人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★帰郷 完結編 鹿屋から我が家へ帰還

2018年06月30日 | 旅行

今朝は堰を切ったような激しい雨と雷鳴に早く起こされましたが、サッカーがある訳でもなく再び眠りに着こうとすると、我が家の愛犬ナッちゃんは稲妻と轟く雷鳴に、心細そうで私の近くを離れません。仕方なく朝5時前起床となりましたが、いまも大雨警報中で一年前の朝倉災害地域も心配です。

写真は雨の合間を縫って、我が家の庭で大事に育てたツマグロヒョウモン蝶です。

 

パンジーとビオラの第一世代が枯れていく中、その種子から新たにビオラが芽吹きました。同じく第二世代ツマグロヒョウモン蝶の幼虫の餌となればいいのですが・・・・

 

6月24日日曜日は正喜の家に浩二とお邪魔します。浩二はわたしの車で用向きのため別行動なので、正喜の車で鹿屋へ向かいます。お昼は私のお昼の定番ともいえる、鹿屋のラーメン屋さんへ・・・・

 

ここ「麺'sら.ぱしゃ」には、「薩摩おごじょが選ぶ第1位ラーメン」の幟がはためいています。確かにおいしいラーメンですが・・・・ごま油を垂らしているようで、わたしにはスープに合わない気がしました。確かに店舗の雰囲気などは女性ごのみです。

 

浩二も遅れて到着しました。

 

正喜の家はアジサイの鉢がたくさん並びます。さぞ咲き誇る様々な色のアジサイは見事だったでしょう。

 

奥様の趣味だとか・・・・アジサイのほかにもクリスマスローズの苗木もたくさん育てています。

帰りにアジサイとクリスマスローズの苗木をもらって帰ります。

 

ここにはカナリアやキンカチョウなど数種類の小鳥も育てられています。昨年まで暮らした大阪では伝書バトもたくさん飼っていたらしく、レースのりっぱな多くのトロフィーもあります。

鳥が好きなので、「日本野鳥の会」の事務局へお願いして案内書を送ってもらいました。多趣味の正喜ですが、会員になってまた一つ世界が広がってくれればと願っています。

 

温泉好きな私のお願いで近所の「ホテル太平温泉」にやってきました。トロトロとした滑らかな肌触りのいい温泉です。ゆっくりと入りたいのですが、正喜と浩二は烏の行水、しかたなく私も30分ほどであがります。

 

深夜にはFIFAワールドカップ セネガル戦で、久しぶりに私もプレミア焼酎「伊佐美」をちびりながらの三人での観戦でした。

次の日は、浩二も私も初めての鹿屋の地です。せっかくならと少し観光をしてから福岡へ帰ることとしました。まずは奥様地元の大隅半島の屋根で「高隅山山系」の麓にある「観音淵の中世古跡塔群」を訪れました。

 

地下水が長い年月をかけて造り出した天然の洞窟で、高さ8メートル、幅16メートル、奥行30メートルもあり、洞窟の中には、鎌倉時代初期から戦国時代までの供養塔が約90基祭られています。洞窟の最深部は地下水が滾々とあふれ出しています。湧水は名水として知られ、水汲みの方も2組ほどいて超軟水でさわやかな水だそうです。いただくと確かにまろやかな冷たい美味しい水でした。

 

わたしが海を見たいといったので、「高隅山山系」を横に見ながら海に向かいます。

 

やってきたのは「荒平天神」、海に突き出た島のような岩山上(天神島)に神社が建立されている風光明媚な場所です。毎月25日は縁日として多くの参拝者が訪れるそうで、今日はその25日の日です。若いお嬢さんたちなど数組の参拝者がいました。

 

お土産を買いに鹿屋のスーパーへ、わたしは孫たちに、サツマイモ・トウモロコシ・パパイア・パッションフルーツ(昔の我が家にはこの大木がありました。懐かしい別名トケイソウです。)を買い求めます。お昼は昨日に続きラーメンをいただきます。奥様おすすめの「らーめん屋こうちゃん」です。お昼前というのに常連客と思われる方ですでにいっぱいです。

