とし、元気に育っていた・・・。
水温29.7度・・・。
孵化まで、おそらくあと5日後か6日後・・・!!
「すくすく育てよ・・・。」・・・・・・・


注・・・この後、産卵記編続きます・・・・。大どんでん返しもあるので、乞うご期待!!
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