人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★2019年06月「男の料理教室」

2019年06月20日 | 料理

6月の男の料理教室は、竹林整備の一環として昨日13日のハチク(淡竹)と真竹のタケノコ取りの産物を使っての料理となります。

わたしが先日持ってきて冷蔵庫に保存していた、たくさんのタケノコに当初のメニューが少し変更となりそうです。もちろんメインのメニューはタケノコと豚肉のみそ炒めです。

リーダ小室さんの挨拶と説明があります。本日の参加者は幾分少ないので、いつもの3班でなく2班での調理となります。

タケノコの切り方も三者三様です。

冷蔵庫にあったごま油を使ったり、私がタケノコと一緒に持ってきたニンニクを使ったりと、それぞれの班で工夫を凝らしています。

味の加減、これも個人差があります。

前日から出汁ジャコ、シイタケ、昆布でダシを取った、冷たいそうめんのお吸い物も出来上がりました。

本日は20名分の料理です。

昨日タケノコと一緒に私がもらってきていたカブは、いつのまにか伊藤さんの手でカブ味噌となりました。これも絶品でした。

今日の料理が出そろいました。お米は山手の方の糸島産コシヒカリでご飯だけでも美味しいお米で、

食事が終わると食器を洗います。食器洗いの手際は誰一人無駄な動きがなく、水洗い、洗剤での洗い、拭き、食器収納、自らが動き瞬く間に食器洗いは終わります。

調理器具の点検が済むと、本日の料理教室は解散となります。残った美味しいご飯をもらって帰ります。

次の日、最近友達からもらった八丁味噌で、料理教室で習ったタケノコと豚肉のみそ炒めを作ってみました。これはまだフライパンの中ですが、白い皿に盛った料理は美味しい味噌のせいもあり絶品でした。日本人は料理を眼で「食べた」後、口と胃で「食べる」という極めて特異な食べ方をするといいます。したがって料理の反省としては、少し焦げたことと、インゲンの緑と人参のオレンジを際立たせる工夫があれば満点だったのかもしれません。まだまだ・・・・

りょうりも ちっとばっけ じょいなった あいがとさげもす

料理も 少しばかりですが じょうずになりました ありがとうございます。


★2019年04月の「男の料理教室」

2019年04月15日 | 料理

4月13日の土曜日、地域のOB会の世話人をしていることから、情報誌の配達を兼ね先輩たちへの家庭訪問に行ってきました。入会している方は12名のため短時間で終えます。最後のOBの方の家が日本固有種の白いタンポポが残るところの近くだったので、その場に行ってきました。そこで見つかったのはシロバナタンポポ2株ほどでした。すごく寂しい思いで帰ろうとすると、そこの土地を清掃中のおとうさんがいました。貴重な花であることを説明すると、さっそく「花壇のようにして持っていかれないように工夫しましょう。」と言ってくれました。了解をもらって綿毛(冠毛)の付いた種子をもらって帰ります。

3年前に偶然見つけたシロバナタンポポですが、ここでは昨年も10株以上を確認していました。寂しい思いで車を走らせていると、道路わきの白い花が目に留まり、車を止めてみるとなんと6株ほどのシロバナタンポポが点在していました。

ここにも息づいていたかと安堵して綿毛をいただきます。

家に帰るとすぐさまプランターにポットを埋め小さな種子を植えていきます。生来タンポポはセメントのわずかな隙間から花を咲かせるなど、厳しい環境のもとで息衝いてきたのですが、発芽率を高めるためにプランターにポットを埋めて水枯れを防ぎます。わたしたちが日ごろ目にするのはほとんどセイヨウタンポポですが、この外来種は受粉の必要が無く種を付ける、いわゆる「クローン体の種子」だそうです。それに対して在来種は、花粉を作り虫を媒介した受粉を必要とします。

4月12日の金曜日「男の料理教室」です。参加費300円を支払いエプロンと三角巾をつけ調理場へ行くと、今日の料理は煮つけ、スープ、胡麻和え、デザートと今日も盛りだくさんです。んん・・・・タケノコは来月にお預けでしょうか・・・・

秘密の場所でリーダの小室さん達が採ってきて、綺麗にあく抜きされたワラビです。

これまた平戸の生月島まで(行程おおよそ3時間半)行って採ってきて、皮をむき、あく抜して煮込んだツワです。毎回の手間暇かけた前準備に頭が下がります。ありがとうございます。

これまた毎度のことですが、煮つけの練り物や、デザートのヨーグルト・ジャムなどの材料もそろえてくれています。

リーダ小室さんから本日の料理について説明があります。炭焼きやタケノコ掘りなど、大変楽しい時間を過ごさせてもらっている波多江さんは、以前から会員だったらしいのですが・・・・

いつものようにに真剣な面持ちで聞き入ります。いつもなら班ごとに品数の分だけ調理しますが、今回は料理の種類ごとに3つに班分けします。

わたしは自ら煮つけを希望しました。

こちらはデザートと胡麻和え班です。班ごとの料理のため、空き時間も多く各チームの調理を勉強します。

キュウリのカット「輪切り」の講習会です。

こちらは新玉ねぎをコンソメで丸ごと湯掻いています。

調理初めて1時間ほどたちました。そろそろ盛り付けにとりかかります。

今日は20人分を盛り付けします。わたしたち煮つけ班はまず、なるべく公平に行き渡るよう、すでに煮つけを終えているワラビとツワブキを4つの皿に分けて、5人分づつ盛り付けしていきます。

他のチームも食器の準備に大わらわとなっています。

11時30分には配膳まで終わります。

いつの間にやらキュウリとワカメの酢の物まで追加されています。焼き物があれば「一汁三菜」の和食の定番となります。

公民館で働く方たちも含めて、楽しい豪勢な昼食タイムです。定年後に近所の椋野さんに紹介され、この「男の料理教室」参加したことで、茶碗洗いもでき、料理もいくつか覚え、ジャムやさつま揚げ(つけあげ)などの加工食品にもチャレンジするようになりました。また違った新しい世界が広がって大変感謝しています。

ちんけころ とうちゃんに おとこがだいどころ たっもんじゃなか ち いわれごった

小さいころ 親父に 男が台所に たつもんじゃない と 言われたもんです。


★「糸島植物友の会」での野草食会

2019年03月22日 | 料理

今年もカササギ(カチガラス)が近所の電柱に巣掛けしています。巣材に針金を使用したものがショートして停電の原因となることがあるため、これまでも幾度も撤去されていますが、毎年これを見るたびに胸が痛みます。

カササギは世界的には広く分布しているものの、日本では主に九州北部で生息しています。「カササギ生息地」が国の天然記念物に指定されてはいますが、絶滅を危惧するような状態にはまだ無いようです。写真は日本野鳥の会「フォトギャラリー野鳥写真図鑑」より

