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会長が行く!!!

才能は心に宿る。
想いが強ければ
きっと届くはずです。
感じたこと、海の不思議を中心に綴っていきます。

一瞬を斬る・・・。

2015-02-06 16:09:40 | 冬の風物詩




僕の目の前を、彼が気ままに泳ぎ躍りまわる・・・。

お腹を見せ、腕を広げるように胸ビレを広げ、身体をくねらせる・・・。

時折、「付いて来てるか・・・?」・・・っと確認するように戻って来ては、尾ビレを水面から突き出し、ポーズを決める・・・。

彼が尾ビレを振る度に水流が出来る。尾ビレの勢いで、力強い水流が気体を生み、彼の得意技のそのシルエットが鮮やかに残る・・・。


「この瞬間を撮りたかったんだ!!」・・・心を踊らせながら、シャッターを切った・・・。



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優しく見守る・・・。

2015-02-02 22:57:10 | 冬の風物詩



「優しく見守る・・・。」


解っているようで、解っていなかった・・・。

こんな簡単な事が、やっと、ここ二年で解りかけはじめた・・・。

自分では理解してたつもりだったけど、全く解っていなかった・・・。

ザトウクジラと共有する時間は、僕に新たな思考を呼び、気付かせてくれた・・・。


この季節になると、彼女との夢を見るからかもしれない・・・。

彼女との昔の会話場面が夢に出てきて、考えさせられるのである・・・。

以前も書いたかもしれないけど、例えば、水深10mや20mにザトウクジラが止まって休んでいる・・・。

数年前の僕なら、当然、スキンダイビングで潜って近寄ろうとする。



「貴方は、素潜りで30mとか行けるかもしれないけど、普通の人はそうじゃないの・・・。」

「それに、知らない生き物が、急に近づいて来たら、ダダ(僕の事)だってびっくりするやろ・・・。」


二年前に、そんな昔の会話の場面を夢で見た・・・。


「そりゃ、そうだな・・・。それなら、彼らが来てくれるまで待つか・・・。」


そうやって、今までとは違った関係を築けるようになってきた・・・。


「子供だって、大人だって、好奇心はあるでしょ。だから、ダダだって面白い男がいたら、会いに行こう!!・・・って、言うじゃない。クジラだって、そうだと思うけど・・・。」


「そうだな、友達になるには、相手の事を好きになって、自分の事も解ってもらわなきゃな。」


そんな昔交わした会話の場面を、夢に見るのである・・・。

この季節、特に彼女を想い返す事も多いから、考え方もそうなっているのだろうけど、何だか感じるのである・・・。







水面をのんびりと泳ぎながらブローを繰り返し、ゆっくりと潜って行った彼が水中で休んでないか、出来るだけ静かに泳いで近づいて行った・・・。

逆立ちでもしているかのように頭を下にして、水深7mぐらいで停まっている彼が居た・・・。

嫌がって水深を深くしたら(僕との距離を作る為に)直ぐに止まるつもりで、見え始めてから、ほとんど泳がず、じっくり時間を掛けて少しずつ少しずつ近づいて行き、そのまま彼の真上で見ていた・・・。


