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プラムの部屋♪

長い長い休暇中デス。(*_ _) ゴメンナサイ。

『夜ふけの空』

2005-09-12 21:30:15 | 雑記

 このところ世の中の動きも何かと慌しく・・・(自民圧勝でしたね。)

加えて気象状況等、自然界の動きも何やら不穏。

本当に早く平和で住みやすい日本になってほしいな。。

そんな気持ちを抱きつつ、ちょこっと散歩の帰り道・・

フッと空を見上げたら、とても綺麗な三日月のお月様がキラキラ輝いて見え

ちょっと嬉しかったです。。

 

もう大分前になりますが、三日月のカーブに沿ってツツ~ッと金の鎖がぶら下がり、

その先にキラキラ輝くお星様がくっついているような

なんとも素敵な光景が話題になりましたっけ

ご覧になられました?^^

 

空ってとっても神秘的ですね。。

降るような星空・・・とまではいかないけれど、まだほんの(?)20数年前までは

もう少し星が綺麗に見えてたように思います。

よく天体望遠鏡で夜空を見ては、未知の世界に吸い込まれてしまいそうな

なんともいえない畏敬の想いに襲われたものでした。

 

そんな様々な想いを巡らしているうち、浮かんだ一遍の詩、

薄幸の詩人、金子みすずさんの『夜ふけの空』

膨大な数の素敵な詩はどれをとっても優しくて暖かい。。

中には寂しい詩もありますが、どの作品もみすずさんの美しい
 
清らかな魂が息づいてますよね~。

 

中でもこの作品は、小さな小さな子供の頃、

「こんなニュアンスの事、漠然と思っていたな~。」

なんて懐かしくなってしまうようなかわいらしさです。

窓の外から大きなお星様が子供の寝顔を見守って微笑んでいる図。

キラキラ輝くお星様。。
 
現実を知る前までは世界で一番美しい、と思っていたかも・・・。


   
   人と、草木のねむるとき、
   空はほんとにいそがしい。

   星のひかりはひとつずつ、
   きれいなゆめを背(せな)に負い、
   みんなのお床(とこ)へとどけよと、
   ちらちらお空をとび交うし、
   つゆひめさまは明けぬまに、
   町の露台(ろだい)のお花にも、
   お山のおくの下葉にも、
   のこらずつゆをくばろうと、
   銀のお馬車をいそがせる。

   花と、子どものねむるとき、
   空はほんとにいそがしい。

 
 
素材提供:ゆんフリー写真素材集

残暑お見舞い申し上げます~

2005-08-22 12:27:24 | 雑記

 まだまだ暑さが厳しい日々が続いてますが、

皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

 

私は今頃になって、夏の疲れがドドッと襲ってきたらしく・・・

なんだか不調でございます~

久しぶりに寝込んでしまいました

 

こんなに不調だったにも関わらず・・・先日、お友達に強引に連れ出され・・・

とっても素敵なお店に行って大好きなパスタ等を食べたらちょこっと復活・・・

ゲンキンな女だな~と実感してしまいました

 

このお店・・・。

アメリカンな内装で、古き良き時代そのもの

「アメリカン・グラフィティ」っぽいポスターがお店中に貼ってあり、

超ミニのかわいい制服がいかにもアメリカン

 

そしてBGMが懐かしいナンバーばかりです

ロッド・スチュアート、アバ、ビートルズ・・・

「好きにならずにいられない」・・・エルヴィスが有名ですが

大好きなコリー・ハート版だったのがめちゃめちゃ嬉しい

そして一つ一つがジャンボサイズ

全部は食べれなかったけど・・・本当に美味しかったです~

 

夏の終わりのこの時期は体調を崩しやすいと思われますので

皆様も健康管理には充分注意してお過ごし下さいネ

 

素材提供:ノンの素材部屋


好きな音楽~クラシック編

2005-08-11 12:43:24 | 雑記

 今更語る程の事ではありませんが・・・人の好みは千差万別ですね。

宇宙広しといえど、全く同じ人は一人もいない・・・

というのは改めて凄い事だな~と思います。

 

でも限りなく好みが近い人、というと結構いるのですよね。

また、必ずしも好みが近くなくても何か共通点を見出せる人もいて・・・^^

そういう意味では、このブログを通して今まで知らなかった色々な方達と

沢山お話出来て本当にとても楽しいです。

いつも有難うございます

 

で。。ここで私の音楽の好みについてちょこっと書こうと思います。

クラシック音楽の中で、私が好きな作曲家の筆頭に必ず挙げるのは

なんてったってショパン

これだけピアノ曲に貢献した作曲家は他にはいないのでは?と思うくらい。

協奏曲、バラード、スケルツォ、マズルカ、ワルツ、ソナタ・・・。

どの曲をとっても自由で優雅でロマンティックで美しい。。

も~大好きです

 

