23/09/30 講談女流四天王 れきはく講談１０周年特別公演（新宿文化センター 小ホール）

～文化センター休館前特別企画～

宝井小琴・・・『猿飛佐助　生い立ち』
２１年１１月の「れきはく講談」の時に、「これからスクスクと伸びて行くと良いですね」と書きましたが、
本当に素晴らしい成長です。言葉に淀みはないし、なによりも分かりやすい。将来が楽しみです！

田辺銀冶・・・『長州ファイブ　英国密航』
一鶴師匠譲りの、一鶴一門のお家芸をハイテンションで英語も交えて楽しそうに読んでました。

神田あおい・・・『左甚五郎　七越太夫』
あおいさんも、あやめ時代から四谷の講談会には出演されてますよね。
席亭だったA さんが亡くなり、そんな思い出と共に甚五郎の読み物

《仲入り》

一龍齋貞鏡・・・『赤穂義士外伝　忠僕直助』
登場するなりあちらこちらから「待ってました」の声がかかる貞鏡さん。
１０月からいよいよ真打ということで、二ツ目最後？？？
キリっとした羽織姿に、一瞬ですが貞山先生の面影が見えました

宝井一凛・・・『曲馬団の女』
「四谷伝統芸能祭り」という言葉が出ていました。
懐かしいなぁ・・・

終演後は出演者勢揃いで、一言ずつご挨拶と、貞鏡さんの真打披露興行の話題。
全員の三本締めでお開きとなりました。