人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★ランサムウェア(パソコンの身代金要求)がやってきました。

2018年09月29日 | 日記

台風24号の影響でしょうか昨夜から雨が降り続いています。この大型で非常に強い台風の進路にあたる地域やその周辺は、暴風や大雨に厳重な警戒が必要とのことです。大きな被害が起きないように祈るばかりです。先週収穫した落花生は乾燥を終え、フライパンで煎ってみました。期待どおりの出来栄えで香と味とも絶品です。皆さんのお口に入らないのが残念です。

 

孫のキャラクターDVDの作成にあたり、4日ぐらい前にYouTubeの動画を再生していて、たぶんバナー広告からの展開だったと思われますが、外国からの映像をクリックしてしまいました。たぶんこれが引き金だったのでしょう。パソコンにスパイウェアが仕込まれてしまいました。その結果ビットコインを要求してきました。

 

メールを閲覧すると、脅威を与える手段でしょうか、メールパスワードが勝手に変更されていています。メールパスワードを変更すると、次のようなメッセージが送られてきました。もちろんこれに応じるわけではなく、永年セキュリティ契約をしているベンダーにサポート電話をして「インストールしているのになぜこのスパイウェアをブロックできなかったのか?」問い合わせしました。理解できたのは今月公開された最新のバージョンアップをしていなかったためと思います。

 

最新版にバージョンアップして、コンピュータすべてのファイルのセキュリティチエックを実行しました。結果スパイウェアが2つ発見され駆除できました。また、脅迫文の内容がウェッブカメラはないし、ビデオ映像も存在しません。また、セキュリティチエックではマルウェアの「トロイの木馬」なども見つかりませんでした。身代金も700$から550$と一貫性がないものです。しかし、パソコンの中身がスパイされた事実がありますので、細心の注意をはらっていきたいと思います。このような悪意に満ちた卑怯な人たちが世界には存在している事実があります。皆さんもスマホやパソコン利用時は次のことを注意してください。

  1. セキュリティソフト(アプリ)を導入して、常に最新の状態を保つ
  2. フリーソフトなどのインストールやYouTubeなどでの動画閲覧も注意
  3. 突然のウイルス警告などが出ても冷静に無視する
  4. 個人情報を入力するときは細心の注意を払う

まず大事なのは最新のセキュリティソフトをインストールしておくことが肝要と思います。

 

9月27日は定例の「きらら風呂の会」でした。11月に予定の長崎旅行はメンバーが集まらず中止となりました。飲み会中心でしたので、わたしは当初から不参加の予定でした。

 

ちよっしもた ふがわいかった こいから きぃつけもんそ

あ~残念 運が悪かった これからは 気をつけましょう。


★十六夜の月(イザヨイノツキ)と秋の情景

2018年09月26日 | 日記

家の欅の葉が舞いだし落ち葉集めをしていたら、何十年ぶりでしょうか死んではいるものの「タマムシ」を見つけました。成虫の餌は「エノキ」が代表的ですが欅などニレ科広葉樹林にも集まるそうで、ここで食事をしていたのでしょうか。

 

田舎では墓地に生えている大きな「エノキ」の上をさかんに飛び回り、金色の宝石を届くはずもない網を持って眺めていました。あの当時は何匹もの「タマムシ」が飛び交っていましたが、今は「エノキ」の減少と産卵対象の伐採木自体も少なくなり、タマムシ激減の大きな要因の一つになっているそうです。写真はフリー素材より「エノキ」の大木

 

法隆寺の玉虫厨子(たまむしのずし)は飛鳥時代(7世紀)に作られ、仏像・仏画・舎利・経典などを安置するもので、装飾に玉虫の羽を使用していることから、この名があり国宝に指定されています。小学校のころこれを修復するとのことで、「タマムシ」の収集の協力があったのをなぜか鮮明に覚えています。しかし、調べてみると漆芸家が15年間かけて制作したものの、羽が足りずに未完成に終わっていたレプリカを、日本鱗翅学会が日本全国の昆虫採集家や小・中学生に呼びかけて羽を集めて完成させたそうです。わたしが採集し協力したかどうかは定かではありませんが、現在は大阪の高島屋史料館で常設展示されているそうです。写真はフリー素材より加工

 

「スズメ」や「ムクドリ」などは、夏から秋にかけて、街路樹などにびっくりするほど大勢で集まってねぐらを形成します。その年生まれの若鳥が多いとされますが、集まることでの体温の維持、翌日の餌場の探しやすさ、睡眠時の安全確保があると考えられています。

 

