人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★「ボウズ」のヒラメ釣行

2018年12月20日 | 釣り

ありがたいことに田舎からの便りが今年も届きました。ポンカンは自宅の上の畑で昔十数本植えていて、ほとんど姉ちゃんや兄ちゃんたちへ、田舎の香りとして届けていました。ポンカンの匂いは父ちゃんを思い出す匂いです。

12月に入り、自ら作り出したものも含め、所用が多すぎます。OB会の世話人会議や会員宅への年末の挨拶の訪問、旬のカマスや小鯛の開きづくり、孫たちへのつけ揚(さつま揚げ)、季節の鰆の味噌漬け、白菜と高菜の漬物作り、酒は飲めないくせに、いくつかのお世話になっているサークルの忘年会など・・・・

12月15日は釣りには好天気ということで、前日の夜友人にお願いして急遽参加のヒラメ釣りに向かいます。本日のメンバーです。

石積みの波止にはミズイカ(アオリイカ)釣りで盛んにロッドを振っています。

こんな素晴らしい天気での釣りに期待も膨らみますが・・・・潮が悪い(小潮)

佐賀から参加のお二人は、前回の落とし込みで大漁だったようで、期待が膨らんでいます。

沖は少しウネリが残っていますが、波高も収まるはずです。

岸から近い海域ですが、ここにも砂取り船が海底の砂をバキュームで吸い上げています。

写真の左側のクレーンで、砂を吸い上げる筒先を海底に固定して、船上に吸い上げた後、建設資材としての砂をろ過し、泥とゴミを右側の海へ投棄していきます。こうして漁礁が泥で埋まり魚が住めない状態へと変化していきます。

近隣の漁協には膨大な額の補償金が入るらしく、ここでのコメントは差し控えます。が・・・・悲しいことです・・・・現役のころ飛行機での対馬出張時、上空から数十キロにも及ぶ泥の帯をみて心が痛みました。

まずはヒラメの餌アジゴやイワシの確保に唐津沖にやってきました。

同じように餌の確保に何艘かの船も、サビキでの餌釣りの最中です。

なかなか食いが悪いようです。いつまでたっても餌の確保に苦労している状態で、ヒラメの釣り場での確保を期待して急いで呼子沖の馬渡島沖にやってきました。

ヒラメは生きたアジを、下あごから上あごへ針を抜き差しての餌釣りです。

すぐにウッカリカサゴが釣れました。

お隣の漁船は落とし込み釣りですが、なかなか餌となるイワシやアジがサビキに掛からず、苦労しているようです。やはり小潮で潮が動かないことが原因のようです。

そろそろ午後3時、沖をあきらめ近場でのヒラメ釣り一本にかけます。

ここまで4人でウッカリカサゴ3匹といまだかつてない貧果の釣りです。

やってきたのは唐津沖、もう一艘のレジャーボートがヒラメ釣りの最中です。

釣り人に声をかけて釣り開始です。

わたしにもモゾモゾとしたあたりで、ボワッと浮いてきたのは毒魚のダルマオコゼです。あまりのお土産のなさに藤井さんが毒針を処理します。この魚対馬の民宿で食べたことがありますが、自ら料理して食べたことはありません。味は絶品なのですが・・・・

ここでもなかなかあたりが遠かったのですが、名手藤井さんへはじめてのヒラメが釣れました。型は50Cmほどの小型ですが、この状況での釣果は見事というしかありません。

日没の時間が近づいてきました。これにて納竿です。

遠くからおいでのお二人には申し訳ありませんでした。しかし、釣果なしでも満足な釣りのようです。釣り人はこうでなけりゃ・・・・

港に帰り着くころは日が沈む時でした。港には7-8人の釣り人がミズイカ狙いで餌木をキャストしています。

本日の4人の釣果はこれとだるまオコゼ、本日は手ぶらで帰ります。いまだかつて船釣りで手ぶらで帰ることはなかったのですが、こんな日があっても良いでしょう。ラインで子供たちから魚をもらいに行きますとの連絡が入ります。前日はヒラメの作りや昆布締め、煮つけなどの話をしていた手前、次の日は唐津の「うまかもん市場」でイワシの子を買いつけ揚げづくりでした。次回の釣りは竿納めで23日に生きエビでの鯛釣りを予定しています。釣果より天気が好天であることを祈るばかりです。

先週、高菜を漬けこみました。干したためでしょうか、水が上がらず3%の潮水を作り追い水しましたが、美味しく出来上がりました。子供たちも好きなので近々再度漬け込むこととします。

