J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のランチ(まぐろ刺身定食@東都グリル)

2017年07月07日 | 食べ歩き(築地市場)


七夕の今日は晴れ。今朝は上空に雲がところどころに浮かんでいるものの青空が広がっていて、強い夏の日射しが降り注いでいる。朝の気温は24℃で湿度が高く蒸し暑い。朝から汗だくになりながら出勤した。
暦の上では小暑の今日は暑さが本格的になる日でもある。日中はよく晴れて、真夏の太陽が照りつけている。午前中から暖かい空気を伴った強い南風が吹いてきて、更に気温を押し上げた。昼間の最高気温は32℃で梅雨がどこかに行ってしまったような陽気である。

今日のお昼は気分転換に外で食べることにした。天気が良いこともあって、場内は観光客で賑わっている。場内の店はどこも入店待ちの長蛇の列ができているので、場外でお昼を食べることにした。築地市場海幸橋門を出て聖路加病院方面に歩いていくと、左手に定食屋「東都グリル」の看板が見える。


この店は一昨年夕食に「かきフライ定食」を食べた店である。この店は比較的空いているように見えたので、お昼を定食屋「東都グリル」で食べることにした。
ビルの階段を下りて地下1階にある店に入る。店内は近隣のビジネスマンでかなり混んでいるが、店内は広いこともあってすぐに2人掛けのテーブル席に案内された。

席に座ると紙おしぼりと冷水の入ったコップが出されたので、お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは壁に貼ってある。
注文したのは「まぐろ刺身定食(並)」である。ご飯を大盛で注文した。

料理を注文した後はお冷やを飲みながらスマホでメールのチェックをした。
しばらくして料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。

トレーの上にはまぐろの刺身が盛られた皿に小鉢、お新香、ご飯、味噌汁が載せられている。
まずはまぐろの刺身である。平皿にはダイコンのツマがこんもりと盛られて大葉を1枚敷き、マグロの赤身が3切れと中トロが3切れずつ載せられている。醤油溜まりの窪みにはおろしわさびが置かれている。


お新香は白菜と千切りニンジン、細切り昆布を混ぜて浅漬けにしたものにスライスしたキュウリが2枚とダイコンの浅漬けが2枚添えられている。


小鉢は明太マヨネーズポテトでちぎったリーフレタスが皿の底に敷かれている。


味噌汁はワカメと刻みネギが入っている。


円筒形の器に盛られたご飯は大盛にした割にはそれほどの量には思えないが、隣のテーブルに運ばれてきたご飯の量と比べると確かに多い。


まずは味噌汁をズズッと飲む。空腹の胃袋に味噌汁が染み渡るように美味しい。味噌汁を半分くらい飲んだところで、おろしワサビの上から醤油を垂らしてワサビ醤油を作り、マグロの赤身をたっぷりと浸けてご飯の上に載せた。
濃い赤色のマグロの赤身は筋が無く、ふんわりとした食感である。濃いマグロの旨みに酸味がほのかに感じられて美味しい。これまでに食べたことの無い赤身で、ワサビの風味がマグロの旨みを引き立てているようである。

赤身を食べてしまうと、こんどは中トロをたっぷりとワサビ醤油に浸けて、ご飯と一緒に口に運ぶ。筋がある中トロは厚みがあってボリュームがある。トロリとした舌触りの中トロは適度に歯ごたえもあって美味しい。ご飯がかなり進んだ。
マグロの刺身を食べてしまうと、ダイコンのツマをワサビ醤油に浸して、醤油をたっぷりと含ませ、ご飯と一緒に食べる。ダイコンのシャキシャキとした食感にワサビの風味が口の中に広がる。大葉を海苔のようにしてご飯に巻いて食べてしまうと、小鉢の明太マヨネーズポテトでご飯を食べる。

最後はお新香で残りのご飯をかき込んだ。お新香の適度な塩加減がまた美味しい。ご飯が無くなってしまうと、最後に残った味噌汁を飲み干して完食。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、卓上に置かれた伝票を持って入り口のレジで代金を払い、店を出た。

職場への帰途、築地波除神社の前を通りがかった。七夕ということで、波除神社には多くの参拝客が来ているようである。今日は境内に入らず、鳥居の前で一礼すると職場に戻った。
仕事を終えて帰宅するのは少し遅くなってしまった。

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今日のランチ(とびきり海鮮丼松@すし鮮 築地一丁目店)

