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会長が行く!!!

才能は心に宿る。
想いが強ければ
きっと届くはずです。
感じたこと、海の不思議を中心に綴っていきます。

判断力・・・。

2014-03-04 14:58:27 | 冬の風物詩




昼12時、強い南風と雨の為に、ホェールウォッチング一日コースを、三時間コースに切り替え帰港すうかどうするか考慮する・・・・。

経費だけ頂くような形で終わらせるかと・・・・。


そして、色んな考えが浮かび悩ませる・・・・。


「このまま続ければ、確かにコース代金は頂けるけど、本当にそれで良いのか?」

「船酔いしている人も居るし、コースを変更して早めに帰った方が、ゲストの辛い時間も減る・・・。」

「宿に戻って休める人もいるし、ダイビングに変更して楽しめる人もいる・・・。」

「でも、今日しか乗らない方も居るんだから、もっと頑張って探して、船酔いも吹き飛ぶような、より良い場面を見せてあげられる努力をすべきではないか・・・・???」

「これまで何度も、大逆転を演じてきたではないか・・・・!!!」

「雨風や波が酷くても、借りた和船で吹きさらしで操縦しながらも、手を抜かない、妥協しない、挫けない強い気持ちで、今までやってきたじゃないか・・・・?!」



・・・・・・操縦している僕の脳裏に、一階で休んでいるゲスト達の顔が浮かぶ・・・・。



午後一時、帰港した・・・・。

暫くして雨が止み、空が明るくなった・・・・。


「俺は、日和ってしまったかな・・・・。」


自然の事だから、確実性はもちろん無いし、相手があっての事だから絶対は無い・・・・。

ただ、いつも、出来る限りの努力とプロのガイドとしての職務を全うしたいと思っている・・・・、職人なのだから・・・・。
















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新たなる旅立ち・・・・。

2014-03-02 23:05:37 | 冬の風物詩



バレンタインの日の事である・・・・。


スタッフ瞳が、如何にも義理チョコやなという手作りのチョコをくれた・・・・。


ちょっと、冗談で言ってみた・・・。


「瞳、チョコありがとう・・・・、これって、本命・・・・・?(^_^;)?」


・・・・・・一瞬の間合いはあったものの・・・・、「そうです!!!!」


「おまえ、この中年オヤジの純情を弄ぶんじゃねぇ~・・・(^_^;)!!!!」


「・・・・(^_^;)・・・。」


もちろん、笑顔の冗談丸出しの会話である・・・・。



入籍は済み、三月に退社をし、実家で出産をし、その後、鹿児島の旦那の元へ嫁ぐ・・・・。


九州出身の僕には解りすぎるほど解る、多分、古いであろう九州気質の家で、きちんとやっていけるだろうかとやきもきしながら、父親のような感覚で瞳と話してた・・・・。


こんなクジラの母子のように、ちゃんと子育てして、頑張れよ・・・・っと、切に願うのでした・・・・・(^_^;)








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助言・・・。

2014-02-26 01:18:54 | 冬の風物詩




若かりし日の頃、写真家の吉野雄輔さんに言われた・・・・。


「剛志、写真は引いてなんぼよ!」

「えっ、寄ってなんぼじゃないんですか?!・・・・雄輔さん・・・・!Σ( ̄□ ̄;)!! 」


確か、東京出張の折に、雄輔さんちに泊めてもらっていた頃で、飲み会後の2時頃から、二人で一升瓶を開けるぐらい飲んでた頃だ・・・・(^_^;)。


マクロ撮影でも二倍テレコンやクローズアップレンズを組み合わせて、それこそ指のアップを撮っても綺麗に撮れるような、より深いマクロ撮影が流行りの頃で、フイルムで撮影する銀塩カメラの時代だ。


そして、それから色々と撮っていて気が付いた・・・。


ただ、その生物をアップで撮るのではなく、引いて周りの環境を入れて撮ると、その生物の生活空間が写し出され、なおかつ広がりのある写真になり

写真がのびのびするのだ・・・・。


先日のザトウクジラの撮影中、70-200mmのレンズから24-105mmのズームレンズに持ち替えた時に、その言葉を思い出した・・・。



「そうですね、雄輔さん、景色や青空を入れて撮ると気持ちが良いですね・・・・(^_^;)。」







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ガイドの矜持・・・・。

2014-02-25 17:43:34 | 冬の風物詩




ガイド会を、発足させる目的の一つとして、それぞれのエリアのガイドダイバーが持っている情報のより濃密な共有、つまり、休日でも当然潜りに行くような、やる気のある、

これからの若いガイド達に僕らが培った知識や見てきた産卵や孵化などの生態情報を伝えていく事だった。

ガイドダイビング中、一般ゲストからは、そのガイディングが同じように見えても、その中身は、明確な目的を持ってのガイドがなされていれば、当然、中身の濃さは変わってくる。



「海はガイドで変わる!」


・・・・・・・・・・僕の信念である。



ガイド会仲間の屋久島ダイビングライフの高久至さんが、久米島の海やエスティバンの事を「ガイド会・世界の海ブログ」で、綴ってくれました。


「至、行くぞ!!」

「オッス!!」


・・・・・こんな感じで過ごした日々を・・・・(^^;)


ガイド会・世界の海ブログ屋久島ダイビングライフ高久至



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願い・・・・。

2014-02-18 08:22:34 | 冬の風物詩
沖縄では、土地の神様を祭る風習根強く、今でもユタ(民間霊媒師)と一緒に各御願所に巡り参る風習がある。

実は、僕も年一回、前年の感謝の意味を込めたもの(ウシリガフゥー・昨年一年の礼事)と新しい年の安全祈願を込めたもの(立願・今年一年の願事)を合わせて執り行っている・・・・。


御願所を渡り歩いていると、時折、ユタが言う・・・・。

「今の剛志さんのお願いに、・・・の神様が答えてくれてるよ・・・・。」

それは、鳥の鳴き声であったり、突然現れた虫の羽音や姿であったり、神様のお返事は、その時折で変わる・・・・。



僕が、年一回だけど欠かさずに御願(うがん)をするのは、ともすれば驕りがちな自分の性格を諌める為と、海や自然の生物達と向かい合う事を生業としている者として、

もしも存在するならば自然に宿る精霊達とどこかで繋がっていたいという想いからだと思う・・・・。


トンバラポイント(飛原岩)も実は、その御願所の一つだ・・・。


土地やその地域の神様という意味なら、間違いなくトンバラは久米島の南の海の神様が宿っている神聖な場所であろう・・・・。



朝、ホェールウォッチング出航後、僕はトンバラに向かって心の中で祈る・・・・。

ユタから教えられたように自らを名乗って・・・・。


「久米島町字比嘉160-69に住む巳年の川本剛志です。飛原岩の神様、今日も一日、ザトウクジラ観察撮影ツアーを、お客様やスタッフが事故もなく怪我もなく安全に無事航海出来ますよう、どうかお見守り下さい。」

「一頭でも多くのクジラを探す努力が出来、ひとつでも多くの感動をお客様に与えられる努力が出来ますように、どうかお見守り下さい・・・・。」



自分に何度も言い聞かせるように・・・・・。












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