 

非常にシンプルで、これぞ「鹿児島ラーメン」と言えるような懐かしい味です。ネットの評判も、もちろんいいようです。

 

浩二も食べるのに夢中です。

なぜなのか鹿児島のラーメンには沢庵が必須です。また、これがラーメンの前菜には最適なのです。

 

桜島を背に福岡へ向かいます。鹿児島には3泊4日の行程でしたが、中身が濃くタイトなスケジュールで、一週間以上も滞在していたような心持です。

 

福岡へは夕方5時過ぎにつき、玄界灘の魚を味わってもらおうと志摩芥屋の港の横にある「朝日寿司」に案内しました。本当はわたしの釣った魚でおもてなししたいのですが・・・・

 

大将が心を込め、奥様が季節の花をちりばめた、おもてなしの季節のお寿司です。

 

地元漁師の英ちゃんに「朝日寿司」に行く話をしていたため、ありがたいことに英ちゃんからのイサキの生き作りが添えられていました。神経締めと血抜きなど丁寧に処理して、まだ尻尾を震わせている美しく盛り付けされたイサキに浩二も感動です。英ちゃん本当にありがとう・・・・

 

次の26日の朝仕事もあるとのことで大阪へ浩二は帰っていきました。大したおもてなしはできませんでしたが・・・・今度は奥様と一緒においでください。

また、鹿児島の友人たちにはこころからおもてなしを受け、帰りの車には飲めもしないのに、銘酒「一どん」・「伊佐美」、米、新茶、スイカ、浩二のお姉さま手作りのラッキョや沢庵とアブラミソなどたくさんのお土産がトランクに入りました。

昨日6月29日は昼から雨が上がったので。アジサイの植え替えや玄関前の欅のカミキリムシの退治をやっていると、ヒトツバの植栽からスズメバチが飛び出してきました。我が家の周りには蛇から鳥などたくさんの生き物が生活していますが、この獰猛なスズメバチは孫たちにとって非常に危険です。おかげでまだ小さな巣の状態で見つけたので、簡単に殺虫剤で駆除できました。

 

なげ かごんまじゃったどん わっぜかみやげは あいがとさげもした

長い鹿児島でしたが、たくさんのお土産大変ありがとうございました。


★帰郷 続編 高校のプチ同窓会

2018年06月28日 | 旅行

昨夜は定例の「きらら風呂の会」懇親会でした。

 

その中で、来月27日の定例会の日には井原山の「キツネノカミソリ」を見に、登山することが決まり大いに盛り上がりました。写真は3年前の登山と「キツネノカミソリ」(ヒガンバナ科の多年生で球根植物)です。

 

さて、帰郷の続編に戻りますが、6月23日の土曜日は憲良のマイボートでイサキや根魚を釣り、宏の実家で田舎在住の高校の仲間で飲み会を企画していました。しかし、海が荒れ釣りが中止のため、朝から夜の飲み会の準備に枕崎や加世田の街を走り回ります。

 

宏志とアンちゃんはいまウナギ取りに一生懸命です。大阪からの浩二が天然のウナギを食べたいとのことで、昔取った杵柄(むかしとったきねづか)で私が捌き、炭火で焼こうと思っていましたが、買い物に手間取り時間がないために、アンちゃんが白焼きした鰻を提供してくれました。写真はアンちゃんたちが獲った天然鰻です。

 

今夜の参加者は10名ほどの予定でしたが、別な飲み会からの参加者も合流して20名近い仲間が集まりました。

 

昨夜に引き続き昔話に花が咲きます。

 

本日の酒の肴は浩二のお姉さんが、牛すじのどて煮とおにぎり、アンちゃんからウナギのかば焼き(白焼きを市販の鰻のたれで煮込んだもの)、わたしのイカの沖漬けと明太子、購入したつけあげとカラアゲ、憲良がさばいたカツオのタタキなど盛りだくさんです。

 

1人減り2人減り、午後11時過ぎそろそろお開きです。

 

