人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

「自然農」

2022年06月24日 | 日記

梅雨晴れ間、田植えの手伝いに出かけてきました。地球環境を守り、安全な食料を生産しようとして「自然農」と言われる思想的な農業です。

枯れた草が残っている田んぼに、その枯れ草を足で踏みつけ、その中にお手製の杭で穴をあけ、稲苗一本を基本として植えていきます。農機は一切なし、耕す鍬もいりません。枯草は肥料としての有機農業です。

おかげで田んぼも、そのまわりも自然がいっぱいです。例えば、福岡県では絶滅危惧Ⅱ類の「ニホンアカガエル」の子がいっぱい繁殖しています。今やネットでも売られている「ケラ」の子が水面を泳いでいます。ほかにもクモや様々な虫たちがたくさん住んでいて、作業していると体に這い上がってきます。稲が伸びると絶滅危惧種の「カヤネズミ」が巣作りするそうです。
野鳥もたくさんいました。「ヤマガラ」・「エナガ」・「キビタキ」等々、今年「アオバズク」が鳴いたとか・・・えっ、この鳥の声は・・・ヒヨドリの声に邪魔されてよく聞き取れなかったので、奥の方まで歩いていきますが、二度と鳴くこともなかったので主の名前はやめておきます。近場ではなかなか見つけることのない「ヤブコウジ」の群落が道路横に白い花をつけていました。