今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に厚い雲が一面に広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は16℃まで下がって、すっかり秋の空気である。外は湿度が高く、強い北よりの風が吹いていていた。未明まで降っていた雨で路面はしっとりと濡れていたが、雨は止んでいて、シメシメとした風が冷たく感じられる。遠くからドバトの鳴く声が聞こえているものの、辺りはシンと静まりかえっていて、静かな朝となった。
今日は行ってみたいところがあって、夏休消化も兼ねて1日休みとした。平日と同じ時間に起床してみたが、この時間に出かけると早すぎるので、今朝は自宅でゆっくりと過ごすことにして、髭を剃って顔を洗った。湯を沸かすと熱いコーヒーを淹れ、玄関のドアポストに投函された新聞を見ながらモーニングコーヒーを楽しんだ。
ところで今年は日本初の鉄道が新橋~横浜間に開業してから、150年を迎えるという節目の年である。これを記念して日本郵便から本日、特殊切手「鉄道150年」が発行される。ちなみに鉄道が開業したのは1872(明治5)年10月14日である。
この特殊切手の発行にあわせて、郵趣のための押印サービスが実施される。いわゆる風景印であるが、鉄道150年にあわせたデザインとなっている。郵便窓口での押印は特印(押印機)と特印(手押し)がある。
切手発行日の東京中央郵便局での押印は、東京中央郵便局窓口等では行わず、京橋郵便局内に東京中央郵便局の記念押印特設会場を開設して行う(郵便局名の表示は「東京中央」)とのことで、京橋郵便局に出かけることにした。記念押印特設会場は京橋郵便局5階にあった。
以前、中央築地郵便局の消印(風景印)をもらったときと同様、台紙となるものに62円以上の切手を貼る必要がある。自宅に今年の年賀葉書でもらったお年玉切手シートがあったので、この切手を使うことにした。台紙は以前、上野の国立科学博物館で買ったD51蒸気機関車のポストカードがあるので、これを使うことにした。
ちなみにポストカードは紙面が小さいので、切手を貼る場所に少し気を遣う。特印は切手に少しかかるように押印されるので、特印が押印される場所を想定して、その押印の絵の邪魔にならない場所に切手を貼る必要がある。
ポストカードの右手に特印(押印機)、左手に特印(手押し)を押印してもらった。ちなみに特印(押印機)の意匠は「C62蒸気機関車」、特印(手押し)の意匠は「1号蒸気機関車」となっている。
会場では特殊切手「鉄道150年」が販売されており、うっかり衝動買いをしてしまった。
押印を終えると、会場を後にする。この後の予定は特に決めていなかったが、せっかくなので、日本初の鉄道が開業した新橋駅に行ってみることにした。といっても向かった先は日本最初の鉄道ターミナル新橋停留所の駅舎の外観を再現した「旧新橋停車場」である。
ちなみにこの建物の2階には企画展示室を設けている。現在は企画展「鉄道開業150年記念 新橋停車場、開業!」を開催している。無料なのでちょっと見ていくことにした。
展示室を一巡すると、新橋駅から東海道線と根岸線を乗り継いで桜木町駅に出る。日中は雲が多いものの、上空には青空も広がった。昼間の最高気温は24℃で、北よりの風が吹いている。やや湿度が高めで、少し蒸すような陽気ではあるものの、風が涼しくて心地よく感じられた。
桜木町駅に着くと、「新南口(市役所口)」を抜けて駅の外に出た。この改札口は一昨年2020年6月27日に開業した。
この桜木町駅新南口の駅前広場の一角には平成26年に横浜観光コンベンション・ビューローが建設した「鉄道創業の地 記念碑」が建っている。
ちなみにこの記念碑には創業当時の横浜駅や出発時刻及び運賃表、碑文が刻まれている。
この桜木町駅こそ日本初の鉄道が開業したもう1つのターミナル駅「横浜駅」があったところであり、その跡に駅直結の駅ビル「CIAL桜木町」が設けられている。
この駅ビルの1階には旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)が設けられている。ギャラリーには鉄道記念物「110形蒸気機関車」と再現された創業時の客車が設置されている。