現役のこの季節、博多駅近くの街路樹にはムクドリの大群が押し寄せ、喧騒とフン害に大変な迷惑でしたが、写真は騒々しい鳴き声の昨日夕方の「スズメのお宿」です。

 

この時期そろそろ鯛も釣れだすころです。ここ二丈福吉の「ふくふくの里」にも昨日天然マダイが並んでいました。落ちマダイと言って冬に備え荒食いして釣りやすく、食べてもおいしいこの季節です。友達の船で10月7日に生きエビでのタイ釣りを計画しています。

 

お彼岸の期間は、「秋分の日」を中日として前後3日間を合わせた7日間で、今日9月26日は「彼岸明け」となります。昨夜は「中秋の名月(十五夜)」の次の日の「十六夜の月(イザヨイノツキ)」でした。なぜ「イザヨイ」かというと「いざよう:あれこれ迷って決心がつかない」から来ているそうで、「十五夜」よりも50分遅れて出てくる様を表現したのでしょう。なかなか趣のある日本らしい言葉です。

 

常識的な話となりますが、潮の満ち引きは月に起因しています。15日周期で新月(闇夜)から満月へというサイクルで繰り返されていますが、この新月と満月が大潮となります。恋しい海です・・・・

 

つっのよん よおついは いんも ちんがらっ つれんど

月の夜の 魚釣りは いつも 全く 釣れません。


★秋彼岸入りと落花生の収穫

2018年09月20日 | 日記

本日9月20日は秋彼岸入りだそうです。そもそも彼岸とは仏教用語で、四苦八苦を経験するこの現世を此岸(しがん)とし、煩悩を解脱した涅槃(ねはん:安楽の世界)の理想の境地を言うそうです。なかなか宗教の言葉はありがたみを誇張するきらいもあり凡人には難解です。この時期に合わせて咲くヒガンバナ(曼珠沙華)が畑の土手に咲いていました。この状況の季節を著す言葉で「行合(ゆきあい)の稲」というそうです。昨日の夕方NHKの天気予報で解説していました。「去る季節と訪れる季節が一つの空で行合う頃」という意味だそうです。こちらはなかなか風流な言い回しです。

 

このヒガンバナを見るとつい口ずさむのは、「赤い花なら 曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に 雨が降る・・・・」由利あけみさんと春日八郎さんの「長崎物語(ジャガタラお春)」ですが、小さいころに幾度となく耳にしたことがあります。なんで耳にいつまでも残っているのか、私の子守役だった大阪の姉ちゃんに電話しました。戦中の食料困難で今は亡き、従兄の「ソウイチ」という3歳の子がこの歌を歌うと、可愛いしぐさで上手に踊ったそうで、そのことを幾度となく聞かされ、耳に残っているのではということでした。叔父はわたしの名付け親でもあり、自分の家みたいに出入りしていて、家族の一員として聞いた謂れ(いわれ)因縁となっているのでしょう。ちょうどその時分私の兄「一清」も3歳で亡くなっています。電話の向こうで辛い時代を思い出し、姉ちゃんは涙ぐんでいます。歌を最後まで続けます。「濡れて泣いてる ジャガタラお春 未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る」南無阿弥陀仏・・・・今日は「彼岸入り」、これまでのご縁や感謝を感じて、浄土世界の両親やご先祖と幾多の縁者の方たちのことをすこし考えてみます。

 

今日20日からは天気の悪い日が続くとのことで、秋晴れのチョウが元気よく舞う昨日、前回チヨット早かった落花生の収穫に出かけました。

 

夏の花ヒマワリにやってきたヒメアカタテハ

 

こちらは秋の秋桜にやってきたツマグロヒョウモンチョウ。ヒメアカタテハと羽の先の模様が微妙に違っています。

 

十日前に孫たちが持って植えたカライモ(さつまいも)も元気です。

 

カラスの悪戯から守っていたシートをはがします。

 

昨年は落花生の葉がほぼ枯れだしたころ収穫したのですが、茎から地中におろしたひげから離れた実に、カビができたりしていくつかだめになりました。今回は葉が枯れだす前で絶好の収穫タイミングでは・・・・

 

離れた実も少なくベストタイミングでした。

 

一休み、持参した水の補給です。

 

ひげから離れた実は次の世代を残そうと芽吹いています。

 

一休み、やはりわたしは畑仕事は嫌いなのか、喜びの収穫時とはいえすぐにバテてしまいます。

この畑で一番大きな株です。一株に20-30の実がついています。

 

あと鍬で5堀ほどですが・・・・あまりの暑さにまた一休み。

 

やっと終わりました。ここの畑にはマリーゴールドを大事に育てています。ほんとかどうかわかりませんが、害虫は日の花を嫌うそうです。毎年植えることなく、いろんなところに芽を出してくれます。