個々に好きな曲がある、という点でいえば

ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番は最高

情熱的で甘くて、魂の根底から揺さぶられる気持ちになります。

初めて聴いた時のあの衝撃・・・。忘れられません。。

でも少々不安定な印象も否めない作曲家ですね。

やはり精神的にもろい部分が、音楽にも克明に反映されるようです。

でも、そんな弱さを必死で克服しようとがんばる人って大好きなのです^^

そして彼を挙げるならやはりチャイコフスキーは欠かせませんね。

ピアノ協奏曲第一番は好きな方も多いですよね~。

ロマンティックで雄大で・・・。う~ん。。いいわぁ。。

 

でもピアノ協奏曲に関しては好きな作品を挙げれば限がないかも。。

習いたての頃、グリーグのピアノ協奏曲が弾けるようになりたくて、

冒頭部分だけを気違いのように何度も何度も練習してたっけ

でも当時はあの激しい和音の連打を繰り返すには、あまりにも技術不足でして・・・

アハハ・・・ハ

 

そして、最近オペラを聴きなおしているところですが、

沢山いる作曲家の中では、ビゼーの「カルメン」ヴェルディの「ラ・トラヴィアータ」

等は別格として・・・プッチーニが断然好き

叙情性豊かなメロディ、情熱的で甘い雰囲気、そこはかとなく漂うユーモア。。

どれを取っても素晴らしい。。

 

「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」は超有名ですが、

三部作オペラと言われる「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャン二・スキッキ」・・・

中でも「ジャン二・スキッキ」は彼の全作品中、唯一の喜劇として有名ですね。

この作品の中のアリア「私のお父さん」は大好きです

リヌッチオに恋するラウレッタが、「結婚が許されないなら自殺するわ」

と唄う、脅しのアリアですが・・・

題名だけ聞いて分からなくても、聴けばおそらく「あ~あれ!」

って分かると思われるくらい有名な曲です。

 

でもクラシック全般に至っては挙げれば限がないくらい、

素敵な音楽が世の中には溢れてますよね~。

どれが一番って決める事は不可能です。。

 

本を筆頭に、音楽や映画もこのブログに掲載する事により、

沢山の方達とふれあっていけたら楽しいな、という願いを込めて

比較的わかりやすい作品の中からちょこっと好みを書いてみました

 

素材提供:Flower mau


小さな恋のプラム^^

2005-08-01 09:40:20 | 雑記
 幼い頃の淡い恋の思い出。。

どのくらい鮮明に覚えてらっしゃいますか?^^

これは初恋ではありませんが、私の中の忘れがたい素敵な思い出の一つです

 

13歳の時、幼友達三人と共に英語塾の研修旅行に参加しました。

広い広いアメリカを目の当たりにし、地平線が見える雄大な景色に

涙が出るほど感動したこと、はっきりと覚えています。

 

そして、中でも広大な牧場でバンガローに三人で泊まり、夜を徹して語り合い、

その牧場で知り合った素敵なカウボーイ、ジョー(仮)のことでは

キャーキャー騒いでマクラ投げしたりして・・・

みんなでちょっとした恋に落ちた楽しい・・・けどちょっぴり苦い思い出です

 

カッコイイ男の子でしたヨ~^^

イメージとして最も近いのは「小さな恋のメロディ」の中のやんちゃな少年トム

でももっとずっと紳士でした^^

レディファーストなんて行為、極自然に出来ちゃうんですもの。

他にも男の子はいましたが、はっきり言って全く眼中になし!(笑)

だいたい今時の13歳で、紳士といえる少年がどのくらいいるでしょうねぇ。。

もちろん英語を勉強する為の旅行ですから、一生懸命会話をしましたヨ~。

でも分かったような分からないような妙な表情を何度もしてたかも・・・

 

でも私達・・・。確実に仲良しになれたのです。

「ねえ、ねえ、聞いてっ!」「え?なになに?」「キャ~ッ!うっそ~!」

彼のいない場所で三人が集まるとみんなで報告会

おそらく・・・密かにみんな、心の中では「私が一番ヨ」なんて思ってたかも~

でもそこはそれ、まだ幼い少女ですからネ。

 

そしてメインは最後の夜

牧場主の好意により、降るような星空の下・・・干草を敷きつめた荷馬車に乗って

ギターの弾き語りをBGMに広い敷地を何周も何周もする、

というとっても素敵な演出をして下さったのです。

 

都会の夜は明るいけれど、牧場の夜は文字通り真っ暗。

その塗ったような真っ暗な牧場を照らす唯一の光が、

空一面に広がって美しく光り輝く満天の星なのです。

 

これはも~。。実際に見た人でなければ分からない素晴らしさです。

どんな言葉をもってしても表現し切れません。

キラキラ一つ一つの星が自己主張し合い、競うように光り輝いていて

ずっと見つめているとあまりの眩さにちょっと怖くなるくらい。

なんていうか・・・生きてるんです。。

 

そしてその星空の下、荷馬車に十人くらいで詰め込まれたのですが

その中に例のジョー少年も当然のようにいて^^

一本の干草を口に含み・・・なにやら物憂い表情でボ~ッと夜空を眺めている姿は

まるで絵のような美しさ・・・。

いつまでも忘れたくなくて・・・一生懸命見つめていたら

視線を感じた彼はちらっと私を見てニヤッとニヒルな笑みを浮かべ・・・

再び自己陶酔の世界へ突入。。 

う~ん。。その一瞬に・・・私はたちまち本気の恋に落ちたのでした。。

 