3月17日は「糸島植物友の会」の野草食会に出かけてきました。以前から登山やハイキング・散歩での草花の名前を知りたくて、山野草のポケット図鑑など入手していました。しかし、多種類の草花を調べるのには最初の検索ワードが肝心で、幾度となく実物の観察の経験を積む必要があります。そこで今回木工作家の品川さんの紹介で、「糸島植物友の会」を紹介してもらいました。

集合場所は家から10分ほどの神社です。場所に着くと仮の駐車として道路横に止めさせてもらいます。

神社のクスの大木にはカササギが巣掛けしていました。

この団体も、ご多分に漏れず年配の方たちがほとんどのようです。

中にひときわ若い青年たちが・・・・近所の高校の生物クラブとか・・・・リーダの方の母校で、この会発足の母体となったクラブとか・・・・

リーダの挨拶です。本日はわたしを含めオブ参加の人たちも多く、福岡市内からの参加者もいて総勢60数名だそうです。

ここ瑞梅寺(土地名)の春の里山の風景を楽しみながら、春の食べられる野草を採取し、調理して春を感じてもらう企画です。品川さんの奥様から野草の紹介です。

食べられる野草と、注意しなければならない野草です。

車での参加の方は先に車で、野草を散策しながら摘んでくる方たちの合流地点へ向かいました。

川沿いの広場に車を止め、私たちも山菜を摘んでいきます。

犬の散歩で汚れたヨモギを嫌い、犬が入り込むことのないような場所で摘んでいます。

ツワブキを発見しました。

田舎の鹿児島では母ちゃんたちは2月ごろから、毎日のようにこのツワブキの採集に出かけ、近所の方たちと井戸端会議をしながら、渋で真っ黒な手になりながらも、都会に住む子供たちへ田舎の春を届けるために皮剥きをしていました。50数年前、姉ちゃんと姪っ子たちと、近くの山から取ってきたツワブキを皮剥きしている母ちゃんです。今は田舎の兄ちゃんも母ちゃんと同じようにツワブキ取りが大好きなようです。

1時間ほどでツワブキやヨモギ、ノビルなどで袋も一杯になりました。歩行採集の方たちもそろそろ到着の頃です。

カワラヒワが電線にちょこんと座り、再び餌探しに田んぼへ降りるため、私たちが立ち去るのを待っています。

昔は小学校の分校だった野草会の会場へ着きました。すでに会員の方が調理の前準備を朝からやっていたそうです。ありがとうございます。

右側ブルーシートでは、取ってきた野草を種類ごとに仕分けていきます。なお、私を含め野草の知識が薄い方もいて、会員の方が食べられるのかチエックしてくれています。

高校生4人組と、会員の方とわたしは、ノビルの泥を洗い、球根から伸びた根を落とし、枯れた葉をむしるなどして、調理する状態にしていきます。半端ない数で苦労しました。

参加者が60数名とのことで、時刻は11時過ぎで昼食開始まであまり時間をかけられないこともあり、調理のお姉さま方はテンヤワンヤの状態です。

またこちらでも取ってきた野草の調理の下準備です。

今日の野草の献立のようです。

わたしたちが苦労して下準備したノビルが茹で上がりました。食欲をそそる彩に茹で上がりました。

本日とってきた野草の紹介です。

中にはお腹を壊す野草もあったようです。

お汁はヨモギ団子汁です。エメラルド色がきれいな団子に仕上がっています。

天ぷらも出来上がりました。

おいしそうに揚がっています。

こちらは和え物類

12時30分、野草料理の出来上がりです。

すこしづつ持ってきた器にいただきます。野草食バイキングです。

びっくりしたことは、会社の先輩OBの方3名が会員さんで挨拶させてもらいました。次回は北九州の平尾台でのバスツアー野草観察会とのことで、再度ご一緒させていただくこととなりました。

今日のお昼御飯ですが・・・・本音・・・・美味しいとは思いません・・・・帰りにラーメン屋に立ち寄る私がいました。

食事もそろそろ終わります。

今度は後片付けのお手伝いに入ります。

福岡は昨日の3月21日に桜の開花宣言がありましたが、分校跡のソメイヨシノもあと一週間もすれば見事な枝ぶりとなるのでしょう。

あっという間に、後片付けも終わりとなりました。

会長の挨拶で、本日の「糸島植物友の会」での野草食会も終わりとなります。

快晴の天気にも恵まれ、小春日和の野草食会となりました。先輩との再会もあり楽しい一日となりました。ありがとうございました。

かわむいで しぶいろなった かあちゃんのてと つわんにおいが なっかしか

(ツワブキ)皮むきで 渋色になった 母ちゃんの手と ツワブキの匂いが 懐かしくよみがえります。


★そば打ち体験

2019年02月28日 | 料理

けさ2月28日朝、ミヤマガラス200羽以上の大きな群れが電線に止まっていました。大陸に近いここ二丈の農耕地で風待ちでしょうか、お隣の佐賀では食事場となる農耕地も広く、木々が多い県庁周辺にねぐらとして集中し、排せつ物による道路や公園の汚れもひどい惨状だそうです。そのため大型のわなや忌避剤を施す対策をしているそうです。

一昨日新たな分野への挑戦として「糸島そばの会」へ参加させていただきました。会場は糸島市可也公民館です。

会場に着き、リーダの方へ挨拶を済ませ、材料費等の参加費をお支払いします。10時からと広報誌には記載していましたが、9時半到着したにもかかわらず9時からだったらしく、すでに会員の皆さんは蕎麦打ちに一生懸命です。

10数年来のベテランさんの打ったそばはプロにも勝る出来栄えです。打ったそばは各自お家へ持って帰るそうです。

初めてのわたしは先生のそば打ちを見学します。周りに会員の皆さんも集まってきました。

小麦粉と北海道産のそば粉2:8の二八蕎麦です。これで500gの5人前となります。

工程1.水まわし工程:そば粉と小麦粉を混ぜます。

水の量は二八で粉の重さの42%~47%程度だそうです。使用するそば粉や温度や湿度の季節などにも大きく影響するそうです。

水を加える際は1回ではなく、数回に分けて行うことが大切だそうです。手でまんべんなく水が行き渡るようにします。

工程2.練り:もみほぐすように丁寧に素早く、そして優しくなじませていきます。練るのは粘りを出すためではなく、まず生地の中にある空気を抜くためだそうです。練りすぎはそばを不味くするそうで、両手を重ねて体重をかけてゆっくりと押し出すように練るのがポイントだそうです。