わたしはアンちゃんの家でゆっくり眠りたいのですが、宏志の家で朝を迎える、正喜と憲良と浩二に悪いだろうと宏志が引き止めます。仕方なくここで夜を明かしますが、いびきと蚊に悩まされ熟睡できませんでした。

 

夜が明けて、わたしはアンちゃんの家で朝ご飯を済ませ帰ってくると宏志の家も朝ご飯が済んだところです。

 

本日のスケジュールについて散歩がてら話し合っていると、憲良は奥様から電話・・・・今日は大事な用事があったようで急いで帰ることとなります。

 

モンキアゲハ(白色紋はメスで下の黒一色はオス)が岩場から染み出した水を吸水しています。フレームに入れない蝶も数匹いて周りを飛び回りじつに優雅です。

 

今日6月24日は鹿屋の正喜の家にお世話になります。田舎では新たな思いでが増え、優雅なたたずまいの野間岳に挨拶して故郷を後にします。

 

今日6月24日もFIFAワールドカップの日本対セネガル戦で、疲れ切った体にさらに追い打ちをかけてしまいそうですが、正喜の家でTV観戦です。めったにないこと楽しまないと・・・・

また本日の6月28日は決勝トーナメントをかけポーランド戦です。ここいらでしまいにします。

 

しょちゅを いっべものまんでも わっぜたのしかったど


★帰郷 シルバー同窓会

2018年06月27日 | 旅行

50歳・60歳と区切りの年代で中学校の同窓会が催されてきましたが、今年も65歳の同窓会出席のため、車で鹿児島を目指します。独りでの運転のため高速のSAで休み休みの帰郷です。今日から3泊4日の強行スケジュールが始まります。

 

午前11時前に鹿児島中央駅到着です。ここで大阪からの浩二を待ちます。到着は12時前のため、お昼には少し早いのですが、地下の食堂街にやってきました。

 

ラーメン大好きのわたしは、40年前の鹿児島勤務時代は、お昼時天文館の「くろいわラーメン本店」に出かけていました。当時は「くろいわ」・「和田屋」・「こむらさき」がたしか人気店だったのですが、いまは創作ラーメン店を含め大きく変化しているようです。

本日も言わずもがな、長渕剛も大好きという「ザボンラーメン」にやってきました。値段は立地の為かラーメンにしては高い気がします。嗜好の違いは千差万別ですが、やはり記憶に残っている「くろいわ」が美味しいように感じます。隣の「こむらさき」の店舗はすでに満杯状態でした。

 

鹿児島中央駅で浩二を待ちます。

 

福岡を朝6時に出発して午後1時過ぎ故郷到着です。

 

来月には稲刈りの始まる田んぼですが、ほとんどの田んぼがよその地域の方が栽培している田んぼです。みんな年を取り田んぼを耕作する体力も忍耐も薄れ、集落の中をイノシシが闊歩する時代となりました。

 

父母先祖の墓参りと、ブログのタイトル「人生は邂逅なり」のその人で、5月に旅立った恩師の霊前へ参ります。

同窓会開始までには少し時間があるので、笠沙天然温泉・氣呑山河(チートンシャンバ)で汗を流してから会場へ向かいます。ここは加温、無加水の源泉掛け流しで、変に記憶に残る名前の由来は中国の古いことわざで、「山や河を呑み込むほどの気持ちがあればできない事は無い」という意味だそうです。

 

同窓生200名の50名近い参加者で熱気にあふれています。

 

見慣れた顔も多いのですが、50年ぶりの再会につい、あまり褒められたことではありませんが、その人のこれまでの人生をイメージしてしまいます。

 

体は齢(よわい)を重ねてきましたが、心はいつしかあの頃に帰ります。左下の旧姓木佐貫先生も大変お元気な様子です。

 

赤いポロシャツの幼馴染、宏志も楽しそうです。

 

いつもポジティブな守くんは女性との会話を楽しんでいます。

 

同窓会の出席者はポジティブ思考の参加者がほとんどと思います。

 

午後7時過ぎ一次会のお開きです。

 

2次会は唯一のスナック「風蘭」です。

 

