自律神経を整えよう（１）
―体と心の不調は自律神経の乱れが原因―
○自律神経が乱れる（失調する）と身体面や精神面に様々な不調が現れます。
身体症状には、倦怠感、不眠、めまい、ほてり、冷え、胃痛、下痢、便秘、食欲不振、
肩こり、腰痛、生理痛、肌荒れ等があり、精神的症状にはイライラ、焦り、集中力の
低下、倦怠感、無気力等があります。
○自律神経が乱れる原因は・・・
自律神経が乱れる原因は第１に心身のストレスです。対人関係(上司・部下、同僚、
親子、異性）の悩みや仕事への不満、家庭内のトラブル、不安や葛藤などの精神的
ストレスや過労や病気などの身体的ストレスがあります。
第２に不規則な生活習慣です。慢性的な寝不足や昼夜逆転の生活、極端なダイエッ
トや不規則な食生活などがあげられます。これらが引き金となり、免疫力を低下さ
せ、様々な症状が現れてきます。
○自律神経とは
自律神経は自分の意志とは関係なく、臓器や器官などをコントロールして生命を維持
するために働いている神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
「交感神経」は日中の活動する時に働く神経で、緊張・興奮させ、体をアクティブに
させる機能を持っています。
「副交感神経」は夜間に働く神経で体を休ませたり、精神をリラックスさせる機能を
持っています。
心身が健康な状態であるためには、「交感神経」と「副交感神経」のバランスがとれ
ていることが大切です。
自律神経によい規則正しい生活習慣(睡眠・適度な運動等）と食生活を身につけ、自
律神経をコントロールし、心身の不調を改善しよう！！
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