工程3.くくり:鉢にこすり付けたり、手のひらで上から下へこすって表面が滑らかになるようにまとめます。

全体の表面を一カ所に押し込むようにして形を整えます。

陶器を作る際に「菊練り」という工程がありますが、蕎麦でも残っている空気の粒を抜くのが目的で「菊練り」をするそうです。

工程4.丸だし:生地と麺打ち台の間に「下打ち粉」を打ち、押しつぶして平らく丸くします。

真ん中と縁が高くなるように、生地を回転させながら手のひらで中から外に向かって押し出していきます。

指南で忙しい先生はここでもう一人の先生へ交代です。全体の丸い形を崩さないように、少しづつ回転させながらのし棒で伸ばします。

工程5.角だし:丸くのした生地を四角くするのが角だしです。生地全体が四角く、厚さが均一になるようにのします。

工程6.幅だし-仕上げのし:そばの長さをつくるのが幅だしです。生地をのし棒に巻き取り転がしてのばす「巻きのし」というやり方で伸ばします。次に生地全体の厚みが均一になるように、のし棒を転がして仕上げます。

工程7.たたみ-切り:のした生地を切るためにたたみ、手で駒板をしっかり押さえ、駒板のたての板に沿って、まっすぐに包丁をおろします。まな板に包丁がついているときに包丁を少し左に倒し駒板を蕎麦一本分ずらします。この動作を繰り返し、そばを切っていきます。

細さや長さ含め、美味しそうな美しい仕上がりです。ブラボー・・・・・

先生つきっきりで「そば打ち」はじめての体験です。とてもじゃないが先生の出来栄えと比較対象とならないバラツキ蕎麦ですが、何とか仕上がりました。「水まわし」から「たたみ」までは先生がつきっきりでしたので麺自体は立派に仕上がりましたが、麺の「切り」は日頃から魚をさばいているからでしょうか、まっすぐに包丁をおろす必要があるのですが、どうしても包丁を引いて切ろうとするので均一に切ることは困難でした。

先生の打ったそばを皆さんでいただきます。今日は本格的な鴨せいろです。

綺麗なカモ肉ですが、野鳥大好きな私には複雑な思いです。

鴨にネギはつきものです。

美味しくゆでるための工夫として、大きな鍋にたっぷりの湯を沸かし、お湯の温度が下がらないように強火のまま、1人前づつ先生が茹でていきます。

ざるですくい、ボウルの氷水の中でそばの熱とぬめりを取ります。これによりそばがしまり強いコシがうまれるそうです。

すばやくザルを置いた皿に盛っていきます。

鴨肉と焼きねぎの旨味たっぷりの熱々のお汁を継いでいきます。

やはり打ち立てのそばは絶品でした。

わたしも先生の指導の下、初めて打ったそばを持って帰りました。

先生からもらったレシピをもとに「そばつゆ」の出汁と返しを作りました。

釜からあげて10分ぐらいまでが最も美味しくいただけるそうですが、自宅では準備不足で少し時間をおいたために不味くなったと思います。そういえばセブンイレブンの「蕎麦」は時間がたっているのですが、なぜおいしいのでしょう。夏場の釣りではよく食べています。

昨夜は定例の「きらら風呂の会」でした。

飲めない私ですが、地域活動の参加で脳の活性化が進むとの話もあります。これからもたくさんの邂逅を求めて積極的に活動していきたいと思います。

「春告鳥」とはウグイスの異名ですが、人とのかかわりが最も強い野鳥ツバメも私にとっては春告鳥でしょうか。二十年近くなるのでしょうかフン害にも屈せずツバメの営巣を温かく見守り続けている馴染みの店「フィシング ナカハラ」 http://www.q.turi.ne.jp/nakahara/ を昨日27日に訪れてみました。昨年の南からの戻り確、認はたしか2月25日前後だったと聞いたように思いますが、今年は「春一番」が吹いたのにまだ帰ってきていないようです。日本野鳥の会「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」https://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/

そばうっは わっぜ むしかっか どひこたてば じょいないやろかい

そば打ちは 大変 難しいものです どれだけたてば 上手になるでしょう


★イチゴジャムづくり等々

2019年02月25日 | 料理

本日2月25日午前8時ごろ、自宅前の林でウグイスの初鳴を確認しました。確か一週間位前にテレビで「初鳴き情報」を流していたように思いますが、「ホーホケキョ」には程遠い鳴き声に、何の鳥かなぁと耳をそばだてると初練習中のウグイスでした。近隣の田園をうろついていたミヤマガラスの集団も大陸の方へ帰ったのでしょうか、昨日あれほど群れていたのに今朝は一匹も見当たりません。先週2月19日(火)「春一番」が来ました。この風が吹くと南からツバメがやってきます。いつも2月下旬ごろ顔を見せるツバメですが、毎年40もの巣で子育てするさまを温かく見守っている、馴染みの釣具屋「フィシング ナカハラ」にも、今日現在まだ姿を確認していないようです。これまでの観察から帰ってくるのは近日中でしょう。本格的に春がやってきます。写真は1月の「チャ・チャ・チャ」と地鳴きの近所のウグイスです。

ここ一週間は娘の帰国もあり慌ただしい一週間でしたが、娘ならではの物心(ぶっしん)の優しさに触れ愚妻共々に幸せの一週間でした。本日また異国の地へ帰っていきます。

近所に庄島農園というイチゴ農家さんがあります。ここのイチゴは2012年12月に品種登録された品種「レディア」をここだけで栽培しています。味をつたない言葉で表現すると、イチゴの甘みと程よい酸味、美しい色合いと形が整ったイチゴです。孫用にと買い求めに行ったところ、ジャム加工用を販売していたので躊躇なく買い求めました。

レシピは昨年から幾度となく作ってきたジャムですが、ブックマーク登録のレシピを再度確認しながら手順よく進んでいきます。

アクを取りながら煮込んでいくときれいな色のジャムが出来上がりです。

今年3回目の高菜漬けです。6Kg450円の高菜を買い求め、葉は1枚づつ洗って塩分3-5%で漬け込みました。今回は「高菜漬けの素」というものを入れてみましたが、結果古漬けするのではないので必要なかったようです。なかなか古漬けには挑戦しづらい困難さを感じます。

ダイニングの椅子が破損しました。わたしの日曜大工の師匠中園さんの家へやってきました。庭のミモザが満開です。

背もたれのところの材料に木の節があったようで、そこから破損してしまいました。

木材の硬さで難航しましたが、工程1時間ほどで完成です。あとは少し磨いて塗料を塗るだけです。

この晴天で越冬したムラサキシジミがハエと一緒に日光浴しています。

このムラサキシジミの紫のシジミチョウは十数種存在しています。蝶に関してもまだまだ素人なのですが、いろんなことの知識を増やそうとポケットじてん図鑑もいつしか増えてしまいました。

明日は初めての「糸島そばの会」へ参加して、蕎麦打ちの勉強を始めます。また、来月から「糸島植物友の会」という山野草の会に体験入会して野草の団子汁づくりをします。第2の人生もなかなか忙しい時の流れとなり、たくさんの方との邂逅が加速していきます。