2017年06月28日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は雨のち曇り。今朝は厚い雲が上空を覆っていて日射しが無く、弱い雨が降っている。朝の気温は21℃で湿度が高く、空気はヒンヤリと感じられる。風は無く、蒸すような陽気である。
今日は午前半休を取った。昨日飲んだくれて帰ってきたこともあり、今朝はいつもより遅く起きた。自宅でモーニングコーヒーを飲みながら新聞を読み、パソコンを立ち上げてメールを確認する。

日中は朝からほとんど気温が変わらず、弱い雨が降り続けている。昼間の最高気温は25℃で朝からほとんど気温は上がらない。湿度が高く、ムシムシとした陽気である。空気は少し冷たく感じられるのに、外を歩いていると額から汗が噴き出してくる。汗拭き用のタオルで汗を拭いながら歩いた。
仕事に行く前にお昼を食べて行くことにした。電車に乗って有楽町駅に到着したところで、晴海通り下の地下道を歩いて築地方面に歩いていく。有楽町駅から東銀座駅まで地下道を歩いていくことができるので、傘も差さなくて済むし、信号もない。歩きやすくてとても便利である。

東銀座駅脇にそびえ立つ歌舞伎座タワービルから地上に上がり、晴海通りを築地方面に歩いていく。万年橋を渡り、昨年「づけ鮪と穴子丼」を食べた寿司屋「築地玉寿司 晴海通り店」の手前の角を左手に折れて平成通りに入った。1つ目の十字路左手角のビルの2軒隣のビルの1階に寿司屋「すし鮮 築地一丁目店」がある。今日はこの店でお昼を食べることにした。


この店は以前はオイスターバー「かえるの王子様」という店があったが、業態変換をして寿司屋「すし鮮」として開店した。まだ店独自のHPができていないとのことで、「かえるの王子様」や「すし鮮」を展開する飲食店グループ「魚家」のHPの店舗一覧には、店舗そのものが掲載されていない。
店に入る。店は奥行きがあって、入口から見て右手に寿司カウンターがあり、その周囲に16席のカウンター席がL字形に配されている他、左手に4人掛けのテーブル席が2卓ある。更に店の奥には4人掛けのテーブル席が5卓と6人掛けのテーブル席が2卓、7人掛けのテーブル席が1卓配されている。

卓上には箸と楊枝、スプーン、紙おしぼり、3種類の生醤油(丸大豆生醤油、本膳生醤油、おさしみ生醤油)、メニューが置かれている。席に座ると店員が緑茶の入った湯飲みとおしぼりを運んできた。
お茶を飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは「ランチにぎり」各種、とびきり海鮮丼(松・竹・梅)の他に本日限定ランチとして海鮮バラちらし刺身セット、海鮮丼が用意されている他、定番メニューとしてのにぎり寿司各種で構成されている。

注文したのは「とびきり海鮮丼松」である。このセットにはお椀とサラダ、茶碗蒸しが付くとのことである。更にご飯を大盛にしてもらうことにした。
料理を注文してしばらくするとお椀とサラダ、茶碗蒸しが運ばれてきた。

更に海鮮丼がカウンターの中から出された。海鮮丼には醤油たれが添えられた。


逆円錐台の丼に盛られた「とびきり海鮮丼松」は丼にご飯を盛り、刻み海苔と刻みガリ、白ゴマを散らし、その上にキュウリやタコ、ツブ貝、タクアンを小さくカットしたものを混ぜたネギトロを山盛りに盛っている。ネギトロの山の脇には大葉を1枚敷き、タクアンとレンコンを2切れずつ載せ、おろしわさびを添えている。


サラダは千切りキャベツにちぎったレタスとレッドキャベツを盛り、トマトのカットを1切れとキュウリのカットを載せてカイワレをトッピングし、フレンチドレッシングをかけている。


茶碗蒸しは中に椎茸と銀杏、蒲鉾、ミツバが入っている。


お椀はワカメとダイコン、豆腐の入った味噌汁である。


まずはおしぼりで顔と手を拭いた後に味噌汁をずずっと飲んだ。具だくさんの味噌汁は空腹の胃袋に染み渡るようである。
続いてサラダを食べる。ガラスの器の中の野菜サラダはシャキシャキとした食感で美味しい。サラダにかかっているフレンチドレッシングは酸味があって、さっぱりと美味しく食べられた。

