このブログをやっていて、通常の大学の関係者から連絡を受け取ることがあります。そこで、大学というものに関するイメ-ジが互いにあまりにもかけ離れているために、誤解をされることもありました。ですので、この「大学」をどのようなものにする予定かを記しておきます。
こちらのパレ-シア大学は、学生の組合です。
パレ-シア大学では、学生は政治的に意見を言う権利と投票権を持ちます。つまり、学生に公民権が認められているのです。学生は誰でも、会議を招集することができます また、教師ではなくチュ-タ-を雇うときには、チュ-タ-の組合だけではなく、学生の組合の面接もあります。学生側がダメだと言ったら雇われません。。(これで体罰やセクハラをするチュ-タ-は減るでしょう。)
学生は自分たちのカリキュラムを決める権利があります。(この点は、通常の大学の自治会とは異なります。)
大雑把にまとめますと、この「大学」は、「大学『からの』オルタナティブ」です。決して「大学の『ため』のオルタナティブ」ではないし、「大学『への』オルタナテイブ」でもありません。今の日本の通常の大学からは程遠いとイメ-ジしてください。
大きくて立派な建物はないし、便利なプ-ルやテニスコ-トや金をかけた実験室もありません。すべてこれから自分たちの手で作ってゆくのです。
いいかえれば、大学のルネッサンスとも言えるでしょうか。はじめヨ-ロッパに大学ができるころ、誰も大学がどんなものか知らないまま学生と教師の組合が作られました。娼館と同じ建物に大学があることもあれば、サ-ベルを使った学生の騒ぎが教師側によって中止されていたこともあったのです。
学生だから、まだ博士号をとっていないからといって自己否定的になったり卑屈になったり教員の奴隷の立場に立たずにすむ。通常の大学とはそこが決定的に違う点です。
大学を出ていないものを教養がない、文字の読み書きもできないとバカにすることもありません。そもそも、大学とは何かを考えつつやっていくので。
博士号をとっていないと(知的に)半人前だとか自立していないとかいって、人を責めさいなむこともありません。そのようなおかしなことは、通常の大学世界でやってください。わたくしどもには関係ありません。大学に行った人間しか見ないほど、わたしたちの視点は学校化されていないのです。
通常の大学関係者に、以上の点に関する誤解が多いので、確認までに記事にしました。
こちらのパレ-シア大学は、学生の組合です。
パレ-シア大学では、学生は政治的に意見を言う権利と投票権を持ちます。つまり、学生に公民権が認められているのです。学生は誰でも、会議を招集することができます また、教師ではなくチュ-タ-を雇うときには、チュ-タ-の組合だけではなく、学生の組合の面接もあります。学生側がダメだと言ったら雇われません。。(これで体罰やセクハラをするチュ-タ-は減るでしょう。)
学生は自分たちのカリキュラムを決める権利があります。(この点は、通常の大学の自治会とは異なります。)
大雑把にまとめますと、この「大学」は、「大学『からの』オルタナティブ」です。決して「大学の『ため』のオルタナティブ」ではないし、「大学『への』オルタナテイブ」でもありません。今の日本の通常の大学からは程遠いとイメ-ジしてください。
大きくて立派な建物はないし、便利なプ-ルやテニスコ-トや金をかけた実験室もありません。すべてこれから自分たちの手で作ってゆくのです。
いいかえれば、大学のルネッサンスとも言えるでしょうか。はじめヨ-ロッパに大学ができるころ、誰も大学がどんなものか知らないまま学生と教師の組合が作られました。娼館と同じ建物に大学があることもあれば、サ-ベルを使った学生の騒ぎが教師側によって中止されていたこともあったのです。
学生だから、まだ博士号をとっていないからといって自己否定的になったり卑屈になったり教員の奴隷の立場に立たずにすむ。通常の大学とはそこが決定的に違う点です。
大学を出ていないものを教養がない、文字の読み書きもできないとバカにすることもありません。そもそも、大学とは何かを考えつつやっていくので。
博士号をとっていないと(知的に)半人前だとか自立していないとかいって、人を責めさいなむこともありません。そのようなおかしなことは、通常の大学世界でやってください。わたくしどもには関係ありません。大学に行った人間しか見ないほど、わたしたちの視点は学校化されていないのです。
通常の大学関係者に、以上の点に関する誤解が多いので、確認までに記事にしました。