人生は邂逅なり

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★帰郷 完結編 鹿屋から我が家へ帰還

2018年06月30日 | 旅行

今朝は堰を切ったような激しい雨と雷鳴に早く起こされましたが、サッカーがある訳でもなく再び眠りに着こうとすると、我が家の愛犬ナッちゃんは稲妻と轟く雷鳴に、心細そうで私の近くを離れません。仕方なく朝5時前起床となりましたが、いまも大雨警報中で一年前の朝倉災害地域も心配です。

写真は雨の合間を縫って、我が家の庭で大事に育てたツマグロヒョウモン蝶です。

 

パンジーとビオラの第一世代が枯れていく中、その種子から新たにビオラが芽吹きました。同じく第二世代ツマグロヒョウモン蝶の幼虫の餌となればいいのですが・・・・

 

6月24日日曜日は正喜の家に浩二とお邪魔します。浩二はわたしの車で用向きのため別行動なので、正喜の車で鹿屋へ向かいます。お昼は私のお昼の定番ともいえる、鹿屋のラーメン屋さんへ・・・・

 

ここ「麺'sら.ぱしゃ」には、「薩摩おごじょが選ぶ第1位ラーメン」の幟がはためいています。確かにおいしいラーメンですが・・・・ごま油を垂らしているようで、わたしにはスープに合わない気がしました。確かに店舗の雰囲気などは女性ごのみです。

 

浩二も遅れて到着しました。

 

正喜の家はアジサイの鉢がたくさん並びます。さぞ咲き誇る様々な色のアジサイは見事だったでしょう。

 

奥様の趣味だとか・・・・アジサイのほかにもクリスマスローズの苗木もたくさん育てています。

帰りにアジサイとクリスマスローズの苗木をもらって帰ります。

 

ここにはカナリアやキンカチョウなど数種類の小鳥も育てられています。昨年まで暮らした大阪では伝書バトもたくさん飼っていたらしく、レースのりっぱな多くのトロフィーもあります。

鳥が好きなので、「日本野鳥の会」の事務局へお願いして案内書を送ってもらいました。多趣味の正喜ですが、会員になってまた一つ世界が広がってくれればと願っています。

 

温泉好きな私のお願いで近所の「ホテル太平温泉」にやってきました。トロトロとした滑らかな肌触りのいい温泉です。ゆっくりと入りたいのですが、正喜と浩二は烏の行水、しかたなく私も30分ほどであがります。

 

深夜にはFIFAワールドカップ セネガル戦で、久しぶりに私もプレミア焼酎「伊佐美」をちびりながらの三人での観戦でした。

次の日は、浩二も私も初めての鹿屋の地です。せっかくならと少し観光をしてから福岡へ帰ることとしました。まずは奥様地元の大隅半島の屋根で「高隅山山系」の麓にある「観音淵の中世古跡塔群」を訪れました。

 

地下水が長い年月をかけて造り出した天然の洞窟で、高さ8メートル、幅16メートル、奥行30メートルもあり、洞窟の中には、鎌倉時代初期から戦国時代までの供養塔が約90基祭られています。洞窟の最深部は地下水が滾々とあふれ出しています。湧水は名水として知られ、水汲みの方も2組ほどいて超軟水でさわやかな水だそうです。いただくと確かにまろやかな冷たい美味しい水でした。

 

わたしが海を見たいといったので、「高隅山山系」を横に見ながら海に向かいます。

 

やってきたのは「荒平天神」、海に突き出た島のような岩山上(天神島)に神社が建立されている風光明媚な場所です。毎月25日は縁日として多くの参拝者が訪れるそうで、今日はその25日の日です。若いお嬢さんたちなど数組の参拝者がいました。

 

お土産を買いに鹿屋のスーパーへ、わたしは孫たちに、サツマイモ・トウモロコシ・パパイア・パッションフルーツ(昔の我が家にはこの大木がありました。懐かしい別名トケイソウです。)を買い求めます。お昼は昨日に続きラーメンをいただきます。奥様おすすめの「らーめん屋こうちゃん」です。お昼前というのに常連客と思われる方ですでにいっぱいです。

 

非常にシンプルで、これぞ「鹿児島ラーメン」と言えるような懐かしい味です。ネットの評判も、もちろんいいようです。

 

浩二も食べるのに夢中です。

なぜなのか鹿児島のラーメンには沢庵が必須です。また、これがラーメンの前菜には最適なのです。

 

桜島を背に福岡へ向かいます。鹿児島には3泊4日の行程でしたが、中身が濃くタイトなスケジュールで、一週間以上も滞在していたような心持です。

 

福岡へは夕方5時過ぎにつき、玄界灘の魚を味わってもらおうと志摩芥屋の港の横にある「朝日寿司」に案内しました。本当はわたしの釣った魚でおもてなししたいのですが・・・・

 

大将が心を込め、奥様が季節の花をちりばめた、おもてなしの季節のお寿司です。

 

地元漁師の英ちゃんに「朝日寿司」に行く話をしていたため、ありがたいことに英ちゃんからのイサキの生き作りが添えられていました。神経締めと血抜きなど丁寧に処理して、まだ尻尾を震わせている美しく盛り付けされたイサキに浩二も感動です。英ちゃん本当にありがとう・・・・

 

次の26日の朝仕事もあるとのことで大阪へ浩二は帰っていきました。大したおもてなしはできませんでしたが・・・・今度は奥様と一緒においでください。

また、鹿児島の友人たちにはこころからおもてなしを受け、帰りの車には飲めもしないのに、銘酒「一どん」・「伊佐美」、米、新茶、スイカ、浩二のお姉さま手作りのラッキョや沢庵とアブラミソなどたくさんのお土産がトランクに入りました。

昨日6月29日は昼から雨が上がったので。アジサイの植え替えや玄関前の欅のカミキリムシの退治をやっていると、ヒトツバの植栽からスズメバチが飛び出してきました。我が家の周りには蛇から鳥などたくさんの生き物が生活していますが、この獰猛なスズメバチは孫たちにとって非常に危険です。おかげでまだ小さな巣の状態で見つけたので、簡単に殺虫剤で駆除できました。

 

なげ かごんまじゃったどん わっぜかみやげは あいがとさげもした

長い鹿児島でしたが、たくさんのお土産大変ありがとうございました。


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