2次会は17名の参加者ですが、女性が少ないのが少し寂しい気がします。

時間は午後11時前、これでお開きです。全く飲酒していない私は大雨の中、皆さんの送りでおお忙しです。明日は田舎で暮らしている高校の仲間の同窓会です。釣りしてからの予定でしたが、嵐のため中止で朝から同窓会準備のため忙しくなりそうです。

今夜は実家アンちゃんの仏壇の間で、父や母やご先祖様に抱かれ休みます。わたしはこの部屋での心地よい眠りが大好きですが、早寝早起きのアンちゃんに午前5時過ぎには起こされることとなります。

 

「しったい だれもした」


★今年はじめてのヤリイカ釣りにいってきました

2018年06月20日 | 釣り

FIFAワールドカップが始まり、サッカー好きな私は生活が不規則な状態にあり寝不足が続いています。昨夜は日本がコロンビアに2-1と勝利し次のセネガル戦が一層楽しみになりました。

いま次々とツマグロヒョウモンの羽化が見られ、我が家の庭には2-3匹の蝶が舞っています。羽化したこの蝶はオスでメスには名前の由来(ツマグロ)どおり、前のはねの前半分が黒くなっています。

 

幼虫もこの子を含めあと3匹の幼虫で、食草のビオラ(スミレ科の花)は事情を知ったご近所が提供してくれました。しかし、羽化したこの子たちには、園芸種のビオラ・パンジーが枯れた今、自然界のスミレを探さなければならないという、過酷な使命が待っています。

 

先週金曜日は初めてのイカ釣りということで期待一杯だったのですが、海が荒れ中止となりました。それでも諦めきれないので、いままさに旬のイサキ釣りが毎日遊漁が入っているなか、週間天気予報を信じて18日の月曜日に三祥丸英ちゃんに船を出してもらいました。午後6時出港です。

出港時にで釣に行くことを投稿したところ、たくさんの友人からイカが食べたいとの連絡があります。イサキなどにはあまり反応ないのですが、イカには大反響です。皆さんごめんなさい全員の期待にはとても応えられません。

 

釣りの弟子石やんは元上司で、ハマちゃんスーさんの世界です。わたしの家族には不評ですが、そこそこお似合いのひげ面です。

 

小呂島と、「猫の島」で脚光を浴びている相島の近くまでやってきました。ここからパラシュートアンカー(シーアンカー、潮帆、潮ぼう)で潮の流れに任せて釣ります。このパラシュートアンカーは優れもので、船を風上に向かせて横波を受ける事を防ぎ、船体を安定させるとともに船を潮に同調させ、仕掛けの底取りが簡単にできます。

 

大潮の闇夜・天気は曇り・海は久々の凪で、ハシリの釣りとはいえ好条件がそろいました。早速やや小さめのケンサキイカが釣れました。

 

あたりにもたくさんのイカ釣りの船がいます。船どおしの間隔は集魚灯利用の漁で1マイル(約1.6K)がマナーとなっているようです。

 

イカ釣りの仕掛けの小物類です。今日は擬餌針スッテの下段左には鳥のささみの塩漬けを巻いて釣ります。緑赤は毎年定番の釣れるスッテですが、結果このスッテと右から2番目のおっぱいスッテがよく付きました。

 

明日の遊漁のため横になるといっていた英ちゃんですが、2本の釣竿を出していて忙しい私に代わり釣り番をしてくれています。

 

ここは航路にもなっていて大型客船や貨物船も往来します。写真の丸の中は貨物船です。

 

けっして大きくないのですが、釣れだしました。

 

小さなイカはお手製の沖漬け液に漬け込みます。沖漬け液は釣具屋でも市販されていますが、田舎の丁子屋の醤油2、みりん1、料理酒1、白だし1、北海道コブで作った1.8Lを今回も持参してきています。

 

今回の釣友は、左は釣り弟子石やん、右は田舎の先輩大作兄ぃ

 

「きらら風呂の会」の会長坂本さん

 

近所の釣り好き尾崎さん、わたしを入れて5名です。

 

