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散歩@鎌倉&江の島

2023年01月09日 | 写真


成人の日の今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、東の空に煌めく星が見える。西の空には満月が中空に浮かんでいて、煌々と光を放っていた。今朝の気温は0℃で北よりの風が吹いている。ここしばらく冷え込んでいたこともあって、今朝は少し寒さが緩んだように感じられた。
年が改まり、久しぶりに海を見に行きたくなった。昨日、早朝に起きて鎌倉に行くつもりでいたのだが、セットした時間に目覚まし時計が鳴らず、寝坊してしまった。今日はそのリベンジということで、早朝に起床して家を出た。まだ頭の中は眠気が充満していたが、外に出ると冷蔵庫の中に入ったような冷気が身を包み、身も心も引き締まる思いである。

昨夜、カメラと交換レンズをカメラリュックに入れて準備しておいた。カメラはミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」を持っていくことにしている。交換レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」の大三元レンズ3本セットを持っていくことにした。
平日と同じ時間に起床すると、カメラリュックを背負って家を出た。日野駅から電車を乗り継いで町田駅に出ると、小田急線町田駅の券売機で江の島・鎌倉フリーパスを買って、電車に乗り込んだ。

最初の目的地は稲村ヶ崎である。稲村ヶ崎駅に着いたときには、既に時計の針は7時半を廻っていて、朝日もだいぶ高く昇ってしまっている。


西の空には白く石化したような満月が浮かんでいて、月と江ノ島の間に富士山が白い姿を現している。


海面にはサーファーの姿が見えて、海岸に打ち寄せる波のしぶきが高く上がった。次第に朝日が放つ光が次第に強くなってきて、富士山が輝くように見えている。


しばらく経ったところで、稲村ヶ崎から藤沢行きの江ノ電に乗った。
次に降りた駅は鎌倉高校前駅である。駅から見える海は海面がキラキラと輝いていた。


海岸に降りると、日射しが燦々と降り注いでいて、目の前には青い海が広がっている。天気が良ければ正面に伊豆大島が見えるはずだが、今日は見えない。その代わり、数隻の漁船が浮かんでいるのが見えた。


海岸から上がると、線路を渡って坂を昇った。日坂と呼ばれる坂の上には母校がある。


母校の前から見える海は青く、学生の時と変わらない風景である。遠くから踏切の音と江ノ電が走っていく音が聞こえた。


日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は14℃で、南よりの風が吹いている。強い日射しが降り注いで、小春日和のような陽気である。日陰は風が冷たく感じられるものの、日の当たるところは季節先取りの暖かさで、上着を着ていると汗ばむくらいの陽気となった。
鎌倉高校前駅から江ノ電に乗って鎌倉駅に出た。鶴岡八幡宮は相変わらず混んでいて、参拝にも時間がかかりそうだ。今日の目的は新春の写真を撮ることにしていたので、参拝をせずに神苑ぼたん庭園に足を運んだのだが、庭園は閉園していた。

仕方ないので、鎌倉駅に戻ることにしたのだが、途中で寿福寺に寄った。寿福寺は鎌倉五山第三の寺院である。源頼朝の妻・北条政子が頼朝の死後、頼朝の父である義朝の旧邸跡に明庵栄西を招いて創建した寺で、臨済宗建長寺派の寺院である。


山門を入って、参道を進む。


うっそうと生い茂った木々の中に石畳の参道が一直線に伸びていて、その先に中門がある。


中門の正面には仏殿がある。1664年(寛文4年)に再建された仏殿の正面には本尊の釈迦三尊像が安置されているとのことだが、拝観は中門までとなっている。


境内裏手の墓地には、 北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔のあるやぐらがあるが、墓地には行かずに鎌倉駅に戻った。鎌倉駅から江ノ電に乗って江ノ島駅に到着すると、江の島に出る。


久しぶりに江の島弁天橋を渡って、江の島に向かう。青銅の鳥居をくぐって、江の島弁財天仲見世通りを進んだ。通りの中腹で、右手に折れて、狭い路地を進むと、富士見浜という小さな入り江に出る。この海岸からは富士山が見えるが、強い太陽の光に富士山の白い姿が淡く見えるだけである。
海岸には多くの釣り客やボートを漕ぐ人がいた。


江の島を後にして片瀬海岸に戻ると、片瀬漁港の防波堤の先にあるから白灯台に向かった。この場所からは正面に江の島が広がっていて、東の方には相模湾の先に烏帽子岩と富士山が見えるはずなのだが、もう富士山の姿は強い光に隠れてしまっている。辛うじて山頂の白い姿が視認できるものの、西の空に広がってきた綿雲に隠れてしまっていた。


明日は仕事なので、今日は早めに帰ることにしている。再び片瀬海岸に戻ると、小田急線片瀬江ノ島駅に向かった。2年前の7月に建て替えを終えた片瀬江ノ島駅の周囲は観光客で混み合っている。改札に入ると、小田急線で町田駅に出た。
町田駅から横浜線と中央線を乗り継いで、帰宅の途につく。電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。既に日没の時刻を迎えていて、次第に空が暗くなってきた。日が沈むと西よりの風が吹いてきて、気温がぐっと下がって寒くなってきた。


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