演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

09/11/30 末廣亭下席・夜の部(途中入場)

2009-11-30 | 芸協定席見ブんログ
木戸銭がになるのを待っている間(セコい客です)、隣の「あづま」のメニューを見て暇つぶし
寒風の下、腹が鳴るやら、ヨダレが出るやら、相撲取りがいびきをかくやら、巡礼の親子が泣くやら、駆け落ち者が夜っぴで話をするやら、とんと末廣亭に入場させてくれん・・・

===途中入場===

橘ノ圓…『権助魚』
談奈・・・もとい・・・旦那を小馬鹿にし、おかみさんの前で強気になる権助が最高!
サゲもあまり聴かないものでした!

《お仲入り》

三遊亭遊雀…「“蒸しタオル”と“かくし芸”の小噺」
※出囃子の「粟餅」で観客の期待が高まる中、座布団の位置を直しに前座さん(注)が出て来て、虚を突かれた客の一部がパラパラと拍手
場内バカウケ!
そこに登場した遊雀師匠。
『アタシが遊雀です。なんか今、デジャブがあったような・・・』
(注)高見盛関を細くして、中野浩一氏を太くしたような、メガネをかけた前座さんです。お名前は存じません。どなたかご存知

松旭斎小天鼻…「奇術」

古今亭寿輔…『親子酒』

三遊亭圓雀…『狸賽』
(三笑亭夢丸休演)

翁家喜楽…「太神楽曲芸」
※今日は上手側桟敷の前方で見ましたが、喜楽先生の緊張した面持ちが良く見えました。
「卵落とし」・・・もちろん大成功です!

神田松鯉…『赤穂義士本伝 -義士勢揃い-』
※四十七士が討入り前に集まる、両国の蕎麦屋が舞台。
人の良さそうな蕎麦屋の主人を松鯉先生が巧みに演じ、さらに硬軟織り交ぜての講釈には場内も固唾を呑んで聴き入っていました。
会場には「東京かわら版」のコラムでおなじみの某氏の姿も
8列目の椅子席にいたのに、松鯉先生の時には最前列に移動して楽しんでいたようです。今夜のこともコラムに書いてくれるかな?
毎月、訳のわからないまま終わってしまうコラムだから・・・

今席は4回“しか”聴けませんでしたが、『義士勢揃い~義士討入り』まで聴けて大満足の下席でした!
コメント (3)
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