イグロー72Lの中の籠も2段目となりました。

 

全般的にイカの型が小さいので、沖漬けのイカも大漁です。

 

今日は竿2本仕立て、右はシマノのCI4+ モデラートTYPE73 H225にフォースマスター2000でスッテの数は8本、左はトップをナカハラ釣り具で修理してもらい船釣りで一番の相棒、旧製品モデラートTYPE73 H255に先ほどのイサキ釣りで能力以上に答えてくれたプレイズ400でスッテの数は5本です。

 

たまにパラソル級にはあと一歩の大型も交じっています。当初は次の朝もイサキ釣りの遊漁のため、午後2時まで釣りをお願いしていましたが、皆さん大漁に満足したのか午前1時に納竿です。

 

疲れ切った顔ですが、今日の釣りには大満足の石やんです。

 

他の船はまだまだ漁の真っ最中です。

 

午前2時ホームの芥屋港へ帰り着きました。

 

へとへとで疲れ切っていたため、翌日にイカの沖漬けをタッパーに入れ直しします。

手作りの沖漬け液と自ら吐き出した墨に浸かりながら、冷蔵庫で2-3日入れると「イカの沖漬け」が完成します。この沖漬けの大部分は今週金曜日田舎に同窓会で帰りますが、幼なじみ宏が食べたいと言うし、あんちゃんも大好きなので持って帰ります。

生イカはご近所におすそ分けし、孫たちへ持たした後は内臓を取り出して水洗いした後、キッチンペーパーでよく拭き、大きなイカは切り分けしたりして1食ごとに使えるようにラッピングして冷凍します。この後お好み焼きや焼きそばの具になる貴重な食材です。

写真の右の虫食い部分は無毒のカナトフグに食べられた跡です。確保した2匹のカナトフグも、から揚げとなって孫たちに喜んでもらえました。

 

釣の前日は「父の日」ということで、次男たちが大好きなお蕎麦を食べに連れて行ってくれました。次男と愚妻が言うには、この頃の父の日は、日頃の心遣いに感謝して父がごちそうするそうです・・・・年金暮らしのわたしは女房の働きで何とか生活しているようなもので、週末は鹿児島で中学校の同窓会、来月7月14日は大阪で高校の同窓会と、出費の多いイベントが続くため痛い出費でした・・・・が、孫が入ると楽しい語らいでささやかですが幸せを感じます。

 

のさんこっじゃ ぜんもいっど


★今まさに盛りのイサキの漁手つだい

2018年06月14日 | 釣り

パンジーとビオラが枯れ始め、まだ蛹になれないツマグロヒョウモンの幼虫は必至の餌探しです。愚妻が「お隣の元気なパンジーをもらえないかな?」と言っていますが、これ以上傲慢に自然の摂理を侵し続けることはできません。いまはたくさんの蝶に羽化できることを願うばかりです。

昨日は漁師英ちゃんから、イサキ釣りの手伝いの要請がありました。朝5時出港です。今日の助っ人は、私と底物釣り師なのになぜか船釣り手伝いベテランの宮崎さんです。

 

お隣の船は遊漁仕立てらしく、6人程のお客様を乗せて港を出港しています。

 

5時15分日の出です。

 

朝焼けの身近な井原山や二丈岳の山々を背に漁場へ向かいます。

 

今日の釣り場はいつもの烏帽子付近ではなく、さらに沖の方へやってきました。小さな漁礁のため、錨の投入のテクニックが求められますが、百戦錬磨の英ちゃんは手慣れたものです。船の位置取りは、風邪・波・潮流の自然条件のいまと予測、船と錨の大きさ、アンカー(錨)ロープの長さ、海底の状況などです。この小さな漁礁では、錨が大きく(重く)アンカーロープが短くないと、ベテランの漁師でも船の位置取りの変更が煩雑になるそうです。魚群の上に停船し早速釣り開始です。

 

型のいい乗っ込みイサキが同時に2-3匹と釣れてきます。写真がないのが残念ですが、なかには1.5Kgほどの超特大イサキも交じります。

 

