ウフーラは宇宙の星の中に

昨日の午前中、日泰寺にお経をあげてもらいに行った。
日泰寺は、タイ国から寄贈されたお釈迦さんの遺骨が安置されている、超宗派のお寺だ。
毎日12時半に本堂で、大勢の僧によって永代経法要が行われている。
お盆、お彼岸、縁日のたつ21日は、いつもすごい人で駐車場も空いてないのだが、
平日で早めに行ったのと、暑いからなのか人が少なく、申し込んですぐにあげてもらえた。
カンカン照りの外からお堂に入ると、思ったほど暑くなかったし、
目を閉じてお経を聞いていたら、心がすーっと落ち着き暑さも忘れていた。


今日は新聞に二人の訃報が載っていて、思わずあっと声を上げてしまった。
一人はバイオリニストで声楽家の佐藤陽子さん。
ときどきテレビなどで拝見していたが、近頃お見かけしないと思っていたら。
72歳、まだお若い。
ふくよかで優しい笑顔が思い浮かぶ。

もう一人はスタートレックTSOのウフーラの中の人、ニシェル・ニコルズさん。
当時ウフーラは、それはそれは美しくカッコイイ人だった。
カーク船長（ウイリアム・シャトナー）は、昨年秋90歳で宇宙に行って帰ってきたが、
ウフーラは、先に行ったドクター・マッコイ、ミスター・スポックと一緒に
星々の間から地球を見守っているだろう。


ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Ｒ.Ｉ.Ｐ.