よかてんきにめぐまれっせぇ ついにきたどん なんちゃいつれん ひっして やった

好天気に恵まれ 釣りにやってきましたが まったく釣れない 一日 でした


★2018年12月の「男の料理教室」

2018年12月19日 | 料理

やはり年末の慌ただしい時期なのでしょうか、様々な用事をこなしていてブログの更新がお留守になってしまいました。まずは5日前12月14日の12月の「男の料理教室」です。

午前10時からにもかかわらず、30分前に「ちよっと、はやかったかなぁ」と教室の入り口に来てみると、ほとんどの方がすでにそろっています。

広報のお知らせで、今日の料理は「茶碗蒸し」です。一番知りたかった出汁取りは昨夜から仕込みで、すでに出来上がっていました。もう一品は野菜炒めだそうです。

リーダ小室さんからの調理の説明です。

ほうれん草とキャベツ、茶碗蒸しの銀杏は本日も差し入れです。

3班に分かれて調理を開始しますが、リーダ説明時に座った席でグループが決まるために、いつも同じメンバーになってしまいます。

茶碗蒸しの出汁はもちろん、具材まで準備できています。

茶碗蒸しの器は教室にもないために、あちこちの家庭からリーダが借りてきています。

具材入れはわたしが入れさせてもらいました。銀杏・シイタケ・タケノコ・蒲鉾・カシワ・エビで具沢山の茶碗蒸しとなりました。

野菜炒めも教えてもらいながら、わたしが炒めました。彩のいい野菜炒めとなりました。

出来上がったものを並べていきます。

茶碗蒸しはもう少しだそうです。

出来上がりです。

デザートはブルーベリーのヨーグルトです。

公民館の館長たちも一緒にいただきます。

食事の後は後片付けです。近所の椋野さんが・・・・洗剤は茶碗に水と一緒に入れてスポンジで洗うと便利よ・・・・なるほど・・・・

おいしい地元どれの残ったお米は、毎回もらって帰ります。

調理器具の点検で終わりとなります。

「西郷どん」が終わりました。最終回も涙なしでは見られません。ただ、昔から聞き伝えていたことは、「西郷どん」の最期は、城山洞穴で「晋どん、もうここでよか」と別府晋介の方を振り返り、その場に正座して、東の方に手を合わせた後、別府の手助けを借りて自ら命を絶ったと聞いています。その模様の観光案内のブルーのソノシートが昔の我が家にあり、あんちゃんのプレーヤーで聞いていました。その後、首を政府軍に取られないように、従卒が隠したそうです。その首が数十年も前ですが、竹林でみつかったと鹿児島のテレビや新聞で大騒ぎになったことを覚えています、しかし、2014年に西郷隆盛の首を発見した将校の履歴書が発見されました。ここに書かれていたのは首を見つけた時の詳細でした。死後130年以上を経てようやく首を発見した経緯が明らかになり、「西郷どん」の首の真贋論争に歴史上の終止符が打たれました。しかし、理由は言葉では言い表せませんが、無学な私たちは認めたくありませし、いつまでも浪漫のある英傑「西郷どん」を慕い続けます。写真は昨年7月帰郷の際の桜島

まいしゅう わっぜぇこ たのしんなてれび せごどんが おわってしもいもした なげあいだ あいがともさげもした

毎週 大変 楽しみなテレビ 「西郷どん」が 終わってしまいました 長い間 ありがとうございました。


★しょおつけ(干物)づくり

2018年12月10日 | 料理

週末の8日は船からのクロ釣り予定で、前回の反省を踏まえ海上釣り堀仕様で、シマノのロッド「ボーダレス」と10年前の「ステラ4000」を用意して万難を排してその日を待っていたのですが、今年一番の寒波到来で期待むなしく中止となってしまいました。

無為に過ごすことを極力なくするため、現役時代には考えられなかったことにチャレンジしています。近頃はつけ揚げ(さつま揚げ)や漬物にも挑戦していますが、大雑把なためでしょうか、美味しかったり不味かったりの繰り返しです。原因はほとんど塩と砂糖・・・・わかっています。対処する煩わしさを克服できれば・・・・こちらの写真は成功の産物です。

8日土曜日の釣りは前日船頭からの電話で海が荒れるから中止となりました。連絡のあった6日は穏やかな海だったこともあり、こちらの方は現役時代からやっている、「しょおつけ」(干物)づくりのため「唐津うまかもん市場」に仕入れに行きます。

定置網から「朝どれ」の旬のカマス、10匹260円と格安です。20匹購入しました。

次は真アジ、こちらも「朝どれ」6-8匹入りのパック販売で398円、3パック購入します。季節問わず美味しい魚ですが、この時期も脂がのってなかなかのものです。

次は近所の「おさかな天国」にやってきました。ここの魚は鮮度・価格はもちろん申し分なく、おまけに一人住まい用の刺身パックなど、お客様に寄り添った気持ちの良いお店で、昔からお客も途切れることがありません。