サラダを食べた後は茶碗蒸しを食べる。ふわふわとした食感の茶碗蒸しは舌触りが滑らかで、玉子の甘みが美味しい。
茶碗蒸しを食べてしまうといよいよ海鮮丼を食べる。醤油たれを海鮮丼に廻しかけると、海鮮丼を食べることにした。おろしわさびを醤油たれの入っていた小皿に待避し、まずはネギトロの山の周囲にあるタクアンとレンコン、大葉でご飯を食べる。逆円錐台型の丼はかき込みづらく、箸でご飯を掬って口に運んだ。

ネギトロはきめが細かく、脂もあまりのっていない。比較的あっさりとした食感で舌触りが滑らかなネギトロである。ネギトロに入っているタコやツブ貝、キュウリ、タクアンは小さくカットされていて、ねっとりとした食感のネギトロのアクセントになっている。食感を楽しみながらご飯を食べた。
ネギトロはたっぷりとあって、ご飯を食べるには十分な量である。途中で醤油たれが足りなくなってしまったので、生醤油を少し垂らしてご飯を食べた。少し甘い醤油たれに比べて、濃口の生醤油はまた丼に味の変化をもたらす。これもまた美味しい。食べにくいが、丼に口をつけて残ったご飯をかき込んだ。

最後に味噌汁を飲み干して完食。湯呑みに残った緑茶も飲み干した。ボリュームがあって美味かった。満腹である。
伝票を持って席を立ち、店の入口で代金を払うと店を出た。雨は店に入るときに比べてだいぶ弱くなっていたが、まだ傘は手放せない。傘を差して職場に向かった。

今日は休市日ということもあり、場内は閑散としている。雨が降って、路面の所々にできている水たまりを避けながら、職場に到着した。
午後になって雨は止んだ。夕方になって薄日が射してきた。空気はヒンヤリとしているが、水分をたっぷりと含んだ空気が周囲を包み込んでいて、蒸し暑く感じる。家に帰るまで汗拭き用のタオルが手放せなかった。

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今日のランチ(海鮮丼三郎@築次郎)

2017年06月24日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は雲が上空一面を覆っていて、日射しの無い朝となった。今日は出勤日なので、いつもと同じ時間に家を出る。朝の気温は23℃で暖かい空気を伴った南風が吹いていて、湿度が高くてムシムシとした朝である。
日中は上空に雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって強い日射しが燦々と降り注いだ。昼間の最高気温は29℃で湿度も高く、蒸し暑く感じる。外に出るとたちまちの内に汗だくになってしまった。

今日は勤務時間が昼過ぎまでであるが、少々やり残したことがあって、午後も職場に残って仕事をした。しかし、お昼も食べていないので、適当なところで切り上げることにして帰ることにした。
お昼を食べて帰ろうと、築地市場海幸橋門を出た。築地市場の場外で食べることにして、築地波除神社の正面の波除通りを西に向かって歩き、途中で築地東通りに折れる。築地東通りを歩いていき、途中で築地横丁に折れた。

すぐ右手に海鮮丼屋「築次郎」がある。この店のあったところは以前に「DX海鮮丼」を食べた海鮮丼屋「虎杖 横丁店」があったところである。その跡に今年の4月17日、この店がオープンしたとのことで、今日はこの店に入店することにした。


店に入る。店内は奥に厨房があり、その手前に6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が3卓、2人掛けのテーブル席が3卓ある。1人であることを告げて、2人掛けのテーブル席に座った。
卓上には醤油差しと醤油小皿、メニューが置かれている他、各席毎に箸と紙おしぼりが置かれている。席に座ると湯呑みに入った冷水が出された。

メニューは「海鮮丼太郎」「海鮮丼次郎」「海鮮丼三郎」のグレードの異なる3種類の海鮮丼の他に「本鮪欲張り丼」「天然金目鯛炙り丼」「サーモン親子丼」「赤身漬け丼」「トロサーモン丼」「炙り丼」「北海道イクラ丼」「ネギトロ丼」で構成されている。また、ご飯は大盛り無料となっている他、各海鮮丼には味噌汁が付くとのことである。
注文したのは「海鮮丼三郎」のご飯大盛りである。料理を注文すると、再びお冷やを飲んで喉を潤した。

しばらくして料理が運ばれてきた。
「海鮮丼三郎」は丼に盛られたご飯の上に刻み海苔が散らし、甘エビが2尾とマグロの赤身とタイ、玉子が2切れずつ、アジ、カンパチ、サーモン、タコ、イカが1切れずつ載せられている。丼の中央にはイクラが盛られ、丼の一隅にはスライスしたキュウリが3枚とガリ、おろしワサビが添えられている。