ちなみにこの鉄道記念物「110形蒸気機関車」は1871年にイギリスのヨークシャー・エンジン社で製造され、1872年の鉄道創業時に「10号機関車」として新橋~横浜間で使用され、後に「3号機関車」と呼ばれた機関車の一つである。
1923年に廃車になり、大宮工場に展示されていたが、1961年に鉄道記念物に指定され、翌1962年に青梅鉄道公園に移転。一昨年、ここに屋内展示となったもの。機関車は新橋方面を向いて、設置されていた。
機関車の側面には機関車の型式を示すプレートが貼られている。
その横には機関車が国鉄大宮工場で整備した年月が刻印されていた。
連結された客車はイギリスや明治期の資料を元に再現した鉄道創業時の中等客車で、前後にデッキを有している。車内は中央通路式で左右にロングシートを配置しており、定員は22人または24人とのこと。
機関車と客車の連結器の下には「鉄道記念物」を示すプレートが置かれている。
機関車の周囲にはいくつかの展示物もある。機関車の写真を撮っていると、交換レンズ「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を誤って落としてしまうという不幸な事故が発生した。レンズそのものは無事のようだったが、レンズキャップが壊れてしまった。レンズキャップそのものの構成は単純なので、部品さえ揃えば直すことは可能と思えたが、レンズキャップを構成している部品の内、バネが1つ無くしてしまった。
幸い、そのバネは後刻見つけたのだが、その場で無理矢理直そうとしたのが祟って、どこかに飛んでしまった。どうしようもないので、後日、レンズキャップを購入することにした。
気を取り直して、建物を出る。
桜木町駅の西側には2004年1月31日に廃止になった東急東横線桜木町駅と横浜駅の間の線路跡の一部が遊歩道になって残されている。
新しく掛け替えられた紅葉坂下にある「みなとみらい4号線架道橋」の先は高架の劣化や耐震性に問題があることなどが原因で、そのままになっている。
日が傾いてきて、少し風が涼しくなってきた。適当なところで切り上げることにして、桜木町駅から電車に乗って帰ることにした。この時間なら座って帰ることができる。
電車に乗って日野駅に向かう。日野駅に到着して駅を出ると、上空には雲が一面に広がっていて、青空の領域は見えなくなっていた。気温が下がって、半袖では肌寒いくらいの陽気である。シメシメとした北よりの風が冷たく感じられた。
今日は晴れ。今朝は東の空が霞みがかっていたが、青空が一面に広がっていた。4月に入ったにもかかわらず、未明に0℃を下回って10日ぶりに冬日となった。燦々と降り注ぐ日射しと裏腹に空気がきりっと冷たいが、目が覚めるように感じられる。外に出ると、風が清々しく感じられた。
今日は久しぶりに上野の東京都美術館に行くことにした。今年2月10日から明日までの会期で「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催されている。光の魔術師と称されたヨハネス・フェルメールの絵画はその繊細なタッチと光の技法で世界中の絵画ファンを魅了している。
今回の展示会ではフェルメールの作品である「窓辺で手紙を読む女」の修復した作品が展示されている。この作品は1979年に絵画に描かれた手紙を読んでいる女性の背後の壁にキューピッドの画中画が隠されていることが判明。長年、その絵はフェルメール自身が塗りつぶしたと考えられていたが、塗りつぶされたのはフェルメールの死後で、何者かにより、消されていたという調査結果が2019年に発表され、修復されたもの。所蔵館以外での公開は世界初ということもあって、これは是非見てみたいと行くことにした。
ちなみに美術館の入場は日時指定制となっている。当日券もあるが、朝早い時間に売り切れてしまうということもあり、インターネットから事前に予約・購入手続きをしておいた。入場時間が指定されているということもあって、この時間に間に合うように美術館に行く必要がある。