 

おかげさまの4Kgほどの収穫となりました。

 

小さな実は塩ゆで用に、ピンクのざるの大きな実は煎っていただきます。塩ゆではネットでは圧力釜利用のレシピが多いのですが、やはり少しの硬さもほしいので、大きな鍋で20分ほど湯掻きました。硬さと塩気もグッドですぐに冷凍保存しました。煎り豆用は何日間が天日で干した後、瓶に保存して食べる数だけ取り出しフライパンで煎ります。煎り豆は塩っ気がないのですが絶品です。

 

昨日の夕方ここ糸島二丈の農道で、タイのタクシー・トゥトゥクを見ました。昔ダイハツ「ミゼット」という軽の三輪自動車「オート三輪」がありましたが、このミゼットがタイなど海外へ渡り、現地のニーズに合わせてカスタマイズされたそうです。ネット情報だと日本では百数十万円で買えるそうです。窓もドアもない爽快スタイルでギンギラギンのボディー、レトロ感満載の車体ですが、後ろから見ているとサスペンション(路面からの衝撃や振動を吸収して車体を安定させる装置)のひどさで、くるまに弱い人はすぐ酔いそうです。

 

こいから あめんひがつづっち ゆうもんやっで せしこっ だっきしょ ほいけ いんもんそ

これから 雨の日が続く というので 急いで 落花生を 掘りに 行きましょう。


★ヒラメ釣り顛末

2018年09月17日 | 釣り

朝夕ようやくしのぎやすくなり、欅の枯葉の竹ぼうきでの掃き掃除が大変な季節となりました。また、庭を彩る花が少ない夏から秋は、スミレに似た小さな可憐花をつけるトレニアが、玄関前の階段下から自然に芽吹いて咲いています。

 

色彩の乏しくなる秋から冬の季節に咲くオキザリスが今年も芽を出し始めました。日が当たると微笑むように花が開き、雨や曇りの日は機嫌を損ねたように閉じる品種です。古いものは我が家へやってきてから5年以上になります。

 

昨日釣りの帰りに偶然駐車している足元に、4つ葉のクローバーを見つけました。カタバミはオキザリスの仲間でハート型の3枚を合わせた形をしていますが、同じような葉を持つシロツメクサは全くの別物で外来種です。4つ葉のクローバーを見付けられた者には幸運が訪れるという伝説があり、恋する乙女の願懸けに使われたりしていますが、この釣行が一緒だった小野原君曰く「3つ葉が4つ葉になるのは、人に踏まれるなどして傷がついてしまうと4枚になるそうです。」と言っていましたが、乙女心を察するにそれではだめだと調べとみると、やはり突然変異もあるそうです。やはり幸運というものは神様と近いものでなければなりません。

 

久々夜イカ釣りからおよそ一か月ぶりの魚釣りです。今日は釣友の藤井さんの船(人が乗船している真ん中の船)でターゲットはヒラメです。

 

全米オープンで優勝し、いまや時の人「大坂なおみ」さんのキャッチネット?2本がいつの間にか増えています。後で船長に聞いたところ「錦織仕様?」だそうですが・・・・

 

今日も期待一杯での出船です。

 

曇りがちの最高の日和となりました。二丈岳麓の大入港からの出船です。

 

貴重な石積みの波止ですが、今やブームのエギンガー(水イカ:アオリイカを釣る人)でいっぱいです。ほとんどのイカは1年で一生を終えるので、時期からして新子のコロッケサイズのイカで、初心(うぶ)なためにいたらすぐに釣れてしまいます。ある程度大きくなる11月まで待ってもらうといいのですが・・・・

 

本日のヒラメの餌は現地調達のアジゴなのですが、港の中のアジゴには目もくれず芥屋に向かいます。海の上空には大河ドラマ「西郷どん」のタイトルや鳴き声として、頻繁に登場する「ミサゴ」の雄姿がみえます。

 

近くで同じようにアジゴ釣りをしている漁船が、撒き餌をすると嫌うとの理由で、撒き餌なしで狙いますが、なかなか本命が釣れません。

 

漁船は十分アジゴを調達したのか、沖のヒラメポイントに向かっていきました。撒き餌を使うと一度の投入でサビキには3匹4匹と釣れてきます。わたしたちも十分確保したので釣り場に向かいます。

 