めにひっ もしとかこっじゅ みひっけちよっどん いっがきれんごっ せんならねぇ

毎日 楽しいことを 探していますが 息切れしないように しなければ


★2019年01月の「男の料理教室」

2019年01月12日 | 料理

今年の冬は厚いダウンジャケットを着こむこともありません。セータの出番も2-3回程度と暖かなシーズンです。ここ福岡では夏は猛暑で冬は暖冬まさに地球温暖化を憂います。先週の「2019年1月の探鳥会」でリーダの神園さんが、「今年の冬は小鳥が少ない」とおっしゃいました。我が家でも11月にバードフィーダー(餌台)を設置しましたが、やってくるのはスズメばかりです。いつもならメジロやヒヨドリは常連さん、ジョウビタキやシロハラも時折顔を見せてくれるのですが・・・・。愛犬との散歩の鳥の観察でも、今年はヒヨドリやメジロが明らかに少なくなっています。昨年まで田んぼを縦横無尽に飛び回っていたカワラヒワも、今年はやけに小さな集団です。ただ、今年は珍しいお客様と遭遇しました。1月7日アオサギにピッタリ寄り添う若いヘラサギです。

1月9日はダイサギに寄り添うクロツラヘラサギです。探鳥会の今津の干潟では珍しくはないのですが、このヘラサギ類は名前こそサギとなっていますが、天然記念物のトキの仲間で数も少ない冬鳥です。いつもは小規模な群れで行動するので、アオサギやダイサギに寄り添っていたのでしょう。

今年初めの男の料理教室に昨日11日参加してきました。献立は博多雑煮とモヤシ炒めです。

愚妻の雑煮や母ちゃんの雑煮はカシワ汁仕立ての焼き餅です。今は亡き母ちゃんの雑煮が恋しいです。

昨夜から、煮干・シイタケ・昆布でダシを取って用意してくれています。毎回のことですがリーダ小室さんありがとうございます。

博多雑煮の特徴は、あごだしベースのすまし仕立て、お餅は焼いた丸餅で、出世魚の「ぶり」と伝統野菜の「かつお菜」をあしらってあるのが特徴です。

かつお菜は、博多に古くから伝わる高菜の仲間で、茎の部分の味がカツオ節に似ていることが名前の由来といわれています。

また、ブリは出世魚という縁起の良さもありますが、年末にお嫁さんの実家に「嫁さんぶりがよい」と大きなブリを一本持っていく風習があったそうで、お正月のおせちの材料や雑煮に使用されるようになったとも言われています。

お餅も一人3個×22名分の、70個近いものを焼いていきます。

お昼前11時30分までには調理を終えます。

本日もデザートにとキンカン漬けと煮豆をいただきました。

盛り付けに入ります。

美味しく出来上がりました。

今回は新たに一人仲間入りしましたが、相変わらず一番の若造です。

最後はいつもの調理器具の点検です。本日もありがとうございました。

お正月番組で「最強運ランキング2019」というフジテレビのバラエティ番組がありました。なんと私は576通りで575位という悪い年になる運勢とか・・・・誰が信じるもんか・・・・興味のある方は http://fcs2.sp2.fujitv.co.jp/page/0102/

こといは よかこっがなかち ゆう うんせいやったどん けんたぁ しんじらんど まっげねぇ よかといやっど

今年は いいことがないと 言う 運勢でしたが こんなもの 信じません 間違いなく いい年となりそうです。


★2018年12月の「男の料理教室」

2018年12月19日 | 料理

やはり年末の慌ただしい時期なのでしょうか、様々な用事をこなしていてブログの更新がお留守になってしまいました。まずは5日前12月14日の12月の「男の料理教室」です。

午前10時からにもかかわらず、30分前に「ちよっと、はやかったかなぁ」と教室の入り口に来てみると、ほとんどの方がすでにそろっています。

広報のお知らせで、今日の料理は「茶碗蒸し」です。一番知りたかった出汁取りは昨夜から仕込みで、すでに出来上がっていました。もう一品は野菜炒めだそうです。

リーダ小室さんからの調理の説明です。

ほうれん草とキャベツ、茶碗蒸しの銀杏は本日も差し入れです。

3班に分かれて調理を開始しますが、リーダ説明時に座った席でグループが決まるために、いつも同じメンバーになってしまいます。

茶碗蒸しの出汁はもちろん、具材まで準備できています。

茶碗蒸しの器は教室にもないために、あちこちの家庭からリーダが借りてきています。

具材入れはわたしが入れさせてもらいました。銀杏・シイタケ・タケノコ・蒲鉾・カシワ・エビで具沢山の茶碗蒸しとなりました。

野菜炒めも教えてもらいながら、わたしが炒めました。彩のいい野菜炒めとなりました。

出来上がったものを並べていきます。

茶碗蒸しはもう少しだそうです。

出来上がりです。

デザートはブルーベリーのヨーグルトです。

公民館の館長たちも一緒にいただきます。

食事の後は後片付けです。近所の椋野さんが・・・・洗剤は茶碗に水と一緒に入れてスポンジで洗うと便利よ・・・・なるほど・・・・

おいしい地元どれの残ったお米は、毎回もらって帰ります。

調理器具の点検で終わりとなります。

「西郷どん」が終わりました。最終回も涙なしでは見られません。ただ、昔から聞き伝えていたことは、「西郷どん」の最期は、城山洞穴で「晋どん、もうここでよか」と別府晋介の方を振り返り、その場に正座して、東の方に手を合わせた後、別府の手助けを借りて自ら命を絶ったと聞いています。その模様の観光案内のブルーのソノシートが昔の我が家にあり、あんちゃんのプレーヤーで聞いていました。その後、首を政府軍に取られないように、従卒が隠したそうです。その首が数十年も前ですが、竹林でみつかったと鹿児島のテレビや新聞で大騒ぎになったことを覚えています、しかし、2014年に西郷隆盛の首を発見した将校の履歴書が発見されました。ここに書かれていたのは首を見つけた時の詳細でした。死後130年以上を経てようやく首を発見した経緯が明らかになり、「西郷どん」の首の真贋論争に歴史上の終止符が打たれました。しかし、理由は言葉では言い表せませんが、無学な私たちは認めたくありませし、いつまでも浪漫のある英傑「西郷どん」を慕い続けます。写真は昨年7月帰郷の際の桜島

まいしゅう わっぜぇこ たのしんなてれび せごどんが おわってしもいもした なげあいだ あいがともさげもした

毎週 大変 楽しみなテレビ 「西郷どん」が 終わってしまいました 長い間 ありがとうございました。


★しょおつけ(干物)づくり

2018年12月10日 | 料理

週末の8日は船からのクロ釣り予定で、前回の反省を踏まえ海上釣り堀仕様で、シマノのロッド「ボーダレス」と10年前の「ステラ4000」を用意して万難を排してその日を待っていたのですが、今年一番の寒波到来で期待むなしく中止となってしまいました。