平日に出勤するよりは少し遅い時間に家を出て駅に向かう。近くの畑では霜が降りていて、今朝の寒さを物語っていた。日野駅から電車に乗って上野に向かう。上野公園改札を抜けると、正面には上野動物園正門が見えるが、既に上野公園はかなりの人出である。
先月27日にソメイヨシノの満開が発表されてから、今日で1週間になる。
上野公園の桜はだいぶ散ってしまっていたが、今が一番の見頃で、さくら通り上空に伸びた桜の枝にはサクラの花が淡いピンク色の花を付けていた。
さくら通りは混雑緩和等のため、カラーコーン等で中央分離帯を設け、右側通行とする通行規制を実施している。
サクラを楽しみながら、東京都美術館に向かった。
展示会は見応えのある作品ばかりが出展されていた。会場は地下1階と1階、2階に分かれており、地下1階には「レンブラントとオランダの肖像画」「複製版画」「レイデンの画家-ザクセン選帝侯たちが愛した作品」というコーナーが設けられて、作品が並んでいる。
1階は「窓辺で手紙を読む女」の調査と修復状況がビデオ等で紹介されており、その奥に修復された「窓辺で手紙を読む女」と修復前の原画に基づく複製画や作品が展示されていた。
2階には「オランダの静物画」「聖書の登場人物と市井の人々」というコーナーが設けられている。
展示されている作品は全部で約70点ほどであるが、全てを見るのに2時間以上かかった。もちろんそれぞれの作品はそれだけ見応えのあるものばかりだったが、一方で音声ガイドを手にした観覧者が作品の前からなかなか動かずに、前に進めないということもあって、会場を一巡するのに時間を要したことも大きな理由だ。これを解消しないことには気安く美術館に行こうという気にもならない。
美術館を出ると既に時計の針は昼を過ぎていた。
日中は上空に薄い雲が広がっていて、薄日が射している。昼間の最高気温は13℃で湿度が低く、南よりの風が吹いていた。日が射しているものの、空気がヒンヤリと涼しい。
2時間立ちっぱなしで作品に集中していたこともあって、かなり疲れた。お昼を食べた後、休憩するために美術館のカフェに入る。
( 今日のスイーツ(和風抹茶パフェ@cafe Art(カフェ アート)) )
お茶をした後は、上野公園を散歩して上野を後にした。
上野駅から山手線に乗って新橋に出ると、買い物と優勝を食べて帰宅の途につく。
日野駅に到着したのは夜8時である。駅を出て空を見上げると、暗い空に小さな雲がいくつか浮かんでいるのが見えた。
2021年大晦日の今日は曇りときどき晴れ。今日も枕元に置いていた目覚まし時計が鳴って9時には一旦起床したものの、布団からなかなか出られずに結局30分近く布団の中で過ごしてしまった。やっと布団から這い出してカーテンを開けると、上空には青空が広がっているものの、西の空には雲がかかっている。窓を開けると、外は北よりの風が吹いていて、まるで冷蔵庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできた。
午前中に西から次第に雲が広がってきた。日中は雲の多いスッキリしない空模様となった。雲の合間から青空が広がっていて日が射しているものの、昼間の最高気温は6℃で、昨日よりもグッと寒くなった。湿度が低く、日が当たっているところに出ると日射しの温もりが感じられるが、日が雲に隠れると風が身に凍みるように寒い。外に出てみると、風花が北よりの風に舞っている。陽光を受けて、ダイヤモンドダストのように煌めいて見えた。
今日は特に予定も無かったが、電車に乗って東京駅に出てみた。東京駅日本橋口を出て、永代通りを渡った先のTOKYO TORCH Parkに巨大 赤べこが設置されている。この赤べこは福島県が「東京駅前常盤橋ふくしま情報発信事業」の目玉として設置したもので、10月23日から来年の9月頃まで展示されるとのことである。
あまりにも大きすぎる上に、赤べこの顔は上を向いているので、なかなか表情を見ることができない。
手を伸ばしてカメラを向けると、ようやくそのユーモラスな表情を写真に収めることができた。
そもそも、赤べこは福島県会津若松市の郷土玩具で、古くは「厄除け牛」や「幸運の牛」と呼ばれており、魔除けや疫病除けの縁起物として親しまれている。昨日のクリスピークリームドーナツの「トラ カスタード」と順番が逆になってしまったが、今年の干支である丑を代表して、大晦日に赤べこに会いに行こうと思ったのも、何かの縁だろう。