漁場は十数分のところに存在している人工漁礁の根回りです。自然漁礁と違ってこの水没させた人工の建造物は根も荒く、油断しているとすぐ根掛かりしてしまいます。本命のヒラメのあたりはなく、釣れてくるのはアコウ(キジハタ)ばかりです。しかし、わたしの釣ったこの魚は50Cm1.5Kgの超大物です。半端ない力で根に潜られましたが、何とか引き放せました。アコウは60Cmまでに育つとありますが、50Cmオーバーが釣れるのはすごく稀なのです。

 

アコウは夏場のトラフグと称される超のつく高級魚です。都会では値段の想像がつかないほどレアな種類になります。鮮度の良さとか、その時の豊漁不漁や需要供給に、値段は大きく左右されますが、基本的にはサイズで決まるようです。都会での価格でしょうが、ネット情報だと1Kgまでのサイズなら、Kg単価は3,000円~5,000円ほどの値段です。味も大きい方が美味しいため1Kg~サイズなら、Kg単価は7,000円以上になります。小さい魚としきりに謙遜の小野原君です。

 

アコウは雌性先熟(しせいせんじゅく)という性転換をおこない、子孫を残していきます。 アコウの場合は最初メスとして生活し、全長約40cmになるとオスに転換するそうです。なお、全長40㎝になるには10年前後かかると言われています。したがって藤井さんの釣ったこの魚も雄となります。

 

キジハタは、造り・煮付けで食べても美味しいですが、アラからは最高のダシが出ますので鍋料理にも適します。身はややピンク色をした白身で、刺身ではさっぱりと食べられますが、熱を通すと「ボンッ」と跳ね返る弾力があり、旨みもしっかりあります。夏のトラフグと言われる所以です。本日4匹目のアコウです。

 

この季節アコウには「イカリムシ」という寄生虫がついている魚も多くいます。どうも浅瀬のアコウには特に多いように思いますが、本日釣れた50Cmクラスのアコウにもいくつかついています。慎重に引き抜くときれいに取れますが、人が食べても害はなく、見た目が気持ち悪いのできれいに抜いて持って帰ります。この海の魚の寄生虫で釣り人に身近な種類として、

アニサキス:身や内臓の中から2~3cmほどの白く半透明の寄生虫で胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。

タイノエ:口内に寄生している節足動物で、マダイに多く寄生していることからこのように呼ばれています。釣ったタイの口の中を覗きこむと目が合う生物として有名ですが、これがついていると天然の証です。

サヨリヤドリムシ:ほとんどのサヨリの鰓に棲み着いていますが、無害で簡単に手でとれます。

 

釣れた雑魚を貰おうと「ウミネコ」が寄ってきました。わずかな褐色の羽からたぶん若鳥と思いますが、釣り船の近くにいると捨てる雑魚をもらえることを学習しているのでしょう。釣り餌の弱ったアジゴを投げてやると頭から一飲みです。何匹かあげると満足したのか飛び去って行きました。

 

朝の曇りからすっかり秋の晴天になりました。相変わらずヒラメのあたりもなく、潮どまりとなり、そろそろ帰港します。

 

本命は1匹もなく満足いく釣りとはなりませんでしたが、午後2時片付けです。

 

いつしかウネリも出てきました。

 

あたりが少ないこともあり、たくさんの餌アジゴが残っています。前の生簀にもまだたくさんのアジゴがあるので、みんなでこれらも持ち帰ります。

 

近場のため、十数分で帰れる距離です。

 

ホームの港に到着しました。

 

本日の釣果はアコウ9匹とアジゴ多数でした。

 

わたしは最初に釣りあげた大物を含め3匹とアジゴを貰ってきました。この船の釣果は全員で平等に配分します。

 

アコウは煮つけと刺身にしました。これを長男と次男の家族3家族でいただきます。

 

アジゴは40匹以上あるでしょうか。「アジの南蛮漬け」ように捌きましたが・・・・

 

孫たちはフライが食べたいと言うのであの小さなアジゴを3枚におろし、骨も2度上げして骨せんべいになるようにしました。よく切れるアジ切り包丁と捌きの腕がないとこうはできないでしょうが・・・・あいかわらず自惚れ屋の平家人(前回ブログをご覧ください)か・・・・フライは孫たちには大好評でした。

 

ひらめんよおを ついけいたどん すじあらばっけで ごろいと やっせんやらんじゃった

ヒラメを 釣りに行きましたが アコウ(すじあらは鹿児島での別名)ばっかりで まったく だめでした。


★2018年9月の「男の料理教室」

2018年09月15日 | 料理

今日もスッキリしない天気が続いています。昼間はムシムシと汗ばむ暑さで、朝晩は過ごしやすい体感に秋の訪れを感じます。本日「男の料理教室」がある一貴山公民館に着くと子供たちの賑やかな声が聞こえてきました。声の先は隣の保育園の運動会の練習でした。