味噌汁はアオサの味噌汁である。


まずは味噌汁を少し飲んだ。味噌汁はやや薄い感じで、味噌汁というよりは味噌味のスープといった感じである。
続いて海鮮丼を食べる。醤油小皿を1枚取り、海鮮丼に添えられたおろしワサビを箸で移すと、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。最初に甘エビをワサビ醤油にたっぷりと浸けて、口に運ぶ。

甘エビの身はプリプリとした食感で甘くて美味しい。エビ頭に詰まった海老味噌を吸い出すと、殻に残った身が味噌汁に溶け出すことを期待してあえて味噌汁に海老頭と尾を放り込んだ。
続いて玉子焼きを口に放り込んだ。玉子焼きは汁気は少ないものの、玉子の甘みと質感が感じられて美味しい。玉子を食べてしまうとキュウリとガリを食べて、タコをワサビ醤油にたっぷりと浸した。タコをはじめとして、ご飯の上に並べられているネタはいずれも大きめにカットされていて、どれも美味しそうである。

ワサビ醤油に浸したタコをご飯の上に戻して、ご飯と一緒に口に放り込んだ。厚みのあるタコの切り身はもっちりとした食感で、淡泊な旨みにワサビ醤油が絡んでご飯が進む。イカはねっとりとした食感で、タコとはまた異なった旨みが楽しめた。
歯ごたえがあるカンパチは濃厚な味わいで美味しい。サーモンは程良い脂ののりで、トロリとした食感が美味しかった。アジは脂はあまりのっていないが、却ってさっぱりとして美味しい。タイは分厚く歯ごたえがあって、淡泊な味わいで美味しい。

ここでご飯が心許なくなってきた。イクラに醤油を垂らし、残ったご飯をかき込む。イクラの粒の中に詰まった磯の香りジュースが米粒を染めて、舌の上を通過していく。美味いの一言に尽きる。ご飯が無くなってしまったので、残ったマグロの赤身をワサビ醤油に浸けてそのまま口に運んだ。やや薄目にスライスされたマグロは濃厚な味わいで美味しい。
海鮮丼を食べてしまうと、先ほどの味噌汁に入れていた海老を丼に移し、味噌汁を飲み干した。あまり海老からダシは出なかったようだ。薄い味噌汁を飲み干した。お冷やも飲み干して完食。

勘定を払うと店を出た。
午後になって南の方から雲が次第に広がってきた。太陽が雲に隠れると薄日が射し込んで、次第に気温も下がってきた。湿度が高くなってきて、かなりムシムシとする陽気である。

電車に乗って帰宅の途につく。明日は1日休みだと思うと、なんだか開放的な気分になった。

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今日のランチ(又こい丼@又こい家)

2017年06月23日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて朝日が降り注いでいる。朝の気温は21℃で湿度が高く、ムシムシとした朝となった。
昼前に南風が吹き始めるとぐっと気温も上昇した。昼間の最高気温は30℃で真夏日となり、かなり暑くなった。湿度は低くなったが、外を歩くと汗だくになってしまって、汗拭き用のタオルが手放せない。強い日射しが照りつけて初夏の陽気となった。

今日のお昼は外で食べることにした。築地市場の場外で食べることにして築地市場正門を出ると、新大橋通りを築地本願寺方面に歩いていく。信号を渡り、もんぜき通りに入った。もんぜき通りはいつも混んでいて、毎度のことだが、歩きづらい。人を避けながら歩道を歩いて行く。
今日は居酒屋「築地天然鮪専門店 又こい家 総本店」でお昼を食べることにする。この店は3年前に「鉄火丼」を食べた店である。


入口手前左手にある券売機で食券を購入して店内に入る。空いたカウンター席に座るように言われて、カウンターの端の席に腰を下ろした。席に座ると熱いほうじ茶の入った湯飲みが置かれた。
食券をカウンターの上に置いて料理を注文する。注文したのは一番人気の「又こい丼」である。店員に「ご飯大盛で」と注文すると100円追加になると言う。3年前は無料だったはずだが、とつぶやくと「お米も値上がりしたので」と言い訳された。米の値上がりよりも観光客が増加したからか、とも思ったが、100円を店員に渡して、ご飯大盛りにしてもらうことにした。