無為に過ごすことを極力なくするため、現役時代には考えられなかったことにチャレンジしています。近頃はつけ揚げ(さつま揚げ)や漬物にも挑戦していますが、大雑把なためでしょうか、美味しかったり不味かったりの繰り返しです。原因はほとんど塩と砂糖・・・・わかっています。対処する煩わしさを克服できれば・・・・こちらの写真は成功の産物です。

8日土曜日の釣りは前日船頭からの電話で海が荒れるから中止となりました。連絡のあった6日は穏やかな海だったこともあり、こちらの方は現役時代からやっている、「しょおつけ」(干物)づくりのため「唐津うまかもん市場」に仕入れに行きます。

定置網から「朝どれ」の旬のカマス、10匹260円と格安です。20匹購入しました。

次は真アジ、こちらも「朝どれ」6-8匹入りのパック販売で398円、3パック購入します。季節問わず美味しい魚ですが、この時期も脂がのってなかなかのものです。

次は近所の「おさかな天国」にやってきました。ここの魚は鮮度・価格はもちろん申し分なく、おまけに一人住まい用の刺身パックなど、お客様に寄り添った気持ちの良いお店で、昔からお客も途切れることがありません。

ここでも旬のキンナゴ(キビナゴ)を買い求めます。この魚はあまりにも鹿児島が有名ですが、こちらの魚は長崎県五島列島で獲れたものです。なお、このキンナゴ旬は3回あるそうで、脂が乗って塩焼きが美味しい2月頃、まん丸大型の白子や卵がたっぷりの天婦羅がお勧めの5月頃、そして寒が入った12月は刺身が一番美味しいそうです。1パック30-40匹入って150円、これを4パック買い求めます。なお、キンナゴは鮮度落ちが早いのでなるべくま早く調理するのが必要ですが、ネット情報にもなかったのですが、頭と胴体部分の下(心臓部分)が赤くない方が鮮度がいいと教えられてきました。放置しておくとこの部分がさらに赤みを帯びてくるのでまず間違いないと思います。

キンナゴは開く必要はありませんが、カマスとアジは1匹づつ背開きにしていきます。

一番「しょおつけ」(干物)づくりの重要な部分の塩加減です。わたしはなるべく鮮度を落とさないようにクーラーに思い切りの濃ゆい塩水を作り、この中に捌きに時間がかかるときは腐敗を防ぐため氷をおいて魚を漬け込んでいきます。魚の大きさによって漬ける時間を変えていますが、本日のアジとカマスは60分、キンナゴは40分です。塩を振るのではなく漬け込むことで魚全体に満遍なく塩を付けられます。

ハエ防止に干し網に入れて干していきます。自宅はすこし海から離れているので潮風が届きませんが、わたしのイメージでは太陽と冷たい潮風がより一層美味しさを醸し出すのではと思っています。実際どの程度味が変化するのかわかりませんが、これ以外の衛生、鮮度、捌き、塩加減はこれまでの工夫と経験で間違いありません。

夜は夜露を避けて軒下に移動します。

そろそろ乾いてきました。これで約1日半です。

なかなか美味しそうです。開きは脊柱に着いた血のりも丁寧にタワシで取り、きれいに出来上がっています。

キンナゴは乾きが早いので昨夜試食しました。直接火で焼くのではなくフライパンで直に煎る感じで焼いていきます・・・・絶品でした。なおこれらの「しょおつけ」は皆さんにはお届けできずすみませんが・・・・ほとんどが他の人の口に行ってしまいます。ことし10月にお世話になった尼崎へ送る予定でいます。

わたしの自宅から歩いて10分ほどのところに、銚子塚古墳という4世紀後半の前方後円墳があります。その敷地に明治29年前後の建築物で明治を代表する古民家があります。数年前に椛島さんという方が買い取り、引き続き旧満生家(庄屋様だったと聞いています)を守っています。この方は骨董品の収集家だったらしく、現在はその一部を展示して一般開放しています。昨日9日の昼過ぎ、地域の回覧で椛島家(旧満生家)の入場券が手に入ったので、孫連れて出かけてきました。

一年間心躍りながら見てきた「西郷どん」の、まさに今夜放送予定で「新政厚徳(新たな時代の政治を行う者は、まず個人として徳に厚くなければならない)」の旗を掲げて進軍する錦絵が展示していました。木版画には朝敵となったことで「鹿児嶋征討記」とタイトルされていますが、テレビでもご存じのように、私学校生の暴走や全国のいきり立つ藩士を抑え、汚職塗れの悪性政治をただすための上京です。結果古い時代のすべての罪を背負い一掃する死出の旅となります。この夜まさに「新政厚徳」の旗を掲げて進む「西郷どん」の物語が展開されました。年を重ね涙も枯れ気味ですが、一人で見ていたせいもあるでしょう、恥ずかしながら久しぶりに次週の最期を想い嗚咽を漏らしていました。しばらく俗世間から逃れるためテレビも消して瞑想します。

わっぜすっじゃセゴどんが らいしゅうでおわっち あっちゅうまやったどん いろんなほんもよんだたっどん しらんこっもあいもした

大好きな「西郷どん」でしたが 来週で終わりとなります あっという間でしたが いろんな本も読んだつもりですが 知らなかったこともありました。(フィクションの部分もあったように思いますが・・・・)


★ペクチンも抽出できました「柚子ジャム」づくり

2018年12月03日 | 料理

11月に自宅近くにまたチャンポン屋さんが開店しました。ここのチャンポン屋さんは、レジスターの保守メンテをやっている大作兄ぃのお客様だそうで、先日一緒に行ってごちそうになりました。ここは去年まで「リンガーハット」(チャンポン屋)さんでしたが、福重が本店で昔から有名店の「長崎亭」の支店が開店となりました。本店には何回か食べに行っていますが、同じようなおいしさでスープまで飲んでしまいました。自宅の東側にも「かいの」さん、西側に「長崎亭加布里支店」さんと、チャンポンをいただく機会が増えそうです。

先日「きらら風呂の会」の友人中島さんの山からたくさんの柚をいただき、その柚子でジャムに挑戦しました。

まず、柚子の皮をむいていきます。甘夏や八朔など好物のわたしは、写真左上の皮むき器「ムッキーちゃん」を20年近く前から愛用していますが、「COOKPAD」のレシピにも皮むきのおすすめ道具として紹介してありました。小ミカンの柚ですが、皮むきも大変便利でした。

剥いた皮を一晩水に浸して柔らかくします。

特有の渋みを取るために、皮の内側の白い部分を丁寧に取り除いていきます。

千切りにした皮を鍋に入れ、水を加え沸騰させ水洗いを2回繰り返します。こうすることで苦みが取れるそうです。

皮の処理が完了しました。

果肉を布巾で搾り、果汁を採ります。とても酸っぱいです。

今度は天然のペクチン抽出です。搾りかす(種・果皮など)を鍋に入れ、水を入れて火にかけます。沸騰してから数分に煮て、ザルでろ過してペクチン抽出の完了です。これがジャムのとろみになります。