1つ目の船の生簀も満杯状態となりました。

近くに福吉港の遊漁船もやってきました。こちら私たちは漁の操業です。遊漁船「登美福丸」も我々の邪魔にならないように気を使っていてくれるようです。

 

さすがの英ちゃん船頭、次から次へとイサキを釣り上げています。

 

今日は大潮で潮流も早く、ポイントがずれ全く魚が釣れなくなります。「三祥丸」も錨の再投入です。

 

その間に宮崎さんも一休み・・・・

 

わたしの愛竿も久しぶりの大漁で、今まで体験したことのない働きで悲鳴を上げています。

 

このようなイサキが多いときは5匹一度に連れてくるので、SHIMANOプレイズ400の電動リールも悲鳴を上げています。やはりフォースマスター2000にすればよかった。

 

キロ近いイサキと大漁にご満悦の英ちゃんです。

 

4つ目の生簀も満杯状態です。

 

一度に数匹もの大型イサキが釣れ続けるとが、仕掛けもよれて絡みやすくなります。わたしのよれた仕掛けの手直し中です。

 

いつもは漁具が入っている魚艙(ぎょそう)の荷物を全部だして、いよいよ5つ目の生簀を用意しました。

 

潮どまりで食いが落ちましたが、ぽつぽつと釣れ続きます。

 

最後の5つ目の生簀も満杯となり、腰も痛くなりそろそろ終わりかなと期待していたら・・・・

英ちゃんは5つの生簀全部にエアーポンプを用意しました。これで1つの生簀には100匹近い魚を生かすことができます。

 

午後4時前、エアーポンプの生簀も満杯となりこれで終わりです。次回の漁のため残った釣り餌は大事にクーラにしまいます。

 

宮崎さんのクエ狙いに冷凍サバを餌に出していた竿もあたりもなく、英ちゃんが回収です。

 

船は生簀一杯の魚にゆっくりの帰港です。わたしは早起きと疲れのため、船倉で爆睡していました。

 

今日の漁は久しぶりの大漁で500匹近いイサキが釣れ、船外生簀の用意も大変です。

 

針飲まれなどで死んだイサキをもらって帰ります。今日はこのほか10匹以上のイサキをお土産としてもらいました。渡船料金も餌代もなしで釣りを十分堪能して大満足の一日でした。

 

船外生簀は英ちゃんの手作りで材料費だけで4-5万円かかるそうです。イサキはあすから土日にかけ、一本釣りの神経締めした最高鮮度のイサキが「志摩の四季」の店頭に並び、買ってくれた方に大事においしく食べてもらえると思います。

 

明日の金曜日は遊漁船仕立てで、今年初のイカ(ケンサキイカ)釣りですが、どうやら怪しい天気となっています。7人の楽しみにしている釣友たちの期待にこたえられればいいのですが・・・・

しったい だれもした


★6月の「男の料理教室:マダケの煮つけ」とツマグロヒョウモン蝶

2018年06月09日 | 料理

愚妻が「パンジーの花が売っていないかな?」園芸屋さんに寄ってといいます。なぜか少なくなったパンジービオラの元気な葉を幼虫に与えたいとのことです。もちろん売っているわけもないのですが、そのくらい今年はツマグロヒョウモンの幼虫が多いように思います。写真のパンジーの中には12匹もの幼虫が育っています。全体では30匹以上が育っているようです。

 

幼虫からサナギへのなるためには頭を下にしてぶら下がります。

 

昨日撮影したこのヤマブキの木には3つのさなぎと幼虫がいますが、幼虫は本日撮影の先ほどのぶら下がった幼虫です。

 

ツマグロヒョウモンの幼虫の天敵であろう、カナヘビも近くで機をうかがっている様子です。自然界では致し方ないことです。

 

サナギから綺麗な蝶へと変態してみんなの目を楽しませてほしいものです。

 

 

本日の「男の料理教室」はマダケの煮つけとポテトサラダ、温泉豆腐の3品を作ります。

先月私が差し入れしたマアジの美味しさをみなさんいたく感動してくれました。

 