ほうじ茶を飲んでいると、料理がカウンターの中から出された。
「又こい丼」は丼に盛られたご飯の上に刻み海苔を散らし、マグロの赤身が3切れと中落ちのぶつ切り、ネギトロを載せ、丼の一隅にガリを置いて大葉を1枚載せている。ネギトロにはウズラの生玉子が落とされていて、刻みネギが添えられている他、マグロの赤身の上におろしワサビがトッピングされている。


お椀はワカメと刻みネギが入った味噌汁である。


醤油小皿をもらい、小皿におろしワサビを取ると、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。続いて味噌汁を少し飲むと、丼を食べることにした。
まずはマグロの赤身をワサビ醤油に浸し、酢飯の上に戻すとご飯と一緒に口に運ぶ。もっちりとした食感の赤身は濃厚な味わいで美味しい。厚みがあって、食べ応えもある。

3切れの赤身を食べてしまうと、ご飯の上に乗っているガリと大葉を片づけて、ネギトロと中落ちの上からワサビ醤油を回しかけた。まずは中落ちをご飯と一緒にかき込む。
中落ちは筋が無く、プリプリとした食感である。赤身に比べるとさっぱりとした味わいである。

一方、ネギトロはウズラの卵黄を崩し、刻みネギと軽くかき混ぜるようにして、残ったご飯と一緒にかき込む。脂のたっぷりと乗ったネギトロはウズラの卵黄で更に滑らかな食感となって口の中に入ってくる。時折、下ろしワサビのツンとした風味がアクセントになって美味しい。
丼が空になると、味噌汁を飲み干して完食。美味しかったが、3年前と比べると少し、物足りなく感じるのは気のせいか。最後に湯呑みに残ったお茶を飲み干すと店を出た。

夕方、新宿で会議があるため、午後は外出する。会議の後、打合せをこなして、帰宅の途に着いた。
空を見上げると、夕日を浴びた赤いうろこ状の雲が一面に浮かんでいる。夜になって気温は下がってきたが、南風が強く吹いていて、少し蒸し暑く感じた。

今日は少し早く帰ることができたので、早めに寝ることができそうだ。

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今日のランチ(松花堂弁当@肴・田久美)

2017年06月12日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に雲が浮かんでいるものの青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は17℃で弱い北風が吹いて、涼しい朝となった。少し湿度があって、空気がヒンヤリと感じられる。
今日は午前半休を取った。昨日の疲れがまだ残っている上に、先週の火曜日からぶっ続けで出勤しているということもあり、正直体に疲れが溜まった気分である。今朝は朝刊が休みなので遅めに起きると、モーニングコーヒーを飲みながら、パソコンでニュース記事に目を通した。その後、出勤する。

日中は次第に雲が広がってきて日射しが弱く感じられた。北よりの風が吹いていて、湿度も低く、カラリとした暑さである。日中の最高気温は26℃で、職場に向かう途中で汗だくになってしまって汗拭き用のタオルが手放せなかった。
職場に向かう途中でお昼を食べることにした。電車に乗って築地市場に到着したところで築地市場勝どき門前の交差点を渡って隅田川沿いの道路を聖路加病院方面に歩いていく。一昨日「小エビのトマトクリームパスタ」を食べたイタリアンレストラン「築地男気イタリアン」の手前の角を左手に折れて3つ目の角にさしかかると先日「シラスと生のりのペペロンチーノ」を食べたビストロ「TSUKIJI アンスリール」が見えてくる。そのビルの1階には居酒屋「肴・田久美」がある。今日はこの店に入店することにした。


店に入る。店内は思った以上にこぢんまりとしていて、入口から見て右手奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が2席配されている。その手前には4人掛けのテーブル席が1卓と5人掛けのテーブル席が2卓配されている。
女将さんにカウンター席に座るように案内されて席に座った。卓上には箸と楊枝、醤油、一味唐辛子、中濃ソースが置かれている。席に座ると冷麦茶の入ったコップが出された。

メニューは壁に掲げられている。本日のランチメニューは「松花堂弁当」「三色丼と牛肉コロッケ」「さばのしょうが煮と豚しゃぶポン酢」「なすの味噌炒めとキスフライ&カニクリームコロッケ」「豚ロースおろしとんかつ又はかつ煮」となっている。なお、ご飯の大盛り又はおかわりは100円増しとのことである。
注文したのは「松花堂弁当」である。100円増しになるのを了解した上でご飯大盛で注文した。

