今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

借金の種類

2020-02-17 22:17:40 | 借金

借金に種類もなにもあったもんじゃないとも思う。借金は借金。
私にとって、若い頃に作った借金といまの借金は全く別のものだと思っていました。ただの浪費でできた借金と生活苦でできてしまった借金。
でも、今思い返してみれば、根底にあるものは同じものでした。

若い頃の借金は浪費。
分不相応なブランド物買ったりエステ通い、年2回の海外旅行に始まり、日頃から外食三昧、インテリアにもこだわりすぎて、自分の身の周りは全部気に入ったものだけ置いておきたかった。一人暮らしのOLが自力で稼げる範囲を軽く超えた生活をしていました。

なぜこんなことになったのか?心が満たされないことやコンプレックスが浪費の原因とするなら私の場合は仕事上の評価だったと思います。
若さが絶対、能力よりも職場の花として存在してればいいという会社なのを承知の上で入ったのにだんだんそれだけでは我慢できなくなっていました。
だったらやりがいのある仕事を探してさっさと辞めればいいものを、買い物することで紛らわせていたような気がします。
何よりもお給料が良かったので、辞める勇気がなかなか出なかったというのもあります。
今となっては夢のような、400万円以上の年収をもらっていながら800万円以上の借金を作るなんて自分でも驚いてしまいます。

この2年半で作った借金は300万円以上になりますが、本来なら自分で稼がなくてはいけなかった生活費をわざわざ高い利息をつけて借りてしまいました。
それだけ仕事に入れ込んでいたのだと思います。結局以前のコンプレックスを解消したかったのでしょうか?

結果、仕事では結果を出しました。毎日長時間働いて体も精神もぼろぼろになっていましたが、自分がまかされた店舗だけがずば抜けて業績が良いことが快感でした。
社長の経営方針には全く賛成できなかったので、寝不足の毎日でも独学で勉強をしました。
勉強した以外でも、以前の職場では実現できなかったことを実現していくだけで結果が出せていたので自分の能力を過信しすぎていたとも思います。

でも、仕事の業績は上げられるのに、自分の家計はますます借金まみれになっていく。今冷静に考えるとものすごく皮肉なことです。本当に、馬鹿な私です。

 

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これからのことを考えると

2020-02-16 22:37:41 | 借金

現時点で毎月約11万円もの返済があることを知ったのは、昨年末。
退職が決まり、今まで一度も取れていなかった有給休暇を消化している時でした。

幸い、1月からの仕事がすぐに決まり、年始の仕事始めまで約1か月、今までできなかった「ゆっくり休む」ことができました。
2年以上大掃除もじっくりできなかったので、何日かかけて家中大掃除をしたり、入院中の親類のお見舞いにいったり、実家に帰ったり、久しぶりに友人と食事に行ったり。
借金のことを考えるともっと早く辞めていた方が、ここまで膨れ上がらずにすんでいたと思いますが、今の仕事がタイミングよく決まったことを考えるとこれで良かったのだと思っています。
おかげで現状を把握し、見つめ直すことができたのだと思いたいです。

今の給与は偶然、前の会社から最初に提示された金額と同じ22万円。前職ではこの金額を最後までいただくことはできませんでしたが。。。

1月の給与は手取り約18万5000円。住民税は引かれていません。
今年6月からは住民税が引かれるのでおそらく17万8000円くらいになると思ってます。
返済11万円と固定費6万円を除けば残りは1万5000円。これで生活するのはきついのですが、今までは返済と固定費ですらまかなえずに借金していたのでお金が余るだけでも驚いています。

それから3月までは研修期間ということで定時に帰っていますが、4月からは本格的に仕事をしていくので毎月残業をしないといけません。
今の職場はホワイト企業なので、面接時と採用時にしっかり次のことを確認されました(^^;
・毎日ではないが、残業はできるか?
・何時くらいまで残れるか?
・休日出勤はできるか?

