薫山とユッキーのブログ

本・映画と徒然なる日記です。
キティちゃんのコレクションも始めました。

コスモス 著者:カールセーガン

2006-06-20 21:56:39 | 
古い本で恐縮なのですが、もう一度読みたいと思っても本屋で販売されてるのを見なくなってしまいました。
本の内容は、宇宙や物理科学について書かれているのですが、ホーキンスなどの著者と比較すると、その手の知識が全く無くても楽しく読める本です。
思考実験という手法で、解説されててなんともロマンに満ちた本でした。
たとえば、光のスピードで走る車に乗ったと仮定しよう。そうすると視界が。。。
という感じで説明しているので、良質な講義を受講している感覚で、知的好奇心を満たしてくれた本です。
先カンブリア大爆発と呼ばれる現象は、何かを原因として突如光合成を行う生命誕生したという神秘さ、宇宙の構造と物質構成のミクロの世界の不思議。
マクロで考えると膨張する宇宙に果てはあるのか?
ミクロの世界では、物質構成の原点クォークも組成する粒子が。。。みたいに、巨大極小の両極点に果てがないのでは?という疑問提起。
その後も数々の宇宙論がでてきていますが、この手の話をこんなに面白く、知識の無い方(薫山のことです!)たちにも興味をもたせる書物というのは、すごいと思います。
だから、カテゴリーはお勧めにしました。

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