鍋に皮・果汁と抽出したペクチンを入れて火にかけます。

沸騰してアクを丁寧にすくっていきます。クラニュー糖を入れてさらに煮詰めていきます。火を止める前に甘さの調整をしながら少しづつ砂糖を追加して、ちょうどよい甘さに調整しました。

4つの小瓶が出来上がりました。・・・・が・・・・内皮を丁寧に取り除いたにもかかわらず、苦みが強い出来上がりです。・・・・柚はやはりジャムには無理かな・・・・

ゆずんじゃむは にがかじゃむにないもしたが こんつぃの いっごのじゃむづくいでは ぺくちんなど わっぜためなっこっもあいもした

柚子のジャムは 苦いジャムになりましたが この次のイチゴジャムづくりでは ペクチンなど 大変ためになることもありました。


つけ揚げ(さつま揚げ)づくり

2018年11月24日 | 料理

昨日11月23日は「浦島太郎釣りクラブ」のクロ釣り大会でした。寄る年波と資金の関係から今回も休ませていただきましたが、なーんと師匠「なべさん」がチャンピオンになったとのことで、先ほどさっそくお祝いの電話をしました。優勝賞品はメーカはもちろんシマノの防寒着だったそうです。ファッショナブルな洋服とのことで、着るうえでの注意を一言「その防寒着を着るときは帽子をかぶってね」・・・・今年はローカル大会での優勝が3回もあるとか・・・・昔はシマノのテスターでしたが、今度はシルバー世代の釣りテスターにチャレンジしてください。なお、「浦島太郎釣りクラブ」はシマノのトーナメント覇者もいる兵ぞろいのクラブです。

まずは本題に入る前に、わたしの自宅から10分程度で行ける産直の大きな店舗4つの紹介です。まずは「伊都菜彩」ここはJA糸島(糸島農業協同組合)が運営する日本一の売上高を誇る直売所です。九州最大級の売り場面積で、季節の農畜産物がぎっしりです。

JF糸島(糸島漁業協同組合)が経営している直売所「志摩の四季」には、毎朝獲れたての新鮮な玄界灘の魚が並びます。漁師三祥丸英ちゃんもイサキなどの魚を販売していますので、お買い求めの際は「三祥丸」のラベルをお選びください。またここには新鮮な魚介類を丼にして食べられる、行列のできる「志摩の海鮮丼屋」もあります。

「産直きらら」は「二丈温泉きららの湯」の敷地内に設けられた直売所で、地元で採れた旬の新鮮な野菜・魚・果物・花・などが並びます。月に10回ほどここのお風呂をいただくわたしは、今の季節は風呂の後よくミカンを買って帰ります。

「福ふくの里」は地域の、魚と野菜の生産者の直売所です。ここは朝一番に「志摩の四季」同様に、近郊の料理店などのプロの方たちが魚を求めて行列します。

それ以外にもうひとつ紹介したいのは、自宅から20分ほどですが、ここ唐津にJA佐賀運営の「唐津うまかもん市場」があります。佐賀牛が安く買えるので、特別な日は肉を求めて出かけます。

今日はつけ揚げ(さつま揚げ)を作るため、新鮮な魚を求めて「福ふくの里」にやってきました。

前回はつけ揚げはマアジと天然真鯛のミックスです。

愚妻にも大好評でした。

去年も息子の嫁たちに大好評だったので、鰆を買い求め味噌漬けを作りました。しかし、今回の魚は脂の乗りがもう一つで残念でした。お金を出せば大型のトロットロッの美味しい魚が手に入りますが、これは小さいので2匹で550円です。

今回は孫たち用で天然マダイだけで作ります。3枚におろし皮と中骨を取り細かく切ります。鮮度は申し分なく刺身でいただけるものです。後から思ったのですが、魚はもっと細かく包丁でたたいた方がすり鉢を使う時楽なようです。

すり身に、ごぼうと人参の短冊切りと、生姜・塩・しょうゆ・みりん・酒・白だしを加え、孫たち用ということで何回か試し揚げして、砂糖を調整しながら加えていきます。擂り粉木は山椒の木で、お風呂友達の畑瀬さん作です。

天然マダイだけのすり身だとすごく上品な味に仕上がりました。

使った魚は真鯛4匹600円と調味料等となりますが、「福ふくの里」で売っていたものは4枚200円と、これも安いのですが・・・・

さきほどミヤマガラスの群れの中にコクルマガラスを探そうと、二丈の田畑にやってきました。先週と比べるとさらに大きな群れとなって、100羽以上の大きな群れとなっています。20数年からの愛器ニコンの双眼鏡で探しますが、残念ながら今日もこの中にコクルマガラスはいないようです。

途中いま満開のツワブキの花が咲いていました。このツワブキの香りを嗅ぐと、私たち子どもに田舎の季節を届けようと、春先に新芽を引いて、アクに手を黒くなりながらせっせと剥いて水でさらしている「かあちゃん」を思い出します。あいたいなぁ・・・・

つぁんにおいは かあちゃんを おめだす かざやっど なんまんだー

ツワブキの匂いは かあちゃんを 思い出す 匂いです 南無阿弥陀仏


★2018年11月の「男の料理教室」

2018年11月09日 | 料理

本日は11月の「男の料理教室」です。午後10時前一貴山公民館へ来ました。材料費300円と出席名簿にチエックします。

 

毎回材料はなるべく地元の食材ですが、買い出しの人参・ジャガイモ・豚肉など毎回ありがとうございます。

 

本日の献立は、クリームシチュー・サラダ・銀杏ご飯です。銀杏はリーダの小室さんが近所の木で、拾い集め果肉を洗い、実を取り出したものだそうです。ありがとうございます。

 

午前10時となりました。リーダから献立についての説明です・

 

毎回おなじみの方たちです。

 

 

3班に分かれて7人分づつ作っていきます。わたしもおかげさまで指示されなくても自ら行動できるようになりました。シチュウのジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ、野菜の切り方も上手になりました。

 

 

シチューはカレーと一緒で玉ねぎだけ炒め、後でじゃがいも・ニンジンと一緒に煮込んでいきます。

 

次はやさいさらだを作ります。盛り付けはヒントをもらい任せてもらいましたが、ど素人のセンスのこれでいいのでしょうか。

 

お手伝いのお姉さまに彩を誉めてもらいました。

 

 

そろそろシチューも出来上がりつつあります。各グループで味もそれぞれの特徴が出ています。

 

 今日は「糸島市二丈地域包括支援センター」から雑誌の取材もありました。お昼ご飯も一緒にどうぞ・・・・

 

