2024/7/14
男女2グループが一緒に修学旅行の計画を立てているうちに、女性が直面する社会的な負荷があらわになっていく話。
序盤の会話。ありがちな言葉選びが少なく、内容はどうでもいいのに聞き続けられる。
世の中の男性から女子高校生がどう見えているのか、直接的に語られている。
短い時間でエピソードを詰め込み過ぎな感じもするけど、個人ではなくて、社会を描こうとすると必要なのかもしれない。
だいぶん物事をわかっていなさそうな彼は、姉の存在がなかったら、一生こういう問題に気づくことはなかっただろうし、実際そういう人は多いんだと思う。
なので、設定上の都合の良さは感じるものの、「いつかわかりあえる」という希望を語るのも、あるべき立ち位置ではある。
高校演劇だと展開上の都合で使われがちな恋愛の要素を、茶化さずに表現として見せているのも好き。
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