 

今日の料理は「豚キムチ」・「ソーメン汁」・「タコの酢の物」だそうです。調理場には食材の準備を終え、ソーメン汁のダシを取っています。ダシは大分県産の乾燥シイタケ、北海道産のコブ、糸島産のジャコだそうです。すでに食欲をそそる香りが漂っています。

 

 

本日もリーダ小室さんの献立説明から始まります。今日の参加者はいつもの11名と初参加者が1人、お手伝いのお姉さま4名の16名です。

 

グループに分かれて調理していきます。1グループそれぞれ7-8名分の料理を作っていきます。

 

「ソーメン汁」はダシ取りも済んでいるので、出汁の調整とソーメンの湯掻きはお姉さま方が担当です。「塩っ気が足らない」、「甘さがほしい」、ど素人の私も出汁の調整に参加します。香りが口中に広がり食欲がそそられる美味しさとなりました。お姉さまに味覚を誉められ自惚れる私です。

 

各グループにはそれぞれプロの料理人だった方たちが入っていて、細かなひと工夫を教えてくれます。

 

糸島でとれたマダコの「酢の物」が出来上がりました。隣のグループは冷蔵庫の生姜を刻むなど一工夫を模索します。

 

本日の料理の役目を終えた調理器具は、今日はあいにくの曇り空ですが洗って天日で干していきます。

 

時間はまだ11時前で、残りの料理はメインの「豚キムチ」です。調理は炊飯器のご飯の出来上がりを待ちます。

 

隣のグループはニラの茎と葉を別々にしています。なぜか聞いてみると、茎と葉は炒め順が違うことを聞き、なるほどここが料理人の一工夫と我々も慌てて3つに分けます。

 

 

最後の「豚キムチ」作りです。この後は私が炒める役となりました。ここでも冷蔵庫にあった中華ソースで一工夫を教えてもらいます。

 

美味しそうなお昼御飯が出来上がりです。米や野菜などできる限りの糸島ブランドです。

 

公民館で働く方たちへもお裾分(すそわ)けです。

 

毎回自家製の漬物なども提供されます。まんぷく状態ですが・・・・

 

食後は蜂楽饅頭と館長からコーヒーのおいしいし入れです。蜂楽饅頭は20代のころから天文館で営業していたために、鹿児島発祥としたり顔で説明しましたが、熊本県水俣市の養蜂家の方が昭和28年創業したもので、天文館もその1店舗だそうです。恥ずかしい・・・・

 

わたしの姓は平家の落ちとか・・・・「平家を滅ぼすは平家」(栄華を誇った平家があっけなく滅びた原因は、驕り高ぶった平家自身の振る舞いにあるということ。)・・・・反省しきりです。

 

食事も済み食器と調理器具を洗います。慣れた手つきと無駄の少ない動きで瞬く間に完了です。

 

毎回残った美味しい糸島産のご飯は大事なお土産です。お姉さまたちが一つ一つラップで包んでくれています。

 

最後は調理器具の点検です。

 

ナベやざる等30種類ほどあるでしょうか、これらを点検して9月の「男の料理教室」は終わりです。

 

つい先日ここ一貴山公民館の前の畑にイノシシ君が現れたとか・・・・人を怖がらず近くで撮影できたそうです。

 

 

明日は久しぶりの釣りに出かけます。ターゲットはヒラメです。自慢になりますが・・・・写真は2014年11月に釣れた86Cm(6Kg程?)のヒラメです。こうして過去のわずかばかりの成功をいつまでも引きずる、自惚れが治らないわたしです。「平家を滅ぼすは平家」やはり平家人か・・・・

ほんのこっ ひさっかぶいの よおつぃ やっど わっぜ つるっと よかどん

本当に ひさしぶりの 魚釣り です 沢山 釣れると いいのですが。


★筥崎宮放生会(ほうじょうや)

2018年09月13日 | 日記

一昨日はOB会の世話人会議に出席してきました。10月の年度総会に向けての議題の事前検討で、さすがの先輩たちで闊達な意見交換がありました。当日の総会では受付の役をお願いされたので、手伝いさせてもらうこととなりました。

 

今朝、次男から放生会(ほうじょうや)に誘われ、博多の筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)に行ってきました。そもそも放生会とは、もともとは仏教の行事で仏陀の前世の流水(るすい)長者が、池で大量に死にかけている魚を助けたことが由来となっています。無駄な殺生を戒め、大地の実りに感謝する行事です。神仏習合によって神道にも取り入れられ行事だそうです。

 