3班に分かれて調理します。リーダの指示で下ごしらえです。この教室もおかげでさまで大分慣れて自分で判断して動けるようになりました。「男が台所に立つもんじゃない」と言っていた親父が見たらなんと言うものか・・・・時代は変わりました。

 

本日は来月魚持参での教室教室を支援してくれる、「糸島市地域おこし協力隊」の二人もメモとりやインタビューして、来月の料理教室に備えているようです。マダイを持ってくるそうで期待しています。

 

 

 いよいよ盛り付けに入ります。

 

こちらの組は時間かけて温泉水で煮込んだ豆腐の盛り付けです。

 

わたしたちの組は7人分の盛り付けも終わり、後片付けに入っています。

 

本日の献立が出来上がりました。

 

 食材もいろいろな方からの提供もあり、ほとんどが地元での食材です。新鮮と美味しいのはもちろん安心して食べれます。

 

残ったご飯や料理はいただいて帰ります。この地元産の糸島米は一度にたくさん炊くこともあるかもしれませんが、米だけで食べられるほど絶品です。今日は2袋いただきました。

 

 食器洗いと清掃後は使った調理器具の点検です。

 

 本日は我が家もご近所からマダケのタケノコをいただいているので、復習のためにも昨夜買い込んだ食材で今回の料理を作ります。果たして味は・・・・

わがつくった につけは うんまかど


★6月の探鳥会

2018年06月04日 | 野鳥

我が家のツマグロヒョウモン蝶たちも大きく育ち、あちこちでサナギとなってもう少しで美しい蝶に変身します。本格的な梅雨に負けずに育ってほしいと応援します。


友人から「マアジの大型がまだまだ釣れ盛っている。」との情報にも心揺れ動くのを振り切り、久しぶり探鳥会に行ってきました。


支部情報誌「野鳥だより ふくおか」には、福岡市西区の今津干潟での6月の探鳥会は、サマータイム(午前8時から)とお知らせがあったにもかかわらず、いつもの午前9時の集合場所と思い込み、皆さんを待っていますがなかなかやってきません。わたしと同じ勘違いで参加された方二人が後からやってきて、午前8時からだったことを連絡してもらい皆さんのもとへ急ぎます。
途中のあまりきれいではない池ですが、魚の波紋に魚好きな私は足を止めます。


やっと皆さんに追いつきました。


左のコブハクチョウ(篭脱け鳥)は前から住みついているようで、どなたか餌付けしているそうです。右はカワウです。


あれほどにぎやかだった冬鳥のカモ類は北へ帰ってしまい、夏鳥は極端に少ない群れですが、世界的な絶滅危惧種なのに、今津干潟の主役ともいえる冬鳥なのにクロツラヘラサギは今日も元気なようです。


オオヨシキリは大きく口を開けて囀るようで、赤い口の中を撮影しようとシヤッターチャンスを待っている会員の方です。カメラ・レンズなど含めて2百万円前後とか・・・・


鉄柵にホオジロが盛んに囀っています。スマホにストックしているホオジロの声を流すと呼応してくれます。スマホが次の鳥を囀りだしました。なんと山の鳥ホトトギス「テッペンカケタカ」です。会員の方が大きな声でホトトギス・・・・さすが反応が早いこと・・・・状況を話してすみません・・・・


今は満潮でシギが十数羽石垣の上で潮が引くのを待っています。素人の私には判別が困難なのですが、キアシシギ・ソリハシシギ・チュウシャクシギなど数種類がいるようです。


10時30分そろそろ探鳥会も終わりです。


今日も参加者全員で「鳥合わせ」を行います。「ほかに鳥を見た方はいませんか。」と司会者の声につい促され、二丈の田んぼでよく見たツグミがいたようだったので、「ツグミがいましたが?」
皆さんは「エエッ!冬鳥ですが・・・・」、皆さんやさしい方ばかりです。わたしが恥をかかぬようにいろんな言葉で気遣ってくれています。見慣れた鳥だったように思いますが・・・・あの鳥は何だったろうか・・・・
夏場は主催者泣かせというそうですが、今日の参加者は16名で観察した鳥は33種類だそうです。参加者も観察鳥も冬場の半分程です。