先月の「男の料理教室」で、この畑にイノシシが出てきたとブログで紹介しましたが、そのいのしし近くにわなを仕掛けられ遭えなく御用となったそうです。10月末に北九州市門司区の砂防ダムから脱出できなくなった2頭のイノシシは山に返されましたが、このイノシシはカボチャを食べたばかりに害獣扱いとなったようです。写真ではまだ若い可愛いイノシシでちよっぴり残念ですが・・・・

 

ご飯もうまく炊けました。二丈の新米で大変美味しいです。

 

料理が出来上がりました。彩も申し分なし。

 

公民館の方たちも一緒にお昼をいただきます。

 

ご飯が終わると後片付けです。それぞれが自らの役目を果たし、それはそれは早い後片付けです。

 

調理器具のチエックで今日の教室は終わりです。おかげさまでこれからシチューが私の献立のメニューに追加されました。来月は茶碗蒸しとのことで、これも好物で料理のマスターが楽しみです。

 

つい先ほど蛇がいたと愚妻が大騒ぎでした。今年2月にもヒトツバの垣根に冬眠から目覚めたばかりの「アオダイショウ」が我が家にいましたが、今度愚妻の撮った写真は「アカマタ」でしょうか。わたしにとっては自然が満ち溢れている証拠と嬉しい限りです。明日は船からのクロ釣りに出かけます。天気もまずまずで期待一杯で大きなクーラーを用意しました。

 

やさいの きっかたも おかげさまで じょいなっもっした あいがとさげもし

野菜の 切り方も おかげさまで 上手になりました ありがとうございます。


★2018年10月の「男の料理教室」

2018年10月12日 | 料理

雷山千如寺にやってきました。福岡と佐賀の両県にまたがる標高九五五メートルの雷山には昔三百の僧坊があったそうで、千如寺はこの僧坊の総称です。起こりは西暦190年といわれています。本尊は鎌倉時代作の高さ四・六三メートルの十一面千手千眼観世音菩薩です。古くからあまたの人々の祈りが届けられた観音様は慈悲深いお顔です。また庭には天然記念物の樹齢約400年の大楓が鎮座しています。

また、ここには私の母方の叔父と叔母の墓があり、ここにご縁があるときは必ずお参りします。明日から故郷鹿児島へ大阪の親戚と墓参りに帰るため、線香を求めてやってきました。そもそも線香は「お香」ですからいい香りがしなければなりません。ここ数年帰郷の際は、ご先祖様や今は亡きお世話になった方たちへのお土産として、心が落ち着く香り高い、この千如寺のお線香を買い求めお供えしています。

10月の「男の料理教室」です。今日のメニューは、つい先日自分で作ったばかりの栗ご飯と水餃子のスープ、ポテトサラダです。リーダの説明の後3班に分かれます。

各班は8人分の料理を作っていきます。

まずはポテトサラダ作りです。

メニューや材料は一緒なのですが、各班ともそれぞれ工夫を凝らし作り方が違っています。

料理の時間は90分です。

 

栗はすでにリーダが渋皮まで取ってあります。毎回事前の仕込みや材料の買い出し大変ありがとうございます。

 

 

盛り付けをしていきます。今日もデザートの差し入れがあります。リンゴのシロップ煮です。ちょっとつまみ食い。絶品・・・・孫たちもリンゴが大好きなので、今度チャレンジしてみましょう。

 

ほとんどが糸島産の材料ですが、大半の食材は会員とその知り合いからの提供です。

栗ご飯も炊けたようです。こちらの班では水餃子スープの出汁について講義中でしょうか・・・・

我々の班は11時前には料理が出来上がっていましたが、11時30分が近づいたので、再度火を入れ溶き卵を流し込みます。

出来上がりました。

いただきます。

いつもお世話になる公民館の方たちと一緒にいただきます。

ごちそうさまの後片付けは見事です。自ら仕事を探し動くので素早い速さで洗い物もなくなります。

この時間帯はなぜか口数も少なく黙々と後片付けが進んでいきます。片付けが終わると、調理器具やキッチン周りの清掃の点検で終わりとなります。本日もありがとうございました。

教室も終わり自宅へ帰る道すがら、稲刈りの中の田んぼがありました。ダイサギが8羽、アオサギ3羽、カラス3羽、トビ2羽がコンバインが通った後、まだ刈り取られていない稲から飛び出してくるカエルや昆虫を狙っています。これから冬になると厳しい食糧難が待っています。頑張れ・・・・

とぃは わっぜ きっひかとこいで いきちよっどん おいたっじゃ なんちゅう だっなせいかつやろかい

鳥たちは すごく 厳しいところで 生きていますが 我々は なんという 楽な生活でしょうか。


★2018年9月の「男の料理教室」

2018年09月15日 | 料理

今日もスッキリしない天気が続いています。昼間はムシムシと汗ばむ暑さで、朝晩は過ごしやすい体感に秋の訪れを感じます。本日「男の料理教室」がある一貴山公民館に着くと子供たちの賑やかな声が聞こえてきました。声の先は隣の保育園の運動会の練習でした。

 

今日の料理は「豚キムチ」・「ソーメン汁」・「タコの酢の物」だそうです。調理場には食材の準備を終え、ソーメン汁のダシを取っています。ダシは大分県産の乾燥シイタケ、北海道産のコブ、糸島産のジャコだそうです。すでに食欲をそそる香りが漂っています。

 

 

本日もリーダ小室さんの献立説明から始まります。今日の参加者はいつもの11名と初参加者が1人、お手伝いのお姉さま4名の16名です。

 

グループに分かれて調理していきます。1グループそれぞれ7-8名分の料理を作っていきます。

 

「ソーメン汁」はダシ取りも済んでいるので、出汁の調整とソーメンの湯掻きはお姉さま方が担当です。「塩っ気が足らない」、「甘さがほしい」、ど素人の私も出汁の調整に参加します。香りが口中に広がり食欲がそそられる美味しさとなりました。お姉さまに味覚を誉められ自惚れる私です。

 

各グループにはそれぞれプロの料理人だった方たちが入っていて、細かなひと工夫を教えてくれます。

 

糸島でとれたマダコの「酢の物」が出来上がりました。隣のグループは冷蔵庫の生姜を刻むなど一工夫を模索します。

 

本日の料理の役目を終えた調理器具は、今日はあいにくの曇り空ですが洗って天日で干していきます。

 

時間はまだ11時前で、残りの料理はメインの「豚キムチ」です。調理は炊飯器のご飯の出来上がりを待ちます。

 

隣のグループはニラの茎と葉を別々にしています。なぜか聞いてみると、茎と葉は炒め順が違うことを聞き、なるほどここが料理人の一工夫と我々も慌てて3つに分けます。

 

 

最後の「豚キムチ」作りです。この後は私が炒める役となりました。ここでも冷蔵庫にあった中華ソースで一工夫を教えてもらいます。

 

美味しそうなお昼御飯が出来上がりです。米や野菜などできる限りの糸島ブランドです。

 

