
今日は開校記念行事の御案内です!
泉第八小学校では“地域を学ぶ! 地域に学ぶ!!”を合言葉に総合的な学習の時間に「樅木学」を実践しています。
「開校記念行事」も、その一環として、老人会長様を講師にお迎えして、「五家荘平家の里」で昔の暮らしの様子など学びました。
実は泉第八小学校は、昭和59年までは現在の「五家荘平家の里」の場所にありました。今では県道159号線が通っていますが、当時は山間の小径を歩いて通学していたそうです。
旧校舎の様子です。

「開校記念行事」ということもあり、現在の学校からかつて学校があった「五家荘平家の里」まで、山間の旧通学路を歩くことを計画しましたが、荒れていて危険と判断し、平家の里近くの一部だけ歩いて登ることにしました。
それでも、舗装された道路になれた今の泉八小の子どもたちにとっては大変だったようです。
さて、平家の里での学習の様子を紹介しますね!
子どもたちは、昔の農具や生活用具の説明に熱心に耳を傾けています。


老人会長さんの説明にしっかり耳を傾け、メモを取ることも忘れません!

おっと! り〇さんは、何かに気を取られたようです!

「これ何かな?」「何かがくっついている!」・・・

どうやら昔の消防ポンプのようでした・・・
瑠〇さんと美〇さんは、メモしたことをしっかり確認です!

つづいて、古民家で昔の生活の様子を学びます。

「住んでみたいな~」と声が漏れます。
でも冬は厳しそうですね!
夏〇さんは、囲炉裏を囲んで家族が暮らす様子に思いを馳せます。

会長さんのお話には昔の人の知恵と工夫がいっぱい!

囲炉裏の煙に燻された真っ黒な柱も素敵です! 燻されるから柱も藁葺き屋根も長持ちするのですね!!

素敵ですね! ここは休憩所としても開放されていますよ!

きょうも白鳳はみんなと一緒にお勉強です!
ひょっとしたら日本一勉強が好きな犬かも?

「平家伝説館」に登る途中に大きなモミの木がありました。

巨大なX’masツリーが作れますね・・・「樅木(もみぎ)」の地名も周辺に沢山モミの木があったからかな?
「ミツマタ」を教えていただきました。

「コウゾ」と並んで、和紙の原料になる植物ですよね。

名前の通り、しっかり三つ叉に枝が分かれています。
手前の能舞台は、厳島神社がモチーフになっているそうです!
奥が「平家伝説館」です。

亮〇さんは、入り口の甲冑に興味津々!

伝説館は平氏の栄枯盛衰の物語がわかりやすく展示されています。



ここでも会長さんのお話や、展示の説明をしっかりとメモします。
自分たちの地域のことを知ることは大切ですね。
“知ろうとしないと気付かない”ことが沢山あることに改めて気づかされました。
最後は、この風景を!

樅木の紅葉はもうそろそろ見納めですね・・・枯れ葉舞い散る山道もまた一興です。
先日は校長住宅の温度計は-1℃でした。冬がかけ足でやってきています。
素晴らしい環境で勉強できる子供たちは、平地の暮らしが当たり前の私たちにとっては、うらやましい限りです。
毎朝平家の里まで散歩をしながら、季節の移り変わりを感じていたときがとても懐かしいです。