車を駐車場に入れ信号待ちしていると、昔からの利用している釣具屋「中原釣具店」の親父さんたちでした。奥さん曰く「釣り具を営む者として毎年お詣りしています。」お二人とも放生会をよく理解しています。

 

福岡では「ほうじょうや」という言い方で昔から親しまれていますが、他の地域では「ほうじょうえ」と呼ぶそうです。

 

例年9月12日から18日に博多三大祭の1つとして盛大に行なわれ、千年以上の歴史があり、100万人もの人が訪れます。「ナシもカキも放生会」と言われるほど、秋の行事として親しまれている祭でもあるようです。

 

昔箱崎宮の周りは生姜畑が広がっていたので、放生会の帰りに季節物の新生姜を購入して帰ったという名残りで、葉っぱつきの新ショウガを下げて歩く姿が放生会の風物詩になっています。

 

八幡さんは日本では一番多く、全国に40,000社以上もあるといわれます。ここの「箱崎宮」は日本三大八幡(その他は大分で昨年お詣りした「宇佐神宮」と京都にある「石清水八幡宮」)のひとつです。

 

お詣りさせてもらいます。

 

 

 

境内(けいだい)では門司港発祥の「バナナの叩き売り」です。

 

本殿でお詣りします。わたしは釣り仲間のことを思いながら、日頃の殺生の許しを請いました。

 

 

箱崎の放生会では祭りの期間中、数量限定の社務所で販売される「チャンポン」が有名です。ビードロと呼ばれガラス製の吹いて音を鳴らす楽器です。息を吹き込むと「チャン」「ポン」と軽やかな音を出すことからその名がついたそうです。仕上げの絵付けは巫女さんが行っています。すぐに売り切れるそうですが、今日は数個残っていましたが、5千円から7千円と高額です。

 

もう一つ厄をはじく縁起物として「放生会おはじき」がありますが、この可愛らしいおはじきは社務所では見つけられませんでした。これは展示品です。

 

放生会の見どころは御神幸(お下り)だそうですが、西暦の奇数年開催で2018年は偶数年のためありません。神社での仏教行事ですが西暦での奇数偶数は面白いことです。

 

境内でハトの餌やりにへっぴり腰の孫です。

 

年金暮らしにはお金を使わず、いかにしてご利益を得られるか探索します。まずは金運アップのパワースポットとして人気だそうですが、「銭洗御神水」と呼ばれるスポットです。ザルに硬貨を入れこの水で洗い、そのお金を使うとお金が巡り福を授かるとのことです。本日以内にすべてお金は使い果たしました。

 

石に触れると運が湧き出るといわれる、パワースポット「湧出石(わきでいし)」も近くにありました。

 

「バナナの叩き売り」後は猿回しをやっています。孫はお猿さんとの握手に大喜びでした。

お詣りも済んで、500店もの露店が並ぶ参道を見て回ります。

 

 

参道の裏筋へ入ると、今では珍しくなった「お化け屋敷」なども健在です。さすがにこの時間帯はお休みですが、夜の賑わいの喧騒が聞こえてきそうです。

 

息子が軟式ボールでの玉当てをやります持ち球は4球です。2球とも外れ・・・・義娘が挑戦、おしい・・・・「ヘタクソやなぁー」・・・・息子が「おとうさん最後の1球」とわたしに差し出し・・・・いいとこを見せようとかっこつけたフォームで力いっぱい投げました・・・・ボールを離すべきタイミングが遅れ・・・・足元2mほどのところから大きくバウンドして・・・・とんでもないところへぶつかっていきます・・・・お店のおじさんと息子たちは顔を見合わせ・・・・沈黙・・・・大笑いが起きました。たったの300円で、それ以上と思える笑いを誘えてよかったよかった。

 

いつもの人酔いが襲ってきました。孫も眠りにつき、雨もぽとぽと雲行きも怪しくなり、息子たちを急がして帰路につきます。

 

明日は9月の「男の料理教室」です。

はいみっ いった ほうじょうや やったどん わっぜ にっぎゃか まついごわんどなあ

初めて 行った 放生会 でしたが 凄く 賑やかな 祭りですね。


★ニンニク醤油

2018年09月10日 | 料理

ここ2-3日は恵みの雨もあり朝夕がめっきり涼しく、夜は虫の鳴き声が耳に心地よく感じられる季節となりました。今朝は夏のスタイルの定番短パンTシャツでは寒く、上下ジャージ姿です。テレビではなんと高校生が低体温症で緊急搬送されたと報じています。酷暑では静かだったフクロウも「ホーホー♪五郎助ホーホー♪」とたまに鳴いています。このスタジイの木の近くに住んでいるのですが、なかなか会えることはありません。