夕方、愛犬「ナツ」と散歩にタシギの餌場が気になり行ってきました。ひょっとしたらと期待しましたが・・・・どうやら繁殖地へ向かったようです。田植えの準備できれいに耕されていました。


水量の増えた羅漢川には、竿とミミズのパックを片手に少年が釣り場所を探しています。昔の自分が重なり声をかけてしまいます。


昨夜も囀ったフクロウはこの山に住んでいます。


「日本野鳥の会」では自然保護の仲間を増やすために新入会キャンペーンを実施しています。会員種別はいくつかあり、年会費も「赤い鳥会員」(支部型会員で福岡地区の場合)で4,500円から、「おおぞら会員」(総合会員で福岡地区の場合)で8,500円です。
また、1口千円から野鳥が暮らす豊かな自然を守るための活動の寄付も募っています。寄付を頂いた方に写真の「エナガ」のピンバッチをプレゼントしています。


詳しくは「日本野鳥の会」HP https://www.wbsj.org/
または、電話03-5436-2620 の本部事務局まで・・・・

しったかぶいは はっかしか すんもんじゃねぇど


★乗っ込みイサキの浮き流し釣り

2018年06月02日 | 釣り

梅雨入りしても好天が続いていますが、我が家の鉢植えのアジサイも満開を迎えています。


ここ何日間かフクロウと思われる鳴き声が毎晩聞こえてきます。数日前は曇り空の下でも盛んに囀っていました。人みたいに無駄な鳴きはしませんが、今の季節の鳴き声はメスへのアピールです。
里山の減少や、繁殖に適した洞穴がある森林伐採などにより、個体数が減少している鳥でもあります。きっと彼女が見つからないので毎夜毎夜「ホーホー ゴロスケホーホー 」と唄っているのです。「がんばれ!」と心の中で励ましています。「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne


人生の支援をくれた恩師の悲しい知らせから一週間もたっていませんが、前からの約束で乗っ込みイサキの浮き流し釣りに行ってきました。釣り好きな私ですので天国への道のりの途中の先生も、きっと微笑みながら下界を見てくれるでしょう。


烏帽子を過ぎ壱岐の芦辺沖の「コダイソネ」を目指します。


準備を澄ませ釣り初めの一投目、東司(トウジ)さんに食べごろの美しいマダイが上がりました。船長英ちゃんにとっては先輩たちは昔からの知り合いで、網入れ、生簀への魚運びと船主船尾へと忙しく飛び回っています。


わたしは生簀に入れないで、釣れた魚はすぐ血抜きして氷締めし、魚が冷たくなった15-20分後クーラへいれて鮮度を保ちます。


潮の流れもベストの状態で、乗っ込みの40Cm近い丸丸のだるま型のイサキが、すでに10匹程度となりました。




潮も緩みだしとたんに喰いも止まり、おまけに呼んでもいない毎度の厚かましいウマズラハギに悩まされ、なかなか釣果が伸びません。


何とか20匹近くは確保できたようです。写真は2段目のかごです。


船は多少揺れが大きいのですが、日差しも弱く暑くもないので快適な釣り日和です。ほかの船は帰り準備している中、潮通しがよくなりました。


10匹程度追加できたでしょうか。釣り餌も底をつき納竿です。


今日一緒に遊んでくれた先輩たちです。左の谷口さんには送り迎えまでさせてしまいました。時間は午後5時帰路を急ぎます。


魚は半分程はご近所や友達へ、残りはすぐに孫たちのためと15匹程度を三枚におろしたり、刺身にしたり、疲れた体に鞭打って出刃片手に頑張りました。自宅で食べたのはその夜の1匹半だけ・・・・

3日前に500円約1Kgの「博多あまおう」を近くの市場で仕入れました。飽きもせずジャムを作りました。明日も好天だそうで久しぶりの「今津干潟の探鳥会」に行ってきます。


よおついは しったいだれもした きょうはゆっくりしもんそ