このところ世の中の動きも何かと慌しく・・・(自民圧勝でしたね。)
加えて気象状況等、自然界の動きも何やら不穏。
本当に早く平和で住みやすい日本になってほしいな。。
そんな気持ちを抱きつつ、ちょこっと散歩の帰り道・・
フッと空を見上げたら、とても綺麗な三日月のお月様がキラキラ輝いて見え
ちょっと嬉しかったです。。
もう大分前になりますが、三日月のカーブに沿ってツツ~ッと金の鎖がぶら下がり、
その先にキラキラ輝くお星様がくっついているような
なんとも素敵な光景が話題になりましたっけ
ご覧になられました?^^
空ってとっても神秘的ですね。。
降るような星空・・・とまではいかないけれど、まだほんの(?)20数年前までは
もう少し星が綺麗に見えてたように思います。
よく天体望遠鏡で夜空を見ては、未知の世界に吸い込まれてしまいそうな
なんともいえない畏敬の想いに襲われたものでした。
そんな様々な想いを巡らしているうち、浮かんだ一遍の詩、
薄幸の詩人、金子みすずさんの『夜ふけの空』
中には寂しい詩もありますが、どの作品もみすずさんの美しい
「こんなニュアンスの事、漠然と思っていたな~。」
なんて懐かしくなってしまうようなかわいらしさです。
窓の外から大きなお星様が子供の寝顔を見守って微笑んでいる図。
人と、草木のねむるとき、
空はほんとにいそがしい。
きれいなゆめを背(せな)に負い、
みんなのお床(とこ)へとどけよと、
ちらちらお空をとび交うし、
つゆひめさまは明けぬまに、
町の露台(ろだい)のお花にも、
お山のおくの下葉にも、
のこらずつゆをくばろうと、
銀のお馬車をいそがせる。
空はほんとにいそがしい。