お別れの日は、みんなで住所を交換し合い・・・

帰国後に早速、なんだかミミズののったくったような字を解読しつつ

一生懸命手紙を書いて送りましたが

待てど暮らせど返事は来ず・・・淡い恋は泡となって消え失せました 

あの彼も今頃は良いパパなんだろうな。。

 

素材提供:Pari’s Wind


暑中お見舞い申し上げます。

2005-07-28 22:54:05 | 雑記

 いつもご訪問下さる皆様、本当に有難うございます。

 

このところ、地震、台風と連続して災害が起きましたが

皆様お住まいの地域では被害、ありませんでしたか?

改めて天災の恐ろしさを味わい、日頃の備えが大切って事、実感致しました。

 

そして更に、本日はまた異常に暑いですね。。

と言っても地域によっては涼しいのかな?

 

季節の変わり目は健康管理が難しいと思いますので

水分、ビタミン等をしっかり採って、良く寝て^^この夏を乗り切りましょう

 

この美味しそうなオレンジジュースは

いつもお世話になっている素材屋さん「IKOI」様からお借りしました


ピアノ

2005-07-22 22:36:35 | 雑記

 まだ小学生になるかならないか・・・という頃、

母に手を引かれ、ピアノを習いに小さな教室に赴きました。

その教室は、何人もの生徒達が一つの部屋に集まって座っており、

順番に呼ばれて、ピアノを弾かされる、という方式です。

 

その先生はとても怖く、私の前の子達がことごとく怒られ、

中には半泣き状態ですごすご席に戻ってきたりして、

内心ビクビク状態でした。

やがて私の番になり、ピアノの前に座って楽譜を見たら

なぜだか妙に楽しい気持ちが湧き出てきて・・・

気が付いたらスイスイ弾いてる自分がいました。

先生は次々にページをめくっていき、その都度なぜか弾けてしまい・・・

その日のレッスンで怒られなかった生徒は記憶にある限り私だけでした。

 

何も自慢したいわけではありません。。(っつーか自慢になる話じゃないゾ)

ただ、「私にもやれる事があるのだ!」という感激を初めて味わった、

私の中でとても鮮明に覚えている大切な出来事だったのです。

そう。。私は劣等感の塊でした。

なんでも出来る年の離れた兄がいて・・・常に比べられている気がして・・・

勉強もあまり出来ず、本を読んでばかりでした。

 

「私にも少しは才能と呼べるものがあるのかも。。」

そんな気持ちを味わわせてくれたのはピアノです。

以来、ピアノが何よりも好きになり、夢中になって練習を重ね、

いつしか音大受験が目標になっておりました。

 

ピアノの音色は本当に美しい。。

私にはどんな音より心に響きます。

本とピアノ。。

これらのおかげで沢山の友達が出来、目標を見出し、

毎日が光輝くきっかけとなりました。

音大生の時代は瞬く間!

そして今はまったく、と言っていいくらい弾けません

 

そ、それはともかく・・・

このブログが本と詩と音楽・・・&映画だけなのは、

本当に好きなものでいっぱいにしたいから。。

そして、私の大好きなものを通して語り合えるような

素敵な出会いに繋がったら嬉しいな~と思っているのです。

 

素材提供:Pari’s Wind


レコード

2005-07-13 12:49:37 | 雑記

 今の時代・・・。

あらゆる物が機械化し、とても便利になりましたが、反面情緒がなくなってきましたね。。

私が幼い頃・・・TVは白黒でした

レコードのプレーヤーが我が家に訪れたのは、私が小学生時代・・・。

今はCDプレーヤーもあるしPCでも聴けますが、時々レコードの音が聴きたくなります。

もうかなり前になりますが、レコード針を買いにお店に行ったらちょっと驚かれました

そして新しいレコード針にしてレコードを聴いたら、何箇所も音が撥ね・・・

あ~もう限界なのかな~と思いつつ・・・でも捨てられないのです。

 

沢山あるレコード盤。。

中でもピアノ曲を掲載してあるクラシックは大切な思い出の品です。

音大受験を目指し、がむしゃらだった頃、更にその後も・・・

何度も何度も擦り切れるくらい聴き込んだレコード達。。

ルービンシュタインのショパン、ケンプのベートーベン、

アントルモンのラフマニノフ・・・等に憧れ、

あんな風に弾いてみたい!人を感動させてみたい!と野望を抱き・・・

どうひっくり返っても不可能と知りつつ、でも一生懸命でした。

青かったんですね~

そんな青春時代の大切な思い出のレコードは・・・

どんなに音が悪くても、やっぱり聴きたくなるのです。

 

古き良き時代・・・。振り返ってばかりの人生はつまらない。。

でも、その時代の素晴らしさを忘れたくない・・・。

このブログを通して、そんな私の心の呟きをなんとなく感じ取って頂けたら嬉しいです。

 

素材提供:Pari’s Wind