 

小雨で虫たちが飛び出してくるのでしょうか、もうすぐ南の越冬地を目指すツバメたちが一生懸命食事をしています。雨が止んだ後はウスバキトンボの大群です。

 

酷暑の中ではあまり見られなかった蝶も盛んに飛んでいます。蝶の種類の判別は非常に難解ですが、これはキアゲハです。似たような蝶はアゲハチョウですが、前翅の根元が黒くなっていて、アゲハチョウより黄色が強いです。もちろんネット調べです。

 

これはニラの花にやってきたヒメアカタテハで、我が家で育てたツマグロヒョウモンチョウと羽の先の模様が微妙に違っています。

 

こちらが我が家で育った6月末に撮影したツマグロヒョウモンチョウです。

 

モンシロチョウより小さいので、モンキチョウではなくキチョウです。モンキチョウとモンキアゲハは今朝も我が家を忙しく飛び回り、青い筋が特徴のアオスジアゲハと、スタジイの林を飛びまわっているクロアゲハ、この子たちは素早いのでフレームに収めることはできません。私の住んでいるこの地は野鳥だけでなく、たくさんの種類の蝶やトンボ達も見られるところでもあります。

 

8月末に兄ちゃんからの荷物の中に、兄ちゃんの畑でとれたニンニクが入っていたので、ニンニク醤油を作ることにしました。もちろんレシピは良いとこどりのネットです。

 

にんにくの皮をはいでいきます。

 

スライスしていきます。

 

あとは醤油を注いでいきますが、醤油は田舎からの取り寄せた丁子屋の醤油です。この丁子屋は元総理の小泉さんとは深い縁があるのです。

 

だんだん醤油がとろっとして、炒め物や漬け物にも合う万能調味料だそうですが・・・・

 

昨日の夕方、孫たちが家で水栽培していたカライモ(さつまいも)を畑に植えたいと持ってきました。鹿児島では収穫の時期で、芋になることができるのか不安ですが、カライモの苗は虐げられた苦しい時間から解放されます。

 

明日は退職者の会の打ち合わせで、久しぶりの博多の会社へ行ってきます。後輩たちとの再会も楽しみです。

くせ ひいの しょいを はいみっ つくったどん うんまかたろかい

臭い ニンニク 醤油を 初めて 作った見たけど 美味しいだろうか。


★零余子(むかご)飯

2018年09月07日 | 料理

まずは8月28日に発生し近畿地方に上陸した「平成30年台風第21号」と、昨日6日未明発生した「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」で、亡くなられた方々のご冥福と被災された方の早い復旧を心からお祈りします。

去年は収穫が遅くなって地中で黒くなった「落花生」が多かったため、そろそろ収穫時ではないかと畑へやってきました。カラス対策のネットをはがします。

 

残念ながらまだ小さな実も多く、まだまだかなと思われます。

 

数年前から荒れるがままに「ヤマイモ」を育てていましたが、そのヤマイモがたくさんの「零余子(むかご)」をつけていました。小さいころは風呂焚きのときに焼いて食べた記憶がありますが、知人がわざわざむかご取りに山に出かける話を聞いていたので、ひょっとすると美味しいものではないのかと思い取って帰ります。

 

小さな物を除き約120g収穫できました。むかごの料理は何がベストかどのように調理するのかネットで調べると、「むかごご飯(炊き込みご飯)」がベストなようです。

 

むかごは皮の近くに強い香りがあるので、まずはすり鉢のなかでぐるぐると転がして皮の表面を軽く落とします。手のひらを軽く押し付けるようにして、ごろごろと転がすだけです。

 

レシピを忠実に実践しようと一生懸命にすり鉢でぐるぐると転がしていきます。ふと人差し指の爪を見ると爪まで削ってしまいひりひりと痛みます。知り合いかもらっている山椒のすりこぎ棒で行うべきでした。手ではお勧めしません。コブだしと酒・塩を適宜入れ炊き込みます。

 

出来上がりましたが、やはり彩がもう一つです。

 

孫たちがやってきたので、お好み焼きとむかごご飯のおにぎりです。あまりおいしくないのか孫たちはおにぎりを残しています。嗜好の好みは千差万別で、調味料の量のまずさもあったかもしれませんが、見た目の彩も悪く、思ったほどおいしいものではありませんでした。

 

 

わっぜ うんまかじゃろち とってきたどん おもちよっほど うんまかなかったど

大変 美味しいだろうと 取ってきましたが 思ったほど 美味しいものではありませんでした。


★2018年9月の探鳥会

2018年09月03日 | 野鳥

暑い日がまだまだ続きますが、台風21号が明日やってきそうです。福岡への影響はほとんどないようで雨もあまり期待できないようですが、影響の予想のある地域の方は非常に強い台風です十分注意してください。