東京駅の周辺は一見すると人が少ないように見えるが、地下街や駅構内は帰省客等でごった返していた。東京駅日本橋口にあるスタバでお茶をして帰宅する。
夜になって一段と冷え込んできた。
今日は晴れ。昨夜は早めに寝たつもりだったが、目が覚めた時には既に時計の針は10時を廻っていた。慌てて、カーテンを開けると、上空には青空が広がっているものの、薄い雲が所々にかかっていて、優しい秋の日射しが降り注いでいた。未明に雨が降ったらしく、路面は少し濡れているようである。
今日は二十四節気の立冬で、暦の上では冬になる。日中は上空に綿を薄く広げたような雲が広がっているものの、日射しがポカポカと暖かくて穏やかな空模様となった。昼間の最高気温は18℃で、北よりの風が吹いている。少し湿度が高く、風が涼しく感じられる。
昨日は家でゴロゴロしていたこともあり、今日は写真を撮りに近くに散歩に行ってみることにした。立川駅から多摩都市モノレールで多摩センター駅まで行き、そこから1時間ほど歩くと、都内有数の里山地域である町田市北部の小野路町に辿り着く。
今日はその中の奈良ばい谷戸に足を運んでみた。このあたりには水田や畑が広がっていて、多摩丘陵の原風景が楽しめる。既に水田は稲刈りが終わっていて、稲架(はさ)掛けがされている。
このあたりの水田には鳥が来ないのか、稲架掛けに網はかかっていなかった。
水田の周囲にはススキが風に揺れている。
稲架掛けの周囲には赤とんぼが飛んでいた。
久しぶりにカメラを持って歩き回ったこともあり、ちょっと疲れた気分だが、いい汗をかいた。帰りはバスで多摩センター駅に戻り、多摩都市モノレールと中央線を乗り継いで帰宅する。
夜になってゴミを出すために外に出た。空を見上げると、上空一面を厚い雲が覆っていた。
今日は晴れのち曇り。今朝は上空に暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。東の地平線付近には雲がかかっていて、その上空にはちぎれたような薄い雲が浮かんでいるのが見えた。今朝の気温は-1℃で、弱い北よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、空気がキンと音を立てているかのように冷たく、空気を思い切り吸い込むと、鼻の奥が痛くなるようである。早朝の冷たい空気で、寝起きの頭がスッキリと感じられた。
今日は1日休みを取った。今日は特に予定は無かったが、ふと今年はまだ初詣に行っていないことを思いだした。例年だと、恒例の新年会が秋葉原である。集合場所が神田明神の山門付近となっているので、神田明神に初詣をした後に、先輩方に合流して居酒屋に向かう。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって、新年会は無かったのだった。
当然、初詣で混み合う境内に行って、新型コロナウイルス感染症を伝染されるのも怖いので、今年は毎年1月1日に行く初詣も含めて、正月は自宅でのんびりと過ごした。しかし、毎年、神田明神では勝守と厄除守護の御守りを買っていることもあり、また古いお札を納めに行く必要性も感じていることから、この年休を使って、遅ればせながら神田明神に初詣に行くことにした。平日の午前中なら、混んでいることも無いだろうし、三密を避けることは出来よう。
この思いつきはなかなか良いように感じた。精神的に参っていることもあるので、初詣に行けば、鋭気を養うことも出来るだろう。さっそく、古い御守りを小さい封筒に入れると、デイパックに詰め込んだ。神田明神のホームページを開くと、お守り授与は毎日9時から17時までとなっていたので、9時に神田明神の境内に着くよう家を出た。
日野駅から電車に乗って御茶ノ水駅に向かう。電車は比較的空いていて、日野駅から座っていくことができた。電車が御茶ノ水駅に到着すると、改札を抜けて外に出た。現在は御茶ノ水駅は大規模な改修工事を行っている。見違えるような駅の構内に思わず、よく見たいという衝動に駆られながら、まずは神田明神に向かった。
