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プラムの部屋♪

長い長い休暇中デス。(*_ _) ゴメンナサイ。

『草の竪琴』

2005-08-11 13:25:34 | 作家か行

 トルーマン・カポーティです。



非常に幻想的で、叙情性豊かな作品です。

ある夏の終わり・・・老婦人ドリーと友人のキャサリン、

16歳の少年コリンが家出をしムクロジの樹の上の家に逃げ込みます。

そこに加わった二人の男性・・・。

彼らの奇妙な共同生活が始まります。そしてそこに訪れる多種多様な人々。。

警察官まで登場して・・・いずれも彼らの生活を脅かします。



この老婦人ドリーは、まるで少女のように可愛らしく、

語る言葉は繊細で優しいのです。

 


「聞こえる?あれは草の竪琴よ。いつもお話を聞かせてるの。

丘に眠るすべての人たち、この世に生きたすべての人たちの

物語をみんな知っているのよ。

わたしたちが死んだら、やっぱり同じようにわたしたちのことを

話してくれるのよ、あの草の竪琴は。」



少年時代から青年時代へ向かう多感な時期の心の機微を、

少年コリーが語るこの作品。。

二度と戻れない少年時代への憧憬に満ちていて、なんとも切ないです。

 

素材提供:Pari’s Wind


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