ここでも旬のキンナゴ(キビナゴ)を買い求めます。この魚はあまりにも鹿児島が有名ですが、こちらの魚は長崎県五島列島で獲れたものです。なお、このキンナゴ旬は3回あるそうで、脂が乗って塩焼きが美味しい2月頃、まん丸大型の白子や卵がたっぷりの天婦羅がお勧めの5月頃、そして寒が入った12月は刺身が一番美味しいそうです。1パック30-40匹入って150円、これを4パック買い求めます。なお、キンナゴは鮮度落ちが早いのでなるべくま早く調理するのが必要ですが、ネット情報にもなかったのですが、頭と胴体部分の下(心臓部分)が赤くない方が鮮度がいいと教えられてきました。放置しておくとこの部分がさらに赤みを帯びてくるのでまず間違いないと思います。

キンナゴは開く必要はありませんが、カマスとアジは1匹づつ背開きにしていきます。

一番「しょおつけ」(干物)づくりの重要な部分の塩加減です。わたしはなるべく鮮度を落とさないようにクーラーに思い切りの濃ゆい塩水を作り、この中に捌きに時間がかかるときは腐敗を防ぐため氷をおいて魚を漬け込んでいきます。魚の大きさによって漬ける時間を変えていますが、本日のアジとカマスは60分、キンナゴは40分です。塩を振るのではなく漬け込むことで魚全体に満遍なく塩を付けられます。

ハエ防止に干し網に入れて干していきます。自宅はすこし海から離れているので潮風が届きませんが、わたしのイメージでは太陽と冷たい潮風がより一層美味しさを醸し出すのではと思っています。実際どの程度味が変化するのかわかりませんが、これ以外の衛生、鮮度、捌き、塩加減はこれまでの工夫と経験で間違いありません。

夜は夜露を避けて軒下に移動します。

そろそろ乾いてきました。これで約1日半です。

なかなか美味しそうです。開きは脊柱に着いた血のりも丁寧にタワシで取り、きれいに出来上がっています。

キンナゴは乾きが早いので昨夜試食しました。直接火で焼くのではなくフライパンで直に煎る感じで焼いていきます・・・・絶品でした。なおこれらの「しょおつけ」は皆さんにはお届けできずすみませんが・・・・ほとんどが他の人の口に行ってしまいます。ことし10月にお世話になった尼崎へ送る予定でいます。

わたしの自宅から歩いて10分ほどのところに、銚子塚古墳という4世紀後半の前方後円墳があります。その敷地に明治29年前後の建築物で明治を代表する古民家があります。数年前に椛島さんという方が買い取り、引き続き旧満生家(庄屋様だったと聞いています)を守っています。この方は骨董品の収集家だったらしく、現在はその一部を展示して一般開放しています。昨日9日の昼過ぎ、地域の回覧で椛島家(旧満生家)の入場券が手に入ったので、孫連れて出かけてきました。

一年間心躍りながら見てきた「西郷どん」の、まさに今夜放送予定で「新政厚徳(新たな時代の政治を行う者は、まず個人として徳に厚くなければならない)」の旗を掲げて進軍する錦絵が展示していました。木版画には朝敵となったことで「鹿児嶋征討記」とタイトルされていますが、テレビでもご存じのように、私学校生の暴走や全国のいきり立つ藩士を抑え、汚職塗れの悪性政治をただすための上京です。結果古い時代のすべての罪を背負い一掃する死出の旅となります。この夜まさに「新政厚徳」の旗を掲げて進む「西郷どん」の物語が展開されました。年を重ね涙も枯れ気味ですが、一人で見ていたせいもあるでしょう、恥ずかしながら久しぶりに次週の最期を想い嗚咽を漏らしていました。しばらく俗世間から逃れるためテレビも消して瞑想します。

わっぜすっじゃセゴどんが らいしゅうでおわっち あっちゅうまやったどん いろんなほんもよんだたっどん しらんこっもあいもした

大好きな「西郷どん」でしたが 来週で終わりとなります あっという間でしたが いろんな本も読んだつもりですが 知らなかったこともありました。(フィクションの部分もあったように思いますが・・・・)


★2018年12月の探鳥会

2018年12月04日 | 野鳥

本日12月04日の朝、カワラヒワ40-50羽の大きな群れ2グループを観察しました。ここ田園地帯はミヤマガラスとともに、冬の風物詩の一つでもあります。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジューイン」ですが、わが家にも四方の林からこの季節よく聞こえてきます。遠景以外の鳥の写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne

