
昼12時、強い南風と雨の為に、ホェールウォッチング一日コースを、三時間コースに切り替え帰港すうかどうするか考慮する・・・・。
経費だけ頂くような形で終わらせるかと・・・・。
そして、色んな考えが浮かび悩ませる・・・・。
「このまま続ければ、確かにコース代金は頂けるけど、本当にそれで良いのか?」
「船酔いしている人も居るし、コースを変更して早めに帰った方が、ゲストの辛い時間も減る・・・。」
「宿に戻って休める人もいるし、ダイビングに変更して楽しめる人もいる・・・。」
「でも、今日しか乗らない方も居るんだから、もっと頑張って探して、船酔いも吹き飛ぶような、より良い場面を見せてあげられる努力をすべきではないか・・・・???」
「これまで何度も、大逆転を演じてきたではないか・・・・!!!」
「雨風や波が酷くても、借りた和船で吹きさらしで操縦しながらも、手を抜かない、妥協しない、挫けない強い気持ちで、今までやってきたじゃないか・・・・?!」
・・・・・・操縦している僕の脳裏に、一階で休んでいるゲスト達の顔が浮かぶ・・・・。
午後一時、帰港した・・・・。
暫くして雨が止み、空が明るくなった・・・・。
「俺は、日和ってしまったかな・・・・。」
自然の事だから、確実性はもちろん無いし、相手があっての事だから絶対は無い・・・・。
ただ、いつも、出来る限りの努力とプロのガイドとしての職務を全うしたいと思っている・・・・、職人なのだから・・・・。



ダイブ・エスティバン
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