公民館で働く方たちへもお裾分(すそわ)けです。

 

毎回自家製の漬物なども提供されます。まんぷく状態ですが・・・・

 

食後は蜂楽饅頭と館長からコーヒーのおいしいし入れです。蜂楽饅頭は20代のころから天文館で営業していたために、鹿児島発祥としたり顔で説明しましたが、熊本県水俣市の養蜂家の方が昭和28年創業したもので、天文館もその1店舗だそうです。恥ずかしい・・・・

 

わたしの姓は平家の落ちとか・・・・「平家を滅ぼすは平家」(栄華を誇った平家があっけなく滅びた原因は、驕り高ぶった平家自身の振る舞いにあるということ。)・・・・反省しきりです。

 

食事も済み食器と調理器具を洗います。慣れた手つきと無駄の少ない動きで瞬く間に完了です。

 

毎回残った美味しい糸島産のご飯は大事なお土産です。お姉さまたちが一つ一つラップで包んでくれています。

 

最後は調理器具の点検です。

 

ナベやざる等30種類ほどあるでしょうか、これらを点検して9月の「男の料理教室」は終わりです。

 

つい先日ここ一貴山公民館の前の畑にイノシシ君が現れたとか・・・・人を怖がらず近くで撮影できたそうです。

 

 

明日は久しぶりの釣りに出かけます。ターゲットはヒラメです。自慢になりますが・・・・写真は2014年11月に釣れた86Cm(6Kg程?)のヒラメです。こうして過去のわずかばかりの成功をいつまでも引きずる、自惚れが治らないわたしです。「平家を滅ぼすは平家」やはり平家人か・・・・

ほんのこっ ひさっかぶいの よおつぃ やっど わっぜ つるっと よかどん

本当に ひさしぶりの 魚釣り です 沢山 釣れると いいのですが。


★ニンニク醤油

2018年09月10日 | 料理

ここ2-3日は恵みの雨もあり朝夕がめっきり涼しく、夜は虫の鳴き声が耳に心地よく感じられる季節となりました。今朝は夏のスタイルの定番短パンTシャツでは寒く、上下ジャージ姿です。テレビではなんと高校生が低体温症で緊急搬送されたと報じています。酷暑では静かだったフクロウも「ホーホー♪五郎助ホーホー♪」とたまに鳴いています。このスタジイの木の近くに住んでいるのですが、なかなか会えることはありません。

 

小雨で虫たちが飛び出してくるのでしょうか、もうすぐ南の越冬地を目指すツバメたちが一生懸命食事をしています。雨が止んだ後はウスバキトンボの大群です。

 

酷暑の中ではあまり見られなかった蝶も盛んに飛んでいます。蝶の種類の判別は非常に難解ですが、これはキアゲハです。似たような蝶はアゲハチョウですが、前翅の根元が黒くなっていて、アゲハチョウより黄色が強いです。もちろんネット調べです。

 

これはニラの花にやってきたヒメアカタテハで、我が家で育てたツマグロヒョウモンチョウと羽の先の模様が微妙に違っています。

 

こちらが我が家で育った6月末に撮影したツマグロヒョウモンチョウです。

 

モンシロチョウより小さいので、モンキチョウではなくキチョウです。モンキチョウとモンキアゲハは今朝も我が家を忙しく飛び回り、青い筋が特徴のアオスジアゲハと、スタジイの林を飛びまわっているクロアゲハ、この子たちは素早いのでフレームに収めることはできません。私の住んでいるこの地は野鳥だけでなく、たくさんの種類の蝶やトンボ達も見られるところでもあります。

 

8月末に兄ちゃんからの荷物の中に、兄ちゃんの畑でとれたニンニクが入っていたので、ニンニク醤油を作ることにしました。もちろんレシピは良いとこどりのネットです。

 

にんにくの皮をはいでいきます。

 

スライスしていきます。

 

あとは醤油を注いでいきますが、醤油は田舎からの取り寄せた丁子屋の醤油です。この丁子屋は元総理の小泉さんとは深い縁があるのです。

 

だんだん醤油がとろっとして、炒め物や漬け物にも合う万能調味料だそうですが・・・・

 

昨日の夕方、孫たちが家で水栽培していたカライモ(さつまいも)を畑に植えたいと持ってきました。鹿児島では収穫の時期で、芋になることができるのか不安ですが、カライモの苗は虐げられた苦しい時間から解放されます。

 

明日は退職者の会の打ち合わせで、久しぶりの博多の会社へ行ってきます。後輩たちとの再会も楽しみです。

くせ ひいの しょいを はいみっ つくったどん うんまかたろかい

臭い ニンニク 醤油を 初めて 作った見たけど 美味しいだろうか。


★零余子(むかご)飯

2018年09月07日 | 料理

まずは8月28日に発生し近畿地方に上陸した「平成30年台風第21号」と、昨日6日未明発生した「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」で、亡くなられた方々のご冥福と被災された方の早い復旧を心からお祈りします。

去年は収穫が遅くなって地中で黒くなった「落花生」が多かったため、そろそろ収穫時ではないかと畑へやってきました。カラス対策のネットをはがします。

 

残念ながらまだ小さな実も多く、まだまだかなと思われます。

 

数年前から荒れるがままに「ヤマイモ」を育てていましたが、そのヤマイモがたくさんの「零余子(むかご)」をつけていました。小さいころは風呂焚きのときに焼いて食べた記憶がありますが、知人がわざわざむかご取りに山に出かける話を聞いていたので、ひょっとすると美味しいものではないのかと思い取って帰ります。

 

小さな物を除き約120g収穫できました。むかごの料理は何がベストかどのように調理するのかネットで調べると、「むかごご飯(炊き込みご飯)」がベストなようです。

 

むかごは皮の近くに強い香りがあるので、まずはすり鉢のなかでぐるぐると転がして皮の表面を軽く落とします。手のひらを軽く押し付けるようにして、ごろごろと転がすだけです。

 

レシピを忠実に実践しようと一生懸命にすり鉢でぐるぐると転がしていきます。ふと人差し指の爪を見ると爪まで削ってしまいひりひりと痛みます。知り合いかもらっている山椒のすりこぎ棒で行うべきでした。手ではお勧めしません。コブだしと酒・塩を適宜入れ炊き込みます。

 

出来上がりましたが、やはり彩がもう一つです。

 

孫たちがやってきたので、お好み焼きとむかごご飯のおにぎりです。あまりおいしくないのか孫たちはおにぎりを残しています。嗜好の好みは千差万別で、調味料の量のまずさもあったかもしれませんが、見た目の彩も悪く、思ったほどおいしいものではありませんでした。

 

 

わっぜ うんまかじゃろち とってきたどん おもちよっほど うんまかなかったど

大変 美味しいだろうと 取ってきましたが 思ったほど 美味しいものではありませんでした。