今日は晴れ時々曇り。今朝は上空に青空が広がっているものの、ところどころに薄い雲が浮かんでいて、雲に隠れた太陽から柔らかい日射しが降り注いでいる。昨日、咳が続くので薬を飲んで寝たのだが、今朝も症状は相変わらずで、喉も腫れぼったい。今日は暑いが、マスクをして出勤する。状況が変わらなければ、週末、医者に行くしかなさそうだ。
出勤のために家を出ると、空気は少しヒンヤリとしていた。過ごしやすい陽気なのかと思えたのだが、既に気温は21℃を超えていて今日も厳しい暑さを予感させる。湿度も高めで、朝からムシムシとした陽気である。
今日の午前中は基本的に視察対応などで動き回っていて、あまり自分の席で仕事ができなかった。午前中の予定を終えて自席に戻ってきた頃には既にお昼になるところだった。
今日のお昼は外で食べることにした。築地市場海幸橋門を出て、波除通りを西に進み、１本目の角を右に曲がった。しばらく歩いていくと、右手に先日、海鮮丼を食べた寿司屋「すし富」が見えるが、今日はその先の並びにある寿司屋「つきじ寿司」に入店することにした。
店に入ると左手に寿司カウンターがあって、それを囲むようにカウンター咳が16席Ｌ字形に配されている。ちなみに２階にも席があるとのことである。店内は比較的空いていて、奥の席に座ることにした。テーブルの上には各席毎に小さなトレーが置かれていて、箸と醤油小皿が並べられている。その他に、醤油差しと楊枝がカウンターテーブルの所々に置かれていた。メニューは壁に貼ってあって、それを眺めて料理を注文した。
注文したのは「ちらし」。シャリを大盛にしてもらった。料理を注文すると熱いお絞りとたっぷりと緑茶の入った湯飲みが出された。お茶を飲んでしばらく待っていると、カウンターの中からサービスのお椀が出された。続いて、小さな寿司桶に入った「ちらし」が出された。
「ちらし」は寿司桶にシャリを盛り、その上にマグロの赤身が２切れとヒラメ、アジ、サーモン、イカ、ホタテ、玉子が２切れとガリ、スライスされたキュウリが３枚並べられていて、中央にエビが置かれて、ワサビが添えられている。
味噌汁は刻みネギとエビの頭、アサリが１個入っていた。
早速、醤油小皿にワサビを取ると、醤油を垂らして、ワサビ醤油を作った。味噌汁をひと口飲んで、「ちらし」を食べる。
まずは玉子焼きである。粒状感のある玉子焼きは冷たかったが、甘くて美味しい。ジューシーではなかったが、却って、それが玉子そのものを味わっているような感覚である。２切れあるので、１切れを食べ終えても、もう一度同じ感覚を味わえる。十分堪能することができた。
続いて、ネタをワサビ醤油に漬け、シャリの上に戻して、シャリと一緒にかき込むようにして食べる。最初に食べたのはホタテである。ホタテは半分に包丁を入れてあるので、一瞬見ると薄く見えるが、そんなに薄くはない。ホタテはミルキーな味わいで美味しい。ホタテ以外のネタはどれも小降りながら厚切りのネタである。
サーモンは脂がのっていて、トロリとした食感である。アジは隠し包丁が入っていて、しっかりとした食べ応えながら食べやすくなるように工夫されている。脂がのっていて、トロリとしていて美味しくこれだけでもご飯が進む。
途中でキュウリとガリを食べて箸休め。その後は一気にご飯をかき込む。ヒラメはもっちりとした食感で、癖のない淡泊な味わいが美味しい。身厚なイカは淡泊な味わいである。マグロの赤身は濃厚な味わいでもっちりとした食感である。こちらもなかなか美味しい。クルマエビはプリプリとした食感に強い甘みが口の中に広がって美味しかった。
シャリを大盛にしてもらったのだが、ちょっと足りなかった。最後はマグロを１切れ、ワサビ醤油に漬けてそのまま口に放り込んだ。マグロの濃厚な余韻を楽しみながら、緑茶を飲んだ。
最後に味噌汁を飲む。味噌汁の中には大粒のアサリが１つ入っていた。プリプリとした食感のアサリはそのエキスが口の中にほとばしるようである。エビ頭の中の味噌を吸い、味噌汁を飲み干して完食する。緑茶も飲み干すと、席を立った。店の中程のレジで代金を精算すると店を出た。
午後も打合せや現場視察で、あまり席にいることができなかった。日中の気温は29℃近くまで上昇し、かなり暑かった。汗が全身から噴き出すような暑さである。こんな時はマスクをしていると、口の周りが汗でべとついて気持ちが悪い。
夕方になって自席に戻り、机の上を片付けて帰宅の途についた。
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