私の返答
・残業代を支払ってもらえるのなら毎日でもOK
・できれば午後10時までには帰りたい。
・休日出勤はできれば事前に知らせていただきたい

私のこのハードル低すぎる返事に、上司ははっきり言って驚いてました。「残業代は当然全額支払います。目安としてこれまでの平均は月10~20時間、40時間は越えないようにお願いします。帰りの時間はおそらく遅くても20時くらいです。休日出勤はもちろん事前にお知らせします。」と言っていただき安心しました。

残業代が出るのは5月の給与からになりますが、手取りは当然増えるのでひとまずはどのくらいの残業になるのかを様子見です。
それまでは、前職で最後にもらった給与が少し残っているので足りない分はそちらで補い、万一の時はいちばん金利が低いところから再度借金です(>_<)
5月以降に赤字になれば、これ以上借金は増やしたくはないので、禁止されていますが副業も考えなければと思っています。

せっかく私にとってホワイトな環境の職場に出会えたというのに、仕事は2年間の契約と決まっているのが残念なところです。
でも、こんな年になってこの条件で雇ってもらえることは早々ないことです。2年のうちにできるだけ借金を減らして、次の仕事につながるように頑張って働こうと思っています。

 

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どうしても足りない

2020-02-15 22:05:10 | 借金

結局ブラック企業勤めを続けると、自分で決めたわけですが、給料は据え置かれたままなので借金は加速します。

給与14万円ということは、手取りにして11万円台。
前の会社は手取りが12万円だったけど、副業で月に3~5万円稼いでいたのでぎりぎり赤字にならずに生活できていました。

副業していた時の私の支出内訳は、
固定費(家賃、光熱費、通信費、保険代、スポーツクラブ代等)=7万円
借金返済合計=3万円
変動生活費(食費、日用品、医療費、交際費等)=3~5万円
合計13~15万円必要でした。
このほかイレギュラーにクレジットカードで買い物をしても、バイトに入る時間を調整しながらなんとかやっていました。

これが、11万円でのやりくりになると生活費が全くない状態になり、毎月5万円は確実に足りません。
安易な考えで、最初の3か月だけ赤字覚悟で既に完済していたカードローンにまた手を出してしまいました。
この時、まだ私の中には少しくらいの間借金増やしてもきっと取り返すことはできる!と根拠のない自信がありました。

そして、勤務時間が長くなり、休みも潰れてしまって通えなくなったスポーツクラブを解約し、スカパーも解約しました。好きだった海外ドラマを取りだめしても見る時間がなくなったし、地上波で録画している番組もろくに見ないで消去するほど家に居る時間がなくなってしまいましたから。
これで固定費が1万円ほど浮きましたが、結局カードローンの返済が1万円増えたので変わりなし、しかもクレジットカードで買い物したぶんも一括払いが難しくなり、毎回リボ払いをしてしまうので確実に借金は増えていきます。

実は若い頃から買いまくっていたブランド品が押し入れにはたくさん眠っていました。
ある時期を境に、あんなに好きだったブランド品に全く興味がなくなって、オークションやフリーマーケットでちょこちょこ売っていましたが、まだまだ在庫が残っていたのでいざとなったらこれを売ろうと思っていました。が、1年後には売るものは何もなくなりました。

そして、3年経った今、1か月の借金返済総額は、月11万円になっています。

 

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「辞めます!」1回め

2020-02-14 22:24:22 | ブラック企業の話

「試用期間終了後も給料据え置き」のメールが来たのは、試用期間最後の日でした。メールは今でも取っています。何をするわけでもないですが。

この会社、当時から赤字経営にも関わらず、事業拡大ということで私と同じ時期に6人の中途採用者を雇っていました。後から知りましたが、6人全員に同じ文面のメールが送られたそうです。送り主は面接にいたあのうさんくさいおじさん(^^;いちおう部長職。
しかも送られてきたのは夜の11時過ぎという非常識さでした。

私は「では辞めさせていただきます。」とすぐ返信して寝てしまいましたが、起きてから他店舗にいる同期の女性から、「給料据え置きなんてどうしよう!」という内容のLINEが来ているのに気づきました。
6人全員が30代~40代の中途採用、私を含めて3人は管理職待遇でと同じ条件を出されていました。
みんな14万円の給料で満足できるわけはありません。