ご近所の家から、庭で自然に芽吹いたビオラとサクラソウの苗をもらってきました。ビオラは我が家へ毎年のようにやってくるツマグロヒョウモン蝶の幼虫の餌場となります。毎年20-30頭が巣立っていきます。

一般的には蝶の数え方は”匹”ですが、学術的には”頭”だそうです。西洋の動物園では飼育している生物全体の個体数をカウントするのに、種類に関係なく” head”で数えるそうです。そのうち、昆虫学者達も論文などでも研究対象であるチョウの個体を” head”で数えるようになり、20世紀初頭に日本語に訳して”頭”になったそうです。写真は今春我が家の可愛いツマグロヒョウモンたちです。

先月お休みした今津の探鳥会に出かけてきました。一番乗りで近くで鳥たちを観察します。出迎えてくれたのはムクドリ30羽ほどの群れです。

わが家の周りにもやってくる、身近な愛くるしいジョウビタキ

本日は天気も良いうえに、たくさんの冬の水鳥に会えるということで参加者も多いようです。

自己紹介で始まります。本日は初めての参加の方も数名いるようですが、わたしもまだまだ初心者でこの探鳥会参加は1年半前からの若造です。造詣が深い大先輩たちにはいつも大いなる知識にハッとさせられます。

鴨たちはまだまだ集まりが少ないようです。珍しいゴイサギがいたとのことで、皆さんの望遠鏡の向きに目を向けると、フンをして飛び去って行きました。わたしが「あっフンが落ちた!」と叫ぶと、ベテラン会員さんから、「なるべく軽い体で飛ぶように、飛び立つときにフンを落とすことが多いんだよ。」ガテン・・・・

探鳥会ルートには、水処理センターに公衆トイレと自動販売機が設置されています。探鳥会のメインステージである瑞梅寺河口の前の休憩地です。

大勢のカモたちとの再会に心が弾みます。

ちようど上げ潮で遡る小魚を、クロツラヘラサギ・ダイサギ・アオサギ・カワウ4種類の水鳥が、協力して追い込み漁をやっています。

ここには小魚も多く住んでいるためでしょうか、ミサゴもたくさん観察できます。朝食中のミサゴです。

追い込み漁の水鳥たちも、満ち潮の小魚達と一緒に上流へ登ってきました。

上空では、チョウゲンボウとカラスの戦闘が尻広げられています。このチョウゲンボウは先月もいたそうですが、ベテランの方たちによると羽色が淡いので別の個体とか・・・・

漁の終わったカワウたちが羽を乾かしています。カワウは水に潜るのが得意な鳥ですが、カモ類のように羽に油を塗って水をはじく仕組みがありません。その代わり羽が水をはじかないので、浮力が少なくなって潜りやすくなっています。だからびっしょり濡れてしまった羽を乾かすためによく羽を広げます。

沢山のカモたちが一心不乱に餌探しです。

今日の探鳥会では10種類のカモを観察したとのことです。

大ベテランの森さんが「河川をきれいにしようと、ごみ泥を取り除き、砂利を敷き詰めたところ鳥が消えた。」と話しされました。人の立場の環境保全と、人以外の生き物の立場の環境保全とは大きく異なることを教えてもらいました。

まだまだ鴨が少ないですね。

九州北部への渡来数が多いので、このように呼ばれる「筑紫鴨」(ツクシガモ)もまだ見当たりません。この鳥は絶滅危惧種で大変珍しい鴨です。

最後の観察ポイントに急ぎます。

夏、沢山のシギ千鳥でにぎわっていた川岸もすっかり寂しくなりました。ここでやっと腰を下ろすことができます。「よっこらしょ」・・・・

これで探鳥ルートも終わりとなります。

イベント最後の「鳥合わせ」が始まりました。本日は参加者30名ほど、観察した鳥の数は50種類以上でした。

本日も観察でのワンポイントを教えてもらいました。全体の大きさや色、鳴き声などから種類を識別しようとしますが、飛翔の姿や詳細な体の一部の特徴などその種のポイントをおさえることが肝要だそうです。現世で「経験豊かなベテラン」と呼べるようになるのでしょうか。

