九州赤ベコシリーズが続きます。
昭和50年3月の改正で20系はあさかぜだけになってしまいましたが、客車の明星が増えたりと
夜の鹿児島本線は賑やかになりました。
そんな夜行列車の雰囲気を写真で表現できないかと南福岡の貨物駅前で試行錯誤。
数枚撮った中でこのED73が牽くあかつき2号が描いたイメージに近いものになりました。
水銀灯に浮かび上がるED73とスハネフ14の姿、夜の鉄路を力強く照らす二つのライト、そして
宵闇に整然と並ぶ電光表示幕。
まだまだこの頃は「ブルートレイン」の名称が一般的になる前でした。
1976年初夏 鹿児島本線南福岡駅付近 ED731000番代(番号不明) 44レあかつき2号
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今ならデジタルカメラで比較的簡単に撮れるかも知れませんが...
フィルム時代にこういう写真が撮れると嬉しかったでしょうね。
水銀灯で結構明るかったと思いますが、
トライXを1600ぐらいに増感していたかと思います。
TTLで測ってその値から1段、2段、3段と
露出を解放に向けて開けていったり、SSを
どんどん遅くしたりと・・・。
現像した時は結構ドキドキしながらでした。