昔昔亭A太郎…『つる』
神田きらり…『寛永三馬術 誉れの梅花 愛宕山(前)』
(春風亭柳太交互出演)
江戸家まねき猫…「枕草子」
桂歌若…『垂乳根』
三遊亭遊吉…『粗忽の釘』
ぴろき…「ギタレレ漫談」
(宮田陽・昇休演)
古今亭寿輔…『生徒の作文』
(三遊亭左圓馬順序変更)
三笑亭夢丸…『肥甕』
ボンボンブラザース…「太神楽曲芸」
昔昔亭桃太郎…『勘定板』
春風亭小柳枝…『干物箱』
《お仲入り》
桂幸丸…「女子スポーツ選手の漫談」
新山ひでや・やすこ…「漫才」
三遊亭左圓馬…『掛け取り(喧嘩)』
(三遊亭遊三順序変更)
三遊亭遊三…『代り目(酔っ払い)』
(古今亭寿輔順序変更)
檜山うめ吉…「木更津甚句~きんらい節~粋なカラス/京の四季(秋冬の京都)踊り」
神田松鯉…【赤穂義士伝 名作揃】『赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵 徳利の別れ』
・A太郎さんの「A太郎からE太郎になる頃には・・・」のマクラ、何とかなりませんかねぇ…
・きらりさん、寄席の高座では「愛宕山」「馬揃い」「狼退治」をかけることが多いようですが、その中でも特に「愛宕山」は安定感がある上に笑いが取れるという、まさにきらりさんの“十八番”と言っても良いでしょう
・桃太郎師匠の出囃子が変わったようです。今まではその名の通り“桃太郎”でしたが、新しいものは何か歌謡曲のような感じです。
その桃太郎師匠は最前列の常連さんを見付け、
「常連がいるとネタを考えなくちゃならない」
「常連は一番前に座りたがる」
「後ろで顔を隠していればいいのに・・・」
「この常連さんは自分の独演会に来ないで、談志独演会ばかり行っている」
と、もう言いたい放題。
挙句の果てには
「ヘソのゴマを取って来たからヘソが痛い」と言い出し、顔をしかめる場面も。
結局「勘定板」でしたが、マクラからの流れに場内も大爆笑でした!
・遊吉師匠が「粗忽の釘」をかけたので、小柳枝師匠は何かな?と考えていたら若旦那の話になり、「六尺棒?」、「船徳?」(まさか!)、「湯屋番?」、「明烏?」(まさか!)、「崇徳院?」などと考えているうちに始まったのは『干物箱』でした
芸協の芝居に通い続けて9か月。芸協で初めて聴く「干物箱」が小柳枝師匠とは!!!
椅子から飛び上がりたいほどに感激しました
・松鯉先生の6日目は赤垣源蔵の「徳利の別れ」。講釈の中では名作中の名作です。
源蔵が兄の留守宅を訪ね、兄の羽織を前に今生の別れの酒を飲む場面はホロリとさせられたと思えば笑いも起こり、討ち入りを果たした源蔵が兄宅の下男に形見となるであろう品を託す場面は身じろぎもせずに聴き入ってしまいました。
◎松鯉先生の【赤穂義士伝 名作揃】も残るは4席。
27(火)・・・赤穂義士外伝…小山田庄左衛門
28(水)・・・赤穂義士外伝…天野屋利兵衛
29(木)・・・赤穂義士本伝…義士勢揃い
30(金)・・・赤穂義士本伝…義士討入り
松鯉先生の“渾身の高座”は、まるで「末廣亭」ではなく『本牧亭』で聴いているようにさえ感じます。
27・28日と外伝が続いた後、いよいよ29・30日でクライマックスを迎えます。
是非とも末廣亭で、神田松鯉先生の【義士伝 名作揃】をお楽しみ下さい!

神田きらり…『寛永三馬術 誉れの梅花 愛宕山(前)』

(春風亭柳太交互出演)
江戸家まねき猫…「枕草子」
桂歌若…『垂乳根』
三遊亭遊吉…『粗忽の釘』
ぴろき…「ギタレレ漫談」
(宮田陽・昇休演)
古今亭寿輔…『生徒の作文』
(三遊亭左圓馬順序変更)
三笑亭夢丸…『肥甕』
ボンボンブラザース…「太神楽曲芸」
昔昔亭桃太郎…『勘定板』
春風亭小柳枝…『干物箱』
《お仲入り》
桂幸丸…「女子スポーツ選手の漫談」
新山ひでや・やすこ…「漫才」
三遊亭左圓馬…『掛け取り(喧嘩)』
(三遊亭遊三順序変更)
三遊亭遊三…『代り目(酔っ払い)』
(古今亭寿輔順序変更)
檜山うめ吉…「木更津甚句~きんらい節~粋なカラス/京の四季(秋冬の京都)踊り」
神田松鯉…【赤穂義士伝 名作揃】『赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵 徳利の別れ』
・A太郎さんの「A太郎からE太郎になる頃には・・・」のマクラ、何とかなりませんかねぇ…

・きらりさん、寄席の高座では「愛宕山」「馬揃い」「狼退治」をかけることが多いようですが、その中でも特に「愛宕山」は安定感がある上に笑いが取れるという、まさにきらりさんの“十八番”と言っても良いでしょう

・桃太郎師匠の出囃子が変わったようです。今まではその名の通り“桃太郎”でしたが、新しいものは何か歌謡曲のような感じです。
その桃太郎師匠は最前列の常連さんを見付け、
「常連がいるとネタを考えなくちゃならない」
「常連は一番前に座りたがる」
「後ろで顔を隠していればいいのに・・・」
「この常連さんは自分の独演会に来ないで、談志独演会ばかり行っている」
と、もう言いたい放題。
挙句の果てには
「ヘソのゴマを取って来たからヘソが痛い」と言い出し、顔をしかめる場面も。
結局「勘定板」でしたが、マクラからの流れに場内も大爆笑でした!
・遊吉師匠が「粗忽の釘」をかけたので、小柳枝師匠は何かな?と考えていたら若旦那の話になり、「六尺棒?」、「船徳?」(まさか!)、「湯屋番?」、「明烏?」(まさか!)、「崇徳院?」などと考えているうちに始まったのは『干物箱』でした

芸協の芝居に通い続けて9か月。芸協で初めて聴く「干物箱」が小柳枝師匠とは!!!
椅子から飛び上がりたいほどに感激しました

・松鯉先生の6日目は赤垣源蔵の「徳利の別れ」。講釈の中では名作中の名作です。
源蔵が兄の留守宅を訪ね、兄の羽織を前に今生の別れの酒を飲む場面はホロリとさせられたと思えば笑いも起こり、討ち入りを果たした源蔵が兄宅の下男に形見となるであろう品を託す場面は身じろぎもせずに聴き入ってしまいました。
◎松鯉先生の【赤穂義士伝 名作揃】も残るは4席。
27(火)・・・赤穂義士外伝…小山田庄左衛門
28(水)・・・赤穂義士外伝…天野屋利兵衛
29(木)・・・赤穂義士本伝…義士勢揃い
30(金)・・・赤穂義士本伝…義士討入り
松鯉先生の“渾身の高座”は、まるで「末廣亭」ではなく『本牧亭』で聴いているようにさえ感じます。
27・28日と外伝が続いた後、いよいよ29・30日でクライマックスを迎えます。
是非とも末廣亭で、神田松鯉先生の【義士伝 名作揃】をお楽しみ下さい!