料理を注文すると冷麦茶をゴクゴクと飲んでしまった。暑いことに加えて、汗だくになってしまった。冷麦茶を飲み干して、タオルで汗を拭いていると、女将さんが空になったコップに冷麦茶を注いでくれた。
最初に小鉢とご飯、味噌汁が運ばれてきた。

小鉢は冷や奴で鰹節がかけられている。


大盛にしたご飯は茶碗に山盛りに盛られている。


味噌汁はワカメと油揚げがたっぷりと入っていて、ミツバが散らされている。


続いて松花堂弁当が運ばれてきた。弁当の中には4種類の総菜が盛られている。


1品目はマグロの刺身である。ワカメが敷かれた上にマグロの赤身の切り身が3切れ並べられ、おろしワサビが添えられている。


2品目は結びこんにゃくの旨煮である。糸こんにゃくの他にシメジ、薩摩揚げが入っていて、煮汁がかけられている。


3品目はキスフライである。キスフライはちぎったリーフレタスに水菜、カイワレを加えたサラダの上に1尾載せられていて、マヨネーズをかけて黒ごまを散らした半個分の茹で玉子が添えられている。ミニトマトが1個と竹輪の磯部揚げが添えられている。


4品目はブロッコリーと揚焼売、鮭の塩焼、塩つくね串である。ブロッコリーにはマヨネーズがかけられて、白ゴマが散らされている。2個の塩つくねを刺した串が1本と半個分の揚焼売、鮭の塩焼が1切れ盛られている。


さっそくご飯を食べることにした。まずは味噌汁をずずっと飲む。具だくさんの味噌汁はダシが美味しい。空腹の胃袋に染み渡るようである。続いて冷や奴にしょうゆを適量かけて、豆腐を食べた。暑い日に冷や奴は美味しい。欲を言えば、豆腐はおろし生姜で食べたいところである。
冷や奴を食べてしまうと、松花堂弁当に箸を付けた。最初に野菜から食べることにしてブロッコリーを食べてしまうと、ミニトマトを一口で食べ、続いてキスフライの下の野菜サラダを食べた。野菜サラダにはドレッシングがかかっていないので、添えられた茹で玉子を一緒に口に運ぶ。玉子の甘味に野菜のシャキシャキとした食感の組み合わせが美味しい。野菜はみずみずしくて、美味しかった。

次はマグロの刺身である。おろしワサビの上から醤油を垂らし、わさび醤油を作るとマグロの赤身をたっぷりと漬けてご飯の上に載せ、マグロの赤身とご飯を一緒に口に運ぶ。マグロの赤身は大きく厚めにカットされていて、もっちりとした食感の中にマグロの旨味が堪能できた。わさび醤油がマグロの旨味を引き立てていて美味しい。下に敷かれたワカメもわさび醤油に漬けて食べてしまった。
次は結びこんにゃくの旨煮でご飯を食べる。結びこんにゃくはたっぷりと汁を吸っていて、ご飯との相性が抜群に美味い。シメジや薩摩揚げを食べながらご飯を食べる。残念なことに松花堂弁当の中の容器は弁当箱と一体となっているので、汁をご飯にかけることができない。ご飯を汁に浸そうかとも思ったが、却って食べにくくなりそうだ。

キスフライと竹輪の磯部揚げでご飯を食べる。大盛にしたご飯もだいぶ減ってしまった。ご飯の上にキスフライを載せて中濃ソースを適量かけて口に運ぶ。サクサクとした食感の衣をまとったキスのホクホクとした白身が甘くて美味しい。磯部揚げは竹輪の旨味に海苔の風味の組み合わせが美味しい。ただ小さいのが残念である。
いよいよご飯も無くなってきた。残った料理の内、鮭の塩焼をご飯と一緒に食べる。鮭の身は柔らかく、小さいながらも脂が載っている。皮も香ばしくて美味しかった。鮭の塩焼が無くなるとご飯も無くなってしまった。
残った揚焼売と塩つくね串はそのまま食べた。揚焼売は香ばしくて美味しかったが、1個の焼売の半分しかないので、もう少し食べたい気分である。塩つくね串は鶏の旨味が詰まっていて美味しかった。
弁当を片付けると、最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。

最後にコップに残った冷麦茶を飲み干すと、勘定を払って店を出た。店の外には入店待ちの客が入口の前で数人立っていた。
店を出て、職場に向かう。午後になって風向きが南風に変わると、更に雲の厚みが増してきた。青空は見えているが太陽は雲に隠れて、日射しが更に弱まってきた。

夜、仕事を終えて帰宅の途に着く。風が強くなってきた。

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