こんふゆに ここたいで かもんちょうさをすっちきいて かせっすっこっぢ しもした

この冬に この近所で 鴨の調査をすることを聞いて 手伝うことに しました。


★ペクチンも抽出できました「柚子ジャム」づくり

2018年12月03日 | 料理

11月に自宅近くにまたチャンポン屋さんが開店しました。ここのチャンポン屋さんは、レジスターの保守メンテをやっている大作兄ぃのお客様だそうで、先日一緒に行ってごちそうになりました。ここは去年まで「リンガーハット」(チャンポン屋)さんでしたが、福重が本店で昔から有名店の「長崎亭」の支店が開店となりました。本店には何回か食べに行っていますが、同じようなおいしさでスープまで飲んでしまいました。自宅の東側にも「かいの」さん、西側に「長崎亭加布里支店」さんと、チャンポンをいただく機会が増えそうです。

先日「きらら風呂の会」の友人中島さんの山からたくさんの柚をいただき、その柚子でジャムに挑戦しました。

まず、柚子の皮をむいていきます。甘夏や八朔など好物のわたしは、写真左上の皮むき器「ムッキーちゃん」を20年近く前から愛用していますが、「COOKPAD」のレシピにも皮むきのおすすめ道具として紹介してありました。小ミカンの柚ですが、皮むきも大変便利でした。

剥いた皮を一晩水に浸して柔らかくします。

特有の渋みを取るために、皮の内側の白い部分を丁寧に取り除いていきます。

千切りにした皮を鍋に入れ、水を加え沸騰させ水洗いを2回繰り返します。こうすることで苦みが取れるそうです。

皮の処理が完了しました。

果肉を布巾で搾り、果汁を採ります。とても酸っぱいです。

今度は天然のペクチン抽出です。搾りかす(種・果皮など)を鍋に入れ、水を入れて火にかけます。沸騰してから数分に煮て、ザルでろ過してペクチン抽出の完了です。これがジャムのとろみになります。

鍋に皮・果汁と抽出したペクチンを入れて火にかけます。

沸騰してアクを丁寧にすくっていきます。クラニュー糖を入れてさらに煮詰めていきます。火を止める前に甘さの調整をしながら少しづつ砂糖を追加して、ちょうどよい甘さに調整しました。

4つの小瓶が出来上がりました。・・・・が・・・・内皮を丁寧に取り除いたにもかかわらず、苦みが強い出来上がりです。・・・・柚はやはりジャムには無理かな・・・・

ゆずんじゃむは にがかじゃむにないもしたが こんつぃの いっごのじゃむづくいでは ぺくちんなど わっぜためなっこっもあいもした

柚子のジャムは 苦いジャムになりましたが この次のイチゴジャムづくりでは ペクチンなど 大変ためになることもありました。


★2018年11月「きらら風呂の会」

2018年12月03日 | 日記

本日朝まで久しぶりに作物や花に嬉しい小雨模様となりましたが、昨日の12月2日の午前中までは穏やかで麗らか(うららか)が続いていました。愛犬「なつ」との散歩で田んぼの土手にはタンポポにモンシロチョウが止まっています。

西洋たんぽぽの開花時期は春から秋ですが、日本の在来種のたんぽぽは3月~5月です。我が家の庭には1本の固有種の白花たんぽぽがあります。由来はある場所の固有種の群落地から、車に削られむき出しになった苗を1本庭に植えました。大根根も途中で切れ大分傷んで枯れるのではと思っていましたが、西洋たんぽぽの襲来にも負けず命を永らえてきたタンポポ、見事に復活してくれました。春の花が待ち遠しいです。

先週の出来事となりましたが、11月27日「きらら風呂の会」の第一回目の忘年会がありました。食処はる澤の家糸島店です。ここのマスターは剣士七段の「きらら風呂の会」会員の清澤さんです。

きらら温泉から「はる」のマイクロバスで向かいます。

現役卒業してもお陰さまでたくさんの方たちとの邂逅もあり、酒は飲めない口なのにいくつかの忘年会のお誘いがあります。ありがたいことです・・・・

ほぼ皆さんわたしの先輩ですが、多芸多趣味の方たちです。

始まって2時間ほどですがやはり寄る年波、ワインですっかり酩酊気分になったところでお開きします。

マイクロバスでお帰りです。

誰かか・・・・「トイレ行きたい」15分ほどのバスですが、お店のトイレが混雑していたこともあって急遽、市役所前広場の公衆トイレをお借りします。ワインの美味しさに負けた方はまともに歩くことさえ困難です。二人で脇を抱えて小用を足します。写真に写っている方達は酔っていない介護した人たちです。

11月末街はすっかりクリスマス気分となっていました。

かごんまでは のんかたんたっ やまいもほいが おったどん こっちでは みたこっもあったこっもねぇが よかのんかたやらい

鹿児島では 飲み方の度に 酔っぱらって絡むひとが いたけれど こちらでは 見たこともあったこともないですね いい飲み方です。