今日は性教育の授業を公開しました。
保護者や地域の方々にもご案内しましたが、参加はありませんでした・・・残念😢。
朝からの雪も影響したのかな?
新型コロナ感染症の拡大も心配していただいたのかな?
と思っています。
2・3年生は「道徳」の授業で命のつながりについて学びました。
教材は「ヌチヌグスージ(命の祭り)」 です。
「ヌチヌグスージ」とは、沖縄で行われている「命の祭り」のことで、先祖の墓の前で、感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事だそうです。
物語の概要は、
《初めて沖縄にやってきた「コウちゃん」は、島の人たちが墓の前で行っているお祭りを見て驚く。 その様子を見ていた島のおばあちゃんから、命は父と母から受け継いだものであり、さらには祖父 母や祖父から受け継いだものであること、そして、数えきれないほどのご先祖様がおり、そのうち1 人でも欠けたら今の自分は存在しないという話を聞く。島のおばあちゃんから話を聞いた「コウちゃ 2 ん」は、空に向かって高く手をふり、大きな声で「命をありがとう!」と言う・・・。》
といったものです。
子どもたちも、自分がお盆などにお墓参りをしたときのことなどと物語を重ね合わせて考えていました。
今ある自分の命は、遠い祖先から、祖父母、父母、そして自分へと受け継がれてきたものであり、その受け継いだ命は、未来に向かってもつながっていくことに気付いたようです。
5・6年生は「保健」の授業で、「エイズとHIV」について学びました。
「HIV」とは、ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)の頭文字を取ったもので、HIVに感染した人が、免疫能力が低下して合併症を発症した状態のこと「エイズ」といいます。
難しいですね・・・子どもたちは「免疫」とか「抗体」とかも保健の授業で勉強しているので、私よりわかっているようでした。
ようは、「新型コロナウイルス感染症」が「新型コロナウイルス」に感染しておこる病気であるように、「エイズ」とは「HIV」というウイルスに感染したことによっておこる病気だということですね。
新型コロナウイルスとHIVの大きな違いは、その「感染力」!
今、新型コロナ感染症が世界中に拡大しているのは、新型コロナウイルス感染力が強いからですが・・・
実はHIVの感染力はとても弱いのだそうです。
子どもたちは、どんな時にHIVに感染するのかや、感染しないためにはどんなことに注意すればよいのかなど、みんなで考え発表していました。
子どもたちが学びを通して、自分の身体を、生命を大切にし、
「生きることの大切さ」
「生きていることの大切さ」
「生かされていることの大切さ」・・・
そんなことについて考えることが、性教育では大切であると考えています。
おまけ・・・
今日は、朝方降った雪がしっかり積もっていました。
水分をしっかり含んだ雪で、春の雪だな~と感じました。
雪は降っても、確実に春は近づいているようです!