まずは本郷通りから鳥居をくぐって随神門に向かう。1月上旬は鳥居から随神門までの道の両側に模擬店が軒を連ねていて、その間を参拝客が歩いて行くので、とても歩きづらく感じていたが、今日は模擬店は無く、早朝ということもあって人通りが少ない。とても歩きやすかった。
随神門左手の手水舎で手と口を清める。今年は新型コロナウイルス感染症対策で柄杓が全て取り払われている。左右の流水で手を洗い、その手で水を掬って口を清めた。
あらためて随神門から境内に入る。境内奥の御神殿左手ではトラックが2台停まっていて、臨時の神札授与所だったのだろうプレハブの建物を撤去している所だった。まずは御神殿に行って、参拝をする。
平日の早朝の神田明神は、さすがに空いている。しかし、絶え間なく参拝客が来ている上に企業や事業所の昇殿参拝もあって、人の流れが途切れることは無かった。参拝を済ませると、御神殿の後ろにある古札納め所に行って、昨年買った勝守と厄除守護を納めた。
その後、文化交流館前に安置されているだいこく様尊像を参拝する。
更に、御神殿左手にある水神社(魚河岸水神社)にも参拝した。築地市場から異動をして、すっかり市場関係業務とはご無沙汰になってしまっているが、神田明神に来ると、いつも思い出す。
水神社の参拝を終えると、文化交流館1階にある神札授与所に行って、新しい勝守と厄除守護を求めた。昨今のキャッシュレスやタッチレスの流れもあって、神田明神の神札授与所では支払いにクレジットカードが使えた。クレジットカード決済を済ませると、新しい勝守と厄除守護を受け取って、神田明神の境内を後にした。
せっかくここまで来たのだから、と、神田明神の南側正面にある湯島聖堂にも足を運ぶことにした。
仰高門をくぐり、石畳を歩いて行くと、右手に孔子銅像がある。
ここで軽く拝礼をすると、更に奥の入徳門に進んだ。
門をくぐって階段を登ると、正面に入母屋造りの杏壇門が見える。
門をくぐると大成殿が見える。土日・祝日は内部が公開されているが、今日は門が固く閉じられたままである。早朝の凜として冷たい空気が張り詰めているようで、ほどよい緊張感が感じられた。
湯島聖堂からは秋葉原が望める。ここまで来たら、秋葉原のショップを覗いて帰りたい気分だが、緊急事態宣言下にあって、それはまさに不要不急の外出になる。ここはおとなしく帰るべきである。湯島聖堂の境内から本郷通りに出ると、御茶ノ水駅に向かう。駅から快速電車に乗ると、帰宅の途についた。
日中は上空の所々に薄い雲がかかっているものの、青空が広がって冬晴れの日射しが燦々と降り注ぐ穏やかな空模様となった。昼間の最高気温は16℃と暖かく、春を思わせる陽気となった。湿度が低く、北よりの風が冷たく感じられるものの、むしろ風が爽やかに感じられる。午後になって南よりの風が吹いてくると、薄い雲が広がってきた。
帰宅した後は、パソコンに写真データを取り込んで、写真の整理をする。今日撮った写真の内、神田明神で撮った写真の一部はシャッタースピードを2秒に設定して撮った物である。撮影に使用したカメラはミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 Mark-Ⅲ」で、レンズは全て超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」を使用した。
ライブNDのおかげで、フィルターを装着出来ないレンズでも日中、スローシャッターを切ることが出来る。といっても、せいぜい2秒程度が限界である。手持ちでスローシャッターを切っても、ほとんど建物がぶれずに撮れるのは驚異的である。まだまだ、写真撮影の技量が低くて、上手く撮れていない写真ばかりだが、これで人をぶらしつつ、建物を撮ることができる。いろいろと練習していきたい。
夕方になって、日が沈むと空が暗くなってきた。北よりの風が吹いてきて、気温もぐっと下がってきた。夜になって上空一面を雲が覆ってしまい、星も見えなかった。
夜、風呂を沸かして湯に浸かる。たっぷりと汗をかくと、これまでくよくよと考えていたことがスッキリと晴れたような気がした。今日は心の洗濯が出来た気分である。