彼らに、より近付きたいが為に橋の下の水路で、ここぞの猛ダッシュトレーニングを繰り返し、ミューフィンを何本も折ったの事を滑稽に思い出す・・・。

それはそれでガイドとしては大事な事だけれども、身体が近付くんじゃなく、心が近付かなければ駄目なんだ・・・・。

でも、以前までの僕は、万事そんなふうだったような気がする・・・・。

ゲストに魅せたい意欲が強すぎて、今思えば無理もしてきたと思う。でも、やはり、相手あっての事だし、ましてや相手は・・・・。

同じ地球(星)に生まれた者として、彼らを想う気持ちを、自分自身がもっと深く見つめるべきだった・・・。




10分ほど経った頃、何だか少しずつ近くなってきたなぁ~っと思っていたら、そのままの態勢で浮上して、尾鰭が水面から突き出るような姿勢になった・・・。

彼の眼を見る・・・。どうやら、僕を見ているようだ・・・。

彼の動きに邪魔にならないように、それ以上は近づかない・・・。

饗に乗ったようだ・・・。彼の贅沢なショーが始まった・・・。

ボート上に待機しているゲストに「入っていい」の合図を送る・・・。



彼が水面や水中で身体を反転させたり、停まり、尾鰭を水面から突き上げる・・・。

近い時には、僕の1m前で、尾鰭や胸鰭が行き交う・・・。

本当は、もう30cmか50cmは近寄りたいが止めておく・・・。

彼が安心して踊れる距離だし、僕の後ろにはザトウクジラに恋い焦がれるゲスト達が居るのである・・・。

・・・・その時に入っているゲスト達だけの事ではない・・・。

後ろと書いたのは、これからの出逢いを待っている未来の事だ・・・。

今年、そして来年、素晴らしい出逢いに恋い焦がれて来る、これからのゲスト達の為にも、彼らとの信頼関係を、じっくりと築く事こそが、僕のガイドとしての使命だと想うからだ・・・。



「優しく見守る・・・。」



まだまだ、解っていなのかもしれなけど・・・・。







陽気なパフォマーな彼の魅力を伝えたくて、反水面で撮ろうと思ったけど、表面張力が凄くて写真にならない・・・。

それならばと思い、水面に写し出される彼の躍動感も入れてと思ったけど、やんちゃすぎました・・・・(^_^;)

その後、もう一頭も加わり、宴は最盛を迎えた・・・・。


注・上の写真、実は排泄中でもあるんです・・・。何か出してるなぁ~っと思って写真を撮ってました・・・(^_^;)



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ホエールウォッチングシーズンのある日の出来事・・・。

2014-04-09 14:40:00 | 冬の風物詩




2014年、ホエールウォッチング船一日コース、シーズン後半を迎える頃・・・、

3月中旬、待ち望んでた母子クジラに出逢う・・・・。


スタッフのチーフ伸に操船を任せて、スキンダイビング(スノーケリング)の準備をする・・・。

・・・・・、しかし、相変わらず、左足が痛い・・・。

実は、その一週間程前に自分の不注意で、ボートの二階から落ちて一階のボートの縁に左足ブチ当ててしまった。

幸い、骨には異常はなく打撲で済んだが、「脚ってこんなに腫れるのか?!」と思うぐらい左の太腿が全体的にパンパンに腫れて

歩くのさえ困難な数日を過ごした・・・。



・・・・正直、今でも、歩くのもつらい・・・。


スタッフの誰かに、「教えるから頼む!!」・・・・っと、代わってもらいたい欲求に駆られる・・・・。


しかし、海に入って母子クジラを刺激しない様に観察し、じっくりと時間を掛け、母子クジラの方から近づいて来るような心の距離を埋めてもらう為の儀式を、


現状より更に確立させる為には、僕は沢山の母子クジラ達と出会い、彼らとの密接に繋がる時間の共有を、より経験していかなければならないのである。


エントリーして、母子クジラを驚かせずに、でも、少しずつ気が付いてもらうように、ゆっくりと近寄って行った。

休んでいる母子クジラが、離れて見えるぐらいの位置で母子クジラを観察する。

子クジラがブローの為に浮上する。回数を重ねるごとに、少しずつ、僕に近づいて来る・・・。

ここで焦ってはいけない・・・。じっくりと待つのだ・・・・。


暫くして、僕の目の前や真横で浮上して来るようになる・・・・。


「良かった・・・。ありがとう・・・・、許してくれて・・・・。」


感謝の気持ちを心で呟きながら、焦らずに驚かせずに観察し続けた・・・・。














「お知らせ」

水中映像サークル主催の第31回水中映像祭(入場無料)に招待作品として、スライドショーをやります。

タイトルは「クジラと見る夢・・・・同じ地球(ほし)に生まれた者として・・・」です。

テーマはタイトルにもあるように「共存」、共に存りたいという願いを込めて作りました。

彼らの考えている本当のところは解らないかも知れないけど、彼らの事をより深く知りたい、出来る事なら心を通わせたいという望みは常に僕の中にあります。

毎年の彼らとの出逢いの数々は、勇壮であり激しく熱く、そして優しくもあり厳しくもあります・・・。

スライドショーを見て頂いて、そんな僕の人生を大きく変えた彼らとの出逢いを、ほんの少しでも分かち合えればと想っています・・・。


他にも招待作品でムービープロカメラマン古島茂さんの「Maisha maref ~Cheers to every moment of life 」や、

交流作品の上方水中映像祭り幹事団の備後輝&ひろちゃんの「Monsters Sea 」や他にも水中映像サークルの会員の皆さんの沢山の力作が目白押しです。

ぜひ、ぜひ、お越し下さい。

2014年4月12日(土曜日)13時~17時30分 江東区文化センターホール

東京都江東区東陽4-11-3 東京メトロ東西線「東陽町」駅より徒歩6分です。

その後、交流会(18時~20時)も予定されていますので、そちらも、ぜひ!!