9月1日は地域の夏祭りの打ち上げでした。今年から会場や夜店の出店など祭りの形式も大幅に変えて、たくさんの武区民の参加で大変な盛り上がりでした。前年度役員時の祭り形式変更の提案者の一人としてお手伝いしましたが、雰囲気的にどうやら来年もお手伝いしなければならないようです。

 

昨日は9月の探鳥会でした。いつもの集合場所は地域の方たちが草刈り機を使っており、急遽集合場所を大学のグランド横に了解を取って変更しました。

 

昨日の恵みの雨の後ですが、今日は快晴となっています。帽子を忘れたことに気づき、いつも声をかけてもらっている森さんが、車の中で予備の帽子を探してもらっていると、南さんが「これを使ってください。いっぱいあるから遠慮しなくていいよ。」と気遣いまでしてくれ、真新しい帽子を貸してくれました。

 

リーダも到着していつもの自己紹介です。本日の参加者は23名です。

 

クリークには篭脱け鳥のコブハクチョウが餌をもらえるのかと近づいてきます。3年ほど前から住みついていて餌にはありついていそうですが、仲間のいない一人だけはさぞ寂しいことでしょう。

 

この時期は小さかったカルガモの雛も大きくなって、遠くからだと親と当歳の子の見分けも着きません。その中には何らかの事情で繁殖地に行けなかった越夏のコガモも一羽連添っています。メイン会場の干潟へ急ぎます。

 

一昔前までは、旅鳥または留鳥・迷鳥としてまれに記録される程度であったそうですが、珍しい2羽のセイタカシギを確認しました。コンパクトカメラでの望遠のため見にくいと思いますが、写真の〇印の鳥です。上の写真の方は足の色がピンクの状態で幼鳥と思われ、さかんにエビやカニなどの甲殻類・小魚・ゴカイなど首を振りながら歩いて捕食しています。

 

地味な鳥が多いシギ類の中で、コントラストな目立つ体色とかわいい顔です。特徴の脚の長さは干潟などの浅瀬で競合する、他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばし広い餌場を確保できます。写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

 

ベテラン会員の皆さんはムナグロかダイセンか?小さな特徴をとらえて鳥を特定しています。近くへ来てくれればわたしでも判明できるのですが、なんせ30-50mも離れた場所ですから素人目のわたしには難解です。

 

魚好きのわたしにはクリークはもちろん、干潟の浅瀬に住んでいる魚も非常に気になります。干潟にはいくつものくぼみがあります。このくぼみは小さいころ田舎の浜でたくさん見てきましたが、チヌ(クロダイ)がエサ取りのために掘った穴に違いありません。

 

チヌは雑食性ですが元来岩交じりの砂底の生物を好むボトムフィーダー(底から食べる者)と呼ばれています。砂底や泥底に穴を掘ってカニや二枚貝を噛み砕いて食事をします。

 

午前10時前、日差しも強くなりました。川の中には夏の旬「土用しじみ」を取る方がいます。

 

鳥の少ない時期ですが、いつもと変わらない2時間が経過しました。リーダの「帰りましょうか。」・・・・

 

今日は帽子のおかげで快適な探鳥会となりましたが、帽子の中はわたしの汗でぐっしょり濡れています。このままお返しするわけにもいかず、南さんにお話しすると、「まだほかにもたくさんあるので、差し上げます。遠慮なく使ってください。」と言ってくれます。まずこの場は「ありがとうございました。」

 

この地域の稲穂は酷暑渇水のためでしょうか、枯れた穂も見られます。大きな不作でなければよいのですが・・・・

 

鳥のすくない時期ですがたくさんの会員の方が参加しています。ただ、会員の皆さんのお話を聞いていると「○○さんは探鳥会もいけなくなって退会したそうよ。」など、ここも高齢化が進み今後の会の運営に影響が出てくるようで心配です。

 

最後の鳥合わせでは35種類の野鳥が観察されたそうです。おかげさまで今日も勉強させていただきました。来月からサマータイムがおわり朝の9時からとなります。

 

あらいよー けんぬっかひに ぼうしをもってこんで じやっどん みなみさんが 「ぼうしーかすっで」 ちゅてくれて わっぜたひかった  あいがとさげもした。

なんてことだ こんなに暑い日に 帽子を忘れて しかし 南さんが 「帽子を貸してあげる」 と言ってくれて 大変助かりました ありがとうございました。