出勤した途端に上司から「辞めるって本当ですか?」と聞かれたので「本当です。」と答えると、「わかりました。では手続きしますけど、撤回しないですよね?」とあっさり言われました。
日頃から、休みがない、休憩時間が少ない、残業代が出ない、きちんと仕事を教えてほしい等とクレームばかり言っていた私を疎ましく思っていたのは承知の上です。上司は喜んでいるようにも見えました。
その数時間後には部長職の方が私の職場にやってきました。私の面接をしてくれた、以前の会社からの知り合いの方です。そこで1回めの引き止めに遭いました。
私はもう辞めるつもりだったので、採用時の条件と違うのはおかしいし、労働環境が悪すぎる、こんな会社では働けない!とはっきり伝えました。
意外にも、部長からは「ブラック企業なのは自分もよくわかっている。だからこそ一緒にがんばって立て直していきたいから協力してほしい。」と言われました。
こんなことを言われると、私のお人よしで単純なところがつい出てしまい、もうちょっと頑張ってみよう!理解してくれる人がいるのだから、協力していい会社に変えていきたい!と思ってしまいます。
とにかく給料をなんとかしてくれないと今のままではやっていけないとの条件を付けて、いったん退職は撤回しました。

それでも、給料を上げてもらったのはこの半年後、基本給5000円、役職手当として5000円のアップ、合計15万円の給料です。
この時点で同じ時期に採用された6人のうち4人は退職しました。うち2人は解雇でした。
私も同じ時に辞めていれば、ここまで借金を増やすこともなかったと思いますが、こんな条件でも仕事自体はやりがいがあって楽しかったのです。
ここから約2年間、「やりがい」に囚われて、自らブラック企業作りに加担してしまっていました。

 

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ブラック企業の定義③④

2020-02-13 21:28:32 | ブラック企業の話

給与が低い
最低賃金を下回っている

ブラック企業の定義、その③です。

そしてその④は、
残業代が出ない
※労働問題弁護士ナビより引用

いくつか前の記事でも書きましたが、一般社員で応募したけれど試用期間が終わったら管理職になってほしいと言われていました。
求人票に書かれていた一般職の試用期間の基本給は140,000円(試用期間3か月)、本採用後170,000円。
管理職は試用期間170,000円、本採用後は200,000円、さらに役職手当が20,000円支給されるとのこと。お金に困っている私が飛びついたのは当然です。

ただ、試用期間の給与は140,000円と言われ若干焦りました。管理職になるのなら、試用期間は170,000円じゃないの?ってその時は面と向かって聞くことができませんでした。
140,000円というと、副業をしていた前職の給与より低いです。しかもこの会社は副業禁止。というか、毎日12時間以上会社に拘束され、休日もない状態では、許可されても副業する気力も時間もありません。
でももともと求人票を見た時から、3か月我慢すれば17万円になるのだから、少しの間は我慢するつもりで応募したんだし、3か月後には220,000円になるんだから、それまで足りない分はカードローンで補えばいいやと甘い考えを持ってしまいました。

私の住む地域の最低賃金が当時いくらだったのか覚えていませんが、単純計算でも14万円では現在の最低賃金にも足りませんし、実際の勤務時間は月230時間を越えていましたので17万円でも足りません。
残業代も全く支給されません。残業した分は、別日に早く帰るとか、遅く出てくることで調整するようにと入社早々上司から言われていました。

それでも3か月後には楽になるからと言い聞かせながら、毎日仕事に耐えていました。
もう使うこともないだろうと思っていたカードローンに再び手を出しながらも、すぐに取り返せると言い聞かせていました。

でも、既に心の底から会社を信用できていたかというと、全く信用していなかったと思います。
なんとなく予想はしていましたが、3か月が終了する最後の日、非情なメールが届きました。

「本採用となりますが、給与は据え置きます」と冒頭から書かれていました。

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