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ええのんか、悪いのか・・・(-_-;)

2014-03-29 12:38:02 | 冬の風物詩



「スローシャッターで激しさを!!」



・・・・・・又かい・・・・(-_-;)


夜中、マリンダイビングフェアー期間中に行われる「ガイド会LIVE」に必要な写真と、写真家越智隆治さんと「トーク・ライブ」に使う写真、

4月12日(土)江東区文化センターホールで開催される(入場無料)第31回水中映像祭の招待作品のスライドショーの為の写真作業を行っていた・・・。



「何や、ええのんか、悪いのか、よう、解らんな・・・。」


「・・・・・・!Σ( ̄□ ̄;)!! 」


こういう作業を、夜中、根詰めてやっていると、心の独り言に、彼女が答える・・・・。


僕が新しい取りくみに(ある被写体に対しての撮影法など)挑戦して撮影した写真を、パソコン上で凝視していると、その横で彼女は、よく、ぼそっと呟いていた・・・・。


「解っているよ!これは、スローシャッター時の軸がボートの揺れの為に縦にブレて見え辛くなってしまったんだよ!!、これは、大丈夫だろ!!」








・・・・・・・・・大丈夫か、俺??・・・・・(^_^;)



まあ、回想するのも楽しいから、いいか!








第5回ガイド会LIVEを開催します。

日時: 4月5日(土)19:15開場 19:45~22:15  場所: サンシャイン60 58階
クルーズクルーズ(地下1階の専用エレベーターを利用) 定員: 200名
会費: 8,000円

カクテルパーティー(軽食)スタイルのフリードリンク、フリーフード。立食ですが椅子も少しご用意いたします。

【お申し込み方法】

下の7つの項目をご明記のうえ、件名を『ガイド会ライブ参加希望』としたメールを live@guide-kai.com へお送りください。複数名でお申し込みの方はご参加者全員のお名前をお願いします。

 - お名前(フルネーム、フリガナもお願いします)
 - 性別
 - 郵便番号
 - ご住所
 - 電話番号
 - メールアドレス
 - よく利用するガイド会メンバーのショップ名


確認ができましたら回答を返信いたしますので、指定口座へ会費のお振込をお願いいたします。
お振込確認後、入場チケットとなりますハガキをお送りいたします。当日はこのハガキを忘れずに会場までお持ちください。




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高速シャッターで激しさを!!

2014-03-26 16:50:24 | 冬の風物詩




「高速シャッターで、激しさを!!」


・・・・・あのぉ~、もしもし・・・(^_^;)、自分で自分を突っ込むのも何ですが・・・・、貴方、ちょっと前に真逆の事言ってませんでしたか・・・・!Σ( ̄□ ̄;)!!




ボート前7mに繰り返されるザトウクジラがテールで海面を叩く圧倒的破壊力を、飛沫の流動性を含めながら、テールスラップの激しさ臨場感を表現したくて、

通常はシャッタースピード1000分の1で切るところを、敢えて2000分の1で切った・・・・。

飛沫の臨場感が出て、今までとは違った流動性が出たと思う・・・。







写真家の越智隆治さんとガイド会仲間のアイアンの鉄多加志さんとマリンダイビングフェアーの4月5日の15時~16時にトークライブやります。その時に、この時のもっと凄い写真も!!

ぜひ、お越し下さい。

詳細はこちら・・・、

オーシャナバー・トークライブ




第5回ガイド会LIVEを開催します。

日時: 4月5日(土)19:15開場 19:45~22:15  場所: サンシャイン60 58階
クルーズクルーズ(地下1階の専用エレベーターを利用) 定員: 200名
会費: 8,000円

カクテルパーティー(軽食)スタイルのフリードリンク、フリーフード。立食ですが椅子も少しご用意いたします。

【お申し込み方法】

下の7つの項目をご明記のうえ、件名を『ガイド会ライブ参加希望』としたメールを live@guide-kai.com へお送りください。複数名でお申し込みの方はご参加者全員のお名前をお願いします。

 - お名前(